トラ、藤浪 連敗を４でストップさせ、１０勝目。

実に色々な出来事がありました。

試合開始前から雨が降り、一旦止んだのですが、２度の中断のため、先発藤浪は６回で、勝利投手の権利を持って降板。
２度中断は、計１時間２０分以上で、ここで藤浪も降板せざるをえませんでした。

後を、松田、加藤、福原が押え、２対１の僅少さで、５連敗を免れました。
先日、サヨナラ弾を打たれた松田も、そして加藤は丸、キラ、梵を三者三振に、福原は、先頭の松山にヒットを打たれますが、後を三人で押え、継投３人がゼロに押えました。

藤浪は、これで甲子園不敗神話を継続中で、高卒ルーキの１０勝目は、江夏以来４６年ぶり。
藤浪の１０勝のうち、甲子園での勝利は５勝目。

　

藤浪は、初回からライナーが足にあたり、ミスもあり３塁までランナーを進められますが、キラを三振に、２回も自らのフイルダーチョイスで１点を入れられますが、ゲッツーに打ち取りました。

圧巻は、５回１アウト満塁のピンチに丸を三振に、キラをサードフアールフライに。
ピンチになればなるほど、集中心を発揮する、この冷静さと度胸には感心せざるを得ません。

点数は少なくとも、濃い内容の試合でした。
先般の、あの無気力試合をなくし、このような試合を積み重ねれば、勝敗に関係なく応援のし甲斐があると言うものです。

ただし、今日も打線は湿りがち・・・・今日も高卒の藤浪に助けらました。
打順も果たしてこれでいいのか・・・・
まだまだ疑問と問題点があり、スカッと勝てるのはいつの日か・・・・


色んな出来事と言えば、広島の先発バリントンも２回、打球を足にあて、急遽降板。
イタチ？がグランド駆け巡るというハプニングもありました。

　

明日の先発は、秋山です。
藤浪に負けないように、彼の意地に期待しましょう。

 

 

トラ、打順を変更するも効果なし、ダラダラ試合で４連敗

山場もなく、４安打の完封負け。
読売の３連敗をそのままズルズル引きずっています。

打順を大幅に替えたのですが、その効果が全く出ません。
「鳥谷の４番は、彼の能力は、もっとあるはず、今のままでは繋ぎになってしまう。」
これは、和田監督の試合後のインタビューに答えたものだそうですが、今さら、このような監督のメッセージを聞くとは思わなかった。

そう考えるなら、もっと早くすれば良いものを、この時点では、チョット遅いように思うのですが・・・・

 

　　

西岡のサードは、初めてだそうです。
流れを変えるとか、変化を持たすのは良いのですが、余りにもトッピ過ぎて、すぐに効果が出るとは思われません。

メッセンジャーもピリッとしませんでした。
慣れない内野が気になって仕方がなかったのではないでしょうか？

現状のメンバーを並べ変えるより、変化を求めるなら若手の起用、抜てきをした方が、将来的にも良いと思うのですが・・・・

読売の３連戦で、思ったのは、代打にしても、投手起用にしても、読売はズバズバ当たり、納得のいく結果を出しています。

これには、首脳陣に選手の調子の掌握などをしており、トラのそれは余りにも場当たり的と思われます。
結果論かも知れませんが、野球など勝負事は、全て結果なのです。
良くやったが、負けたのでは、プロとして失格であり、結果を残すことが、勝負の世界なのですが・・・

明日は、藤浪が先発です。
打順も今日のままなのでしょうか？
藤浪の活躍だけが、今のトラの興味になってしまっているようでは、他の選手は一体何をしているのか・・・・
恥ずかしいと思わなくてはならないと思うのですが・・・・

 あきらめないと言うのなら、そのような仕事をして欲しいものです。

トラ、最後の砦の能見も・・・・松田も・・・３連敗

せめて３連戦のうち、一つぐらいは勝ってほしいというトラファンのささやかな期待は、見事裏切られました。

この３連戦は、読売のためにあったようなもので、村田一人舞台でした。

３連戦の前から村田が好調であることは、分かっていたはずであり、その対策、対応が出来ておらず、首脳陣の責任も大きなものです。

７回まで２対０。　能見は、それまで４被安打と順調に飛ばしていたのですが・・・・
８回に、代打の矢野の２ベースから亀井のタイムリーで１点差。

９回は、村田に２ベースを打たれ、３塁に進んだ村田を、坂本の犠牲フライで同点。
能見は、８回1/3で降板。

延長１０回、松田から長野のサヨナラホームランで、この３連戦３連敗となり、ゲーム差も　８　となりました。

この３連戦、村田一人に負けたようなものですが、それ以上に、トラにタイムリー欠乏症と長打欠乏症の合併症状が発生したようです。
その処方箋は、どのようにするのか、即効薬はありません。

この屈辱を、どのようにして晴らすのか・・・・
期待を裏切ることにかけては、どこにも負けないチームということを証明しました。

トラ、拙攻で連敗、ここ１番の弱さを暴露 Ｍ２４点灯

どうして、トラは、ここ１番に弱いのでしょうか？
これは、技術的なものなのでしょうか？　精神的なものなのでしょうか？
それとも、チームとして、別に問題が、あるのでしょうか？

絶対負けられないと言われながら、弱さを暴露して無残にも崩れ、これでは優勝を狙うチームではありません。

昨日も、手も足も出ず、無気力な負け方をしました。

１回、１アウトから坂が四球で出ますが、鳥谷のゲッツーで、昨日の悪夢を思い出し、その裏には、昨日のビデオテープを見るように、同じようにして村田に２ランを打たれました。
同じような問題が、二日も続いて同じように起こるものなのでしょうか？

不注意とか、運が悪いとかいうレベルの問題ではなさそうです。

それでも、昨日よりは少し意地を見せます。
２回にはマートンの１２号ソロ、３回に阿部のタイムリーで２点差とされますが、４回に福留の２ランで追いつきます。

　
　
　　２回　マートン　１２号　ソロ　　　　　　　　　　　　　　　　　　４回　福留　６号　２ラン　　　　　　　　　　　　　

善戦はここまで・・・・・
５回には、その村田に村田自身３打点目のタイムリーを打たれ、高橋のセカンドゴロでこの回２点目。

トラも、５回、６回と２アウトながら満塁の好機を作るのですが、５回はマートンがＰゴロ、６回の満塁機には西岡が粘るのですが三振。

最後まで、トラに流れを呼び込むことが出来ませんでした。

結局、クリンアップの差が勝敗を分けたようです。

昨日も、今日も、トラのピッチャーには、過去の実績からして、読売に優位にありました。
それを、もろともせずに、対策してきた読売の実力に、屈服しました。
昨日のスタンリッジ、今日の榎田は、今まで以上の対策を講じてきたのでしょうか・・・・

この連敗で、マジックが灯り、ゲーム差も　７　と大きく開きました。
こうなれば、最後まで読売を苦しめる戦いをして欲しいものです。

トラ、初回の好機を逸し、負けるべきしての負け

今年のトラの悪い癖が出ました。
初回の好機に内海を潰せず、先発のスタンリッジが先に崩れました。

今年の負けパターンの一つに、初回の好機を逃し、その後すぐに点を入れられ、そのままズルズルと反発力がなく負けてしまうというパターンは、嫌という程見てきました。

３連戦の初戦を落とすというのも、今年の悪い癖。

ダブルプレーで好機を潰すと言うのも、本塁打の前に屈するのも、今年の負けパターンの一つ。

先頭打者を出すのですが、続かないのも・・・・
ゼロ敗で負けるのも、今年の負け方の一つです。

そして、ここ一番の勝負弱さが、トラの進撃を妨げているのです。

　

こう考えると、同じようなパターンで無気力と見える動きで負ける場合が多く、この傾向と対策を首脳陣は、どう対処しているのでしょうか・・・・

一つ調子に乗れば、勢いが付けば、見違えるほどの動きを見せるのですが、一つつまずくと手も足も出ず、暗い重い雰囲気が漂います。

幸いなことに、まだ直接対決は６ゲームあります。
今日の試合で、６ゲーム差が付きましたが、これを全部勝てば良いのであって、まだ可能性がなくはありません。

明日の榎田、明後日の能見次第で、今年のトラの運命は決まるかも知れません。
そういうことを言うことが、トラのメンタル面の弱さが出て来るのかも知れませんが、それを跳ね除ける力が欲しいのですが・・・・

トラ、ナゴヤＤ５連勝、もう鬼門とは言わせません・・・・

今日もトラは、中日に快勝し、ナゴヤドームで、初の５連勝。　そしてナゴヤＤで同一カード３連勝は、６年ぶり。
５年ぶりに貯金を１７としました。

　


２回で８点のリード、ピッチャーはメッセンジャーとなると、去る８月２０日、ＤｅＮAに７点差をつけながら逆転負けした苦い思いがあり、一瞬それを思い出しました。

でも今日のメッセンジャーは、その苦い経験からか、慎重に投げており、５回までは無安打に押えます。
しかし、６回、先頭の谷繁に四球を与えると、藤井に初安打され、井端、森野と３連打で２失点しました。

ここでメッセンジャーに代わり、加藤、久保、久保田が継投しますが、８回に久保が森野に２ランを浴びます。

　　
　　１回　新井の先制打　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２回、２アウトから鳥谷の２点タイムリー

 

１回に２番に入った今成のヒットを足がかりに、新井の２点タイムリーで先制。
昨日、アクシデントがあった今成ですが、どうやら無事のようです。

２回には、７番　サードに入った坂、キャッチャーの日高の連打し、２アウト後、今成の四球、鳥谷の２ベース、マートン、新井、福留と４連打で６得点で、２回で計８点を入れます。

各打者とも、初回から積極打法で、苦手の山井にタイミングが合って、１回2/3でノックアウトしました。

その後、５回に新井の１５号ソロで追加しますが、その後６回からは、８回の日高の２ベースのみで、少し物足りない想いです。

 

　　
　　５回　新井の１５号ソロ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メッセンジャー　１１勝目　　　

 

新井貴は、１回　単打　２回に２ベース　５回に本塁打とあと３塁打を打てばサイクルとなり、期待されたのですが、後の２打席は三振に終わり、肩に力が入ったのでしょうか？

良い状態で、明後日からの読売戦に臨めます。
ゲーム差からして、３連勝しても追いつくことは出来ませんが、追い越すための準備の戦いとなるようになって欲しいものです。

 

トラ、９回 岩瀬を攻略して逆転。３連勝

８回まで０対１で劣勢、９回に岩瀬が登板し、９回の攻撃を残すのみとなりました。

その９回、福留が四球で出ますが良太が送れず、清水の代打　関本の２ベースで２．３塁とし、代打　浅井のサードゴロを高橋がはじき、同点に・・・・

続く西岡のヒットで勝ち越し、マートンの２ベースで２点を加点し、岩瀬から４点をもぎ取って、９回の裏を福原が押え、昨日に続き中日に連勝しました。

 

　
　９回　代打　関本の２ベースでチャンスを広げる　　　　　９回　１，３塁で西岡で勝ち越し

先発の藤浪は、１０勝を狙ったのですが、援護がなく、６回　１０９球　５被安打　５奪三振　４与四球で降板。
３．６回は３人で押えたのですが、その他は毎回ランナーを出し、特に、初回を除いて毎回先頭打者を出しますが、持ち前の粘った投球で５回の和田の犠牲フライの１点のみに押えたのですが・・・・

その藤浪の後を救援したボイヤーが昨日と同様に勝利投手となり、２勝目。
これはこれで、ツキ男なのかも知れません。

 

　　
　　試合終了後　先発の藤浪とハイタッチするボイヤー　　　　　　今日のヒーロー　西岡　　　

９回は　福原が１０Ｓ目を上げ、読売がナイターのため、現在　ゲーム差を４．５と縮めました。

昨日と言い、今日の試合も、多分にツキも味方したようです。
それも、昨日は６回、そして今日は９回に流れ、勢いを付け、集中した攻撃が出来ました。

願わくば、もう少し早い回に、そして先制、中押し、留めと言う勝利の流れを期待したいのですが、チョット贅沢かな・・・・
追いかけるチームとしては、どのような形でも勝つことが１番・・・・・

それより、怪我人が続出しています。
今日も、伊藤隼太、今成・・・・
外野手が手薄になってきました。
若手の救世主が出てきて欲しいのですが・・・・・

トラ、誤審に和田監督退場も意地の逆転

後味の悪い試合となりました。

問題の誤審は、３回の表、２アウト１，２塁で、マートンの当たりは、ライトのフエンスに当たって、平田が捕球したものを、１塁塁審の名幸は、アウトを宣告。
和田監督は、執拗に抗議し、抗議時間５分が経過したので、和田監督の退場を宣告。

抗議時間が５分という規制も、問題ですが、間違った場合、判定を変える勇気も必要ではないでしょうか？
メジャーでは、試合後に誤審の事実を審判が認め、謝るそうです。
（解説の田口氏の話）
日本ではどうなのでしょうか・・・・・

 

　　

 

この時の審判団の場内説明は、和田監督の抗議が５分過ぎたので退場したことのみの放送で、抗議内容に対する説明がなく、それでまた審判団とにらみ合いが続き、１時はナインがベンチに引き揚げる事態になり、結局１７分間の中断で再開されました。

再開には何らかの条件があったものと思われますが、審判の説明不足が一層拗らせました。
既に、ビデオの結果が、ベンチにも審判団にも耳に入っていたと思われますが、審判としては、今さら判定をひっくり返す訳にもいかないのでしょう。

選手や監督、コーチにも罰則がある以上、審判の明白なミスジャッジにも何らかのペナルテイを課す必要があると思います。

その後も、判定に首をかしげるのが、トラ側にも中日側にもあり、それらを含めて、後味の悪い試合となりました。

先発　鶴　も好投していたのですが、４回に２発のソロを浴び、５回にボイヤーに代わりました。

それでも、トラの逆襲は、６回、６安打を集中して５得点で逆転。
７回も、２アウトから良太のデッドボール、清水のヒットで１，２塁で代打桧山の２点２ベースで加点して、勝利を不動のものにしました。

　

鶴は、４回　６５球　４被安打　２被本塁打　３奪三振　１与四球。
後を継いだボイヤーが勝利投手になりました。
ボイヤーの後を投げた久保、安藤、松田、加藤と無失点リレーを繋ぎました。

特に、松田の奪３三振は圧巻でした。
しかし、少し投げ過ぎの感があり、今日のように大きくリードしている場合は、休ませるのが、彼を来年にも活躍出来ることになると思うのですが・・・・・
あの西村の二の舞は避けて欲しいものです。

さて、読売が、今日ＤｅＮAに負け、５ゲーム差となりました。
一層、明日明後日の試合が大事になってきます。

今日は、処暑・・・でもこの暑さはいつまで・・・

昨日からブログ再開の予定していたのですが、残念ながら静岡での対ＤｅＮＡ戦は雨で中止になりましたので、早寝しました。

今日（８月２３日）は、２４節気の一つ　”処暑”　です。
夏の暑さもそろそろ和らいでくる頃だそうですが・・・・・・。

今年の暑さは、記録づくめだそうで、ゲリラ豪雨というのも各地で多発しており、異常気象なのでしょう。
この異常気象が、今後普通の気候になるかも知れず、地球温暖化の影響がジワジワと地球環境を襲ってきているのではないでしょうか・・・・

暑さは、処暑らしく、週末にかけて一時的に気温が下がるらしいですが、来週になると、再び暑さはぶり返すそうです。

 

　今年の気温は、（大阪）

　　　７月　　最高気温１日平均  　 年間平均気温　　　最低気温１日平均　　　年間平均気温　　
                   ３２．７３℃　　　　　　３１．５９℃　　　　　　　　　２５．６１℃　　　　　　　　２４．２８℃

　　　８月　　最高気温１日平均　　　年間平均気温　　　最低気温１日平均　　　年間平均気温
　　　　　　　　　　　３６．０１℃　　　　　　３３．５６℃　　　　　　　　　２７．５４℃　　　　　　　　２５．５９℃

 

７月は、年間平均気温より１℃強、高かったのですが、８月は、最高気温では２℃以上、最低気温でも１．９℃ほど高くなっています。

しかし、８月１１日から２２日までの１２日間の最高平均気温は、３６．９７５℃　ほぼ３７℃の気温が１２日間続いています。
その上、この暑さに加えて湿度も相当高いと言われており、不快指数もさぞかし高いものだと思います。（湿度や不快指数については、未調査です）

ちなみに、昨年度の平均気温は、今年より、最高で１．８℃、最低で１．５℃低い気温でした。

今日、処暑を境に、少しでも涼しくなって欲しいものです。

　

トラ、３連敗阻止、福留 ソロ、マートン ２ラン

４回、福留の復帰後の初ヒットが５号ホームラン。
その１点を、スタンリッジが必死に守ります。

５，６，７回、三者凡退としますが、８回にピンチが訪れます。
代打安部のライト前を足がかりに、菊池のタイムリーで同点にされます。
その後も満塁のピンチとなりますが、キラをピッチャーゴロ、松山をサードゴロで、同点止まり。

その裏、鳥谷のデッドボールの後、マートンがセンターへ２ランを放ち、９回に福原が３人で押え、兎も角３連敗を免れました。

　　　
　　　　４回　福留　５号ソロ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　８回　マートンの決勝９号２ラン　

３安打で３点で勝つには勝ったのですが、相変わらず、タイムリーが出ません。

昨日の今日にマートンは、汚名を返上しましたが、新井兄弟には、音なしでした。

首位との差は、まだまだ大きいですが、藤浪の言葉ではありませんが、あきらめた時点で終わってしまいますので、最後まであきらめないで欲しいものです・・・・・

　
　　　　７勝目のスタンリッジ　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日のヒーローインタビューにマートンと・・・

今日の試合終了時のナインは、笑顔笑顔でした。
この笑顔を忘れないでほしいのですが・・・・

* 個人的な都合により、明日より１週間程、当ブログはお休みします。