京都市内では、紅葉真っ盛り盛と報道されている中、京都では1番遅くまで紅葉を楽しめるとされている下鴨神社を訪れました。
HPでは、例年の見ごろは12月初~中旬だそうです。
下鴨神社には、京阪電車出町柳駅から歩いて15分という場所に位置し、ここから太古を思わせる森の中を通り神社に・・・
下鴨神社 正式名は「賀茂御祖(かもみおや)神社」と言います。 世界文化遺産碑
この太古のような森を”糺の森”と呼ばれています。
この下鴨神社への道(表参道)に平行して流鏑馬の馬場が通っています。
糺の森にある表参道
表参道に平行して伸びている道は、流鏑馬の馬場
表参道から馬場を横切ると河合神社があります。
この河合神社については後日に述べます。
馬場から河合神社を望む
まず、今回は表参道が通っている”糺の森”について述べます。
糺の森は、縄文時代から生き続ける広さ3万6千坪の森。
ケヤキ、エノキ、ムクノキなどの広葉樹を中心に古代の樹林を構成し、樹齢600~200年の樹木が約600本あり、学術分野からも貴重な森とされています。
そのような森なのでまとまった紅葉はあまりありません。
糺の森のとある風景
この周辺から、弥生時代の住居跡や土器が発掘されました。
このような歴史を持つ神社だけに「山城の国の一宮」として早くから京都の守護神として祀られてきました。
平安遷都のため行幸された桓武天皇をも真っ先に下鴨神社で祈祷したことから、皇室との繋がりが強くなりました。
次回は、下鴨神社とそこの紅葉について述べます。