交流戦の始まる前は5連勝と波に乗りかけているトラは、明日からの交流戦は、今季の浮沈をかけての戦いになるようです。
5連勝となる巨人戦3戦目を9対1と完勝、快勝しました。
これも、スローガンの "執念” の表れでしょうか・・・・
しかし、この勝利も最後は少々後味の悪いものになってしまいました。
それは、中谷が幕を開け、中谷が幕を閉めた中谷劇場でした。
4連勝目をサヨナラ安打を放った中谷は、翌27日の2回には2ランホームランで幕を開けました。
しかし、その幕を締めるのも中谷の落球?でした。
巨人戦の初戦の勝利の立役者糸井の通算150号ホームランも影が薄れてしまいました。
少々、中谷の落球?は、気のゆるみがあったのではと思うと同時に、塁審の誤審?が幸いしたのではと思われます。
私見では、落球ではなく、捕球後、送球時の落球ではないかと・・・
26日 サヨナラ安打の中谷 27日 2回1号2ランの中谷
27日 2年目の才木の好投(6回 2被安打 7奪三振 無四球 自責点0)
もあって、対巨人戦 3連勝
トラの交流戦は、昨年は勝ち越したのですが、以前は分の悪い成績でした。
それも、以前から初物に弱いというトラの本領発揮なのでしょうか・・・
今シーズンに限らず、毎年のように打てない、走れない、得点能力がないと言われ、これは、なにも交流戦に限らないのです。
特に今年のチーム打率は、一昨日まで12チーム最低の 0.228 でした。
でも昨日の12安打で 0.231 に上昇し、最下位を脱出しました。
しかし、チーム得点数は相変わらず12チーム最低です。
トラの145に対して、トップは西武の254、次が巨人の218、広島の216、
次がソフトバンクの199・・・
救いは、防御率が12球団トップの3.23です。
ところが防御率に限らず、あくまで数字的なものであって、試合となれば、また別問題であることは、チームの勢いとかその時々の好不調の組み合わせとなることです。
まず、初戦のソフトバンク戦を勝ち越せば、自ずとその後の戦いの勢いが変わってくると、前向きに考えていけたら良いのですが・・・
この5連勝が、巨人戦の3連勝がこの交流戦を乗り越えることが出来る前兆であることを願うばかりです。