徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

映画  「64(~ロクヨン~)前編」 

2016年04月30日 16時08分01秒 | 映画・社会

映画「ろくよん」前編 の 試写会を見てきました。
評判通りの見応えのある映画になっていたように思います。

原作の横山秀夫と言えば、「半落ち」を初めとする警察内部のミステリー小説家として有名ですが、中でもベストセラーの「ロクヨン」はTVでも放映され反響を呼んでいたようです。

この映画は前後編の2部作として構成され、わずか7日間しかなかった昭和64年に発生し、いまだ未解決となっている少女誘拐事件の解明に挑む刑事と彼を取り巻く人々のドラマです。

  
                三上の妻 美那子(夏川結衣)自身の娘も行方不明


映画は、少女誘拐事件を追って、時効1年前の様子までを描いていますが、作者のねらいは、警察内部の隠れた抗争です。
そこには、隠ぺい工作や部門間のプライドをかけた争い、記者クラブへの発表についての真偽の疑惑と隠ぺいが表面化し、そのやり取りなどが、この映画のねらいがあります。

言わずもがなですが、ロクヨンとは、7日間で幕を閉じた昭和最後の年、昭和64年に発生した少女誘拐事件のことを、刑事部では”ロクヨン”の事件と呼んでいたことから、この映画のタイトルになったのです。

その事件が、未解決に終わり、県警最大の汚点として時効まであと1年と迫った平成14年に, 当時”ロクヨン”の捜査にあたった刑事・三上義信(佐藤浩市)は、警務部広報室の広報官として赴任していました。

その三上がロクヨンの解決のため動き出しますが、多くの壁が立ち向かいます。
その折、ロクヨンと同じような誘拐事件が発生します。
後は、後編で・・・・

  
  記者クラブのリーダー格の秋山(瑛太)  広報室係長 諏訪(綾野剛)と三上


なお、”ロクヨン”は、実在の事件ではありませんが、モデルとなるような事件はありました。
原作者の横山氏からの話ではないということですが、よく似た事件は昭和62年(1987年)群馬県高崎市で発生した5歳の男の子の身代金要求事件があり、2002年に時効となりました。
類似点は、身代金額の2000万円、逆探知が出来なかったということだそうです。 


トラ、 巨人になめられた3連戦、1引き分け2敗

2016年04月28日 22時11分18秒 | 野球・タイガース

巨人戦第1,2戦、そして第3戦の菅野には、情けない内容でした。

今年は、「若手を育てながら勝つ」ということで、若手の育成をまず第1に考え、その上で勝ってゆくという難しい面があることは、ファン始め関係者も承知のことだと思います。
だからといって、勝ちをおろそかにしてはならないのは当然のことです。

 今日の巨人戦第3戦も、菅野には、8回まで、手も足も出ず完全に抑えられました。
ここというところで三振やゲッツーを取る菅野には、トラの打者がだらしがないのか、菅野の投球術がさえているのかわかりませんが、どちらにしても、気力、技術両面でトラは劣っている結果であり、菅野や坂本といった苦手を作ってはこれからの試合に影響が出ることは必至です。
 情けないですが・・・

今日の第3戦は9回に沢村に代わり、同点に追いつき、延長12回の引分となりました。
坂本の3ラン以外追加点を与えず、なんとか昨日までの無抵抗よりは、少しは最後まで楽しませた試合となりました。

 

  

 
第1試合(26日)の「雑」な走塁で折角のチャンスの芽をつぶした試合。
 

第2試合(27日)は、5併殺とことごとく失点に繋がった3つのエラーが、相手に楽に勝たせてしまった試合。

 

この中でも、投手陣が撃ち込まれるということが多く、同じ打者に同じように打たれ失点を重ねて、相手に余裕を与えてしまっているのではないでしょうか・・・

打者については、「超変革」の様相が見られるのですが、投手についてはまだまだではないでしょうか?

シーズンの初め、矢野コーチの今年の取り組みの一つに、「防御率を下げる」ということを掲げていたのではないでしょうか?

今の状態では、防御率の改善には程遠く、投手陣の”超変革”が急務ではないでしょうか?
報道によれば、投手の育成などは、金本監督は、矢野、香田コーチに任せきりとか・・・
となれば、矢野コーチの責任は重大で、今後 コーチとして投手陣の整備、向上に努めて欲しいものです。
もう一つ、矢野コーチへの注文は、正捕手の育成にも力を入れなければなりません。

まだまだ”超変革”には先が遠いようです。


トラ、広島に勝ち越す、能見が完投、高山 2号2ラン

2016年04月24日 20時08分04秒 | 野球・タイガース

能見が完投し2勝目。
打っては、高山の2ランを含む3打点、そして今日も代打の福留が2打点。
投げるべき人が投げ、打つべき人が打って快勝しました。

  
  
   能見 完投で2勝目        今日も高山大活躍 4打数2安打1HR3打点


惜しむらくは、昨日の岩貞の投球を援護できず、惜敗したことです。
もし、たらは禁句ですが、3連勝することが出来たかもと思うと惜しい気がします。

  昨日23日 岩貞1失点も負け投手


広島の3連戦の初戦(22日)は、打ち勝ちました。
思いの他メッセンジャーの出来が悪く、5回11被安打7失点で、これで勝利投手となり3勝目。

     
 
 一昨日22日は打ちあいの試合でした     この日も高山は、今季3度目の4安打



これに比べ、昨日(23日)は、2対3で、岩貞は、6回2/3 7被安打1失点、でも負け投手となってしまいました。
不運と言えば不運ですが、打線との兼ね合いもあり、これが野球の酷いところなのか、また面白いところなのかも知れません。

そして、今日は、投打がかみ合い、投手が完投で好投し、2点に押え、得点も6点と常に有利に試合を進めることが出来ました。

この3試合、それぞれの内容の違う試合でしたが、今日のような試合が理想的で、このような試合展開が多くなれば良いのですが・・・


術後 2年、定期検診終了、後は腰と上手く付き合って行く・・・ 

2016年04月22日 20時48分33秒 | 腰部背柱管狭窄症について

腰部脊柱管狭窄症の手術(腰椎推体間固定術)は1昨年の4月16日で、2年が経過しました。
先日、丸2年を経過し、最後の検診を受けてきました。
腰部4か所のレントゲンを撮りましたが、骨とスクリューはしっかりと固定されているそうです。

容態としては、昨年の10月の1年半経過の時とあまり変わりません。
つまり、同じ姿勢を2,30分も続けると腰が重くなり、動き出すときが鈍い痛みがあり、特に2,30分も歩くと足腰が重く、足が上がらず、止まってしまいます。
間欠跛行というのだそうです。
でも、しばらく休めば、また歩行が続けられます。

主治医によれば、前回も指摘された通り、骨には異常はないが、その周りの筋肉が硬直しやすく、骨と筋肉が上手く融合しないので適当に動くことによって筋肉をほぐしてゆかなくてはならないようです

今後は、この筋肉とうまく付き合った行く必要があるようです。
ともかく、これで手術以降の検診は終わり、もし痛みなどがあれば、随時診察を受けることとして、一連の手術はこれで終わることになります。

手術前に戻ることはないとしても、術前の、あのシビレと痛みにすれば、手術により大幅に改善されたので、一応手術してよかったと思います。


トラ、 中日に3連敗 4位転落 鬼門になる???

2016年04月17日 19時58分44秒 | 野球・タイガース

トラは、今季初の3連敗で4位に転落。
はたまた、ナゴヤドームは、いつぞやのように”鬼門”となるかも知れません。

ナゴヤドームの中日が苦手となり、それもビシエドひとりにかき回されている感がします。
ビシエド6本のホームランの内、トラは5本打たれています。

対中日1回戦・・鶴から1号ソロ   2回戦・・能見から2号ソロ
   3回戦・・藤川から3号ソロ  4回戦・・能見から5号3ラン
   そして、今日6回戦は福原からサヨナラ2ラン・・・

この対策を講じなくては、今後とも中日に苦戦することは必至です。

5回戦では、辛うじて1安打に押えていますが、結局8回まで3点をリードしていながら、8回裏に2点を、そして9回には、マテオがサヨナラ打を打たれ、7回まで無失点と好投していた岩貞の好投をフイにしてしまいました。
岩貞は、このビシエドを押えたのですが、その後ビシエドの影におびえてのサヨナラ負けだったのかも知れません。

  
    好投しながら、勝てない 岩貞と岩田      (岩田の写真は、デイリースポーツから)



昨日、ひじ痛で欠場した高山は、今日6回戦は先発出場したのですが、福留は2日連続でスタメンを外れました。
ここにきて、投打のバランスが崩れてきたようです。

スタメンを外れた福留は9回に代打で同点打を打ち、ここからトラの逆襲と思った矢先の延長でのビシエドのサヨナラ2ランが飛び出してしまいました。

投手コーチだけではなく、矢野作戦兼バッテリーコーチも含め、投手陣全体で研究しなくてはならず、今後のトラの命運がかかっているといっても過言ではないと思います。

この3連敗が、今後の奮起の材料となり、見返してほしいものです。

  
  3年ぶりにマスクをかぶった今成    同点に追いついたまでは良かったのですが・・・

 

ただ、この試合で江越の足は、見事なもので、唯一の救いでもあり、また、横田のプロ初安打といい、今後とも若手の活躍が期待されますが、福留や鳥谷などの新旧の折り合いが難しいところですが、今シーズンは、若手の育成が大きな課題であり、まずそこで勝つ野球を続けられるかが課題となることでしょう。

 


阪急電車あれこれ ⑧ ー節税か、脱税かー

2016年04月16日 19時35分59秒 | 鉄道のよもやま話

今月14日以来、M5以上の地震が熊本や大分で多発しています。
地震の怖さと不安は、経験した者しか分からない恐怖心があります。
一刻も早い復興を願い、被災者の方々にお見舞い申し上げます。

    ◇    ◇    ◇

阪急電鉄が所有していない阪急電車があることをご存じでしょうか・・・
今、阪急は、話題になっているタックスヘイブンを活用して、鉄道リース会社のエスアンドエイチ(S&H)レイルウェイに車両を売却しています。

    阪急8300系

8300系は8000系違いは、車両長さ19㍍に対して、18.9㍍と違うのは地下鉄堺筋線に乗り入れることを考慮してとのことだけではなく、それ以外に、この8300系は阪急が所有していない車両という大きな違いがあります。

元々は阪急の所有なのですが、8300系84両の全車両をエスアンドヘィチレイルウエイに売却したために、阪急の所有ではありません。
このエスアンドエイチレイルウェイは、ケイマン諸島にある英国領にあり、法人税や所得税の制度がありません。

     


ここに売却することで一時的に多額の利益を得ることが出来、車両が阪急の固定資産ではなくなり減価償却も不要となります。

エスアンドエイチレイルウエイに支払うリース料は全額経費となり、資金調達と節税を同時に実現できます。

これが、節税というのか、脱税というのか、考えが分かれるところですが、法的には問題はないと言われています。
しかし、これが多くの会社で同じように節税という名目で行うと、本来、日本政府に入る税金が少なくなり、このため一般国民に負担がかかるとなれば、本末転倒です。
世界で問題されているように、阪急だけではなく、これらを利用する多くの企業や富裕層に、禁止か何らかの制限することを法的に決めることが望まれます。

なお、阪急がこれほどの資金(売却費用102億円と言われています)が必要としたのは、ある傘下の企業(中堅ゼネコン企業)への金融支援のためと言われています。

           * この記事には、一部推測のところがありますので念のために申し添えます。


トラ、DeNAに連勝・・・若手が躍動

2016年04月15日 09時46分31秒 | 野球・タイガース

13日は雨で流したもののそれを挟んで12日と昨日14日に連勝した。
昨日は、4回で福留が1塁を回ったところで足に違和感があり、代走に横田が入り、1番高山、3番江越
4番横田と若手が名前をつなげました。
福留は、今日からの中日戦で出られるかどうか気になるところです。

  
    14日 スタメン   


その若手が、同点の6回、高山、鳥谷と連打し3番江越の2ベースで1点勝越し、続く4番横田の左安でこの回2点を入れ、試合をリードしました。

  
  14日 6回 江越のタイムリー2ベース      8回 ゴメスの5号2ラン   


8回にゴメスの5号2ランが出て勝利を確実なものにしました。
ここまで先発のメッセンジャーの踏ん張りがあったからこそ、この勝利に繋がり、投打が上手くかみ合ったといえます

    *****

12日は、藤浪の誕生日の勝利だったのですが、本人は満足はしていないようです。
でも勝ちは勝ちで3対2と接戦をものにできたのは次につながる勝利だったようです。

  
   12日 1回 ゴメス2塁打で2打点   同日5回 藤浪の3塁打、高山の犠牲フライで加点


造幣局 "桜の通り抜け" ー ふたたび編 -

2016年04月13日 20時21分06秒 | 旅行・観光

造幣局の通り抜けをふたたび・・・・
平日の昼間にもかかわらず、多くの人出でした。
その中でひときわ目立つのが、外国人、それも中国人が多く、構内放送の案内も日本語より多かったようです。

昨日に続いて今日も、”通り抜け”をふたたび下記動画でご覧ください。
通り抜けの様子の一端でもわかればよいのですが・・・

 

2016 4 12 造幣局


造幣局 ”桜の通り抜け”

2016年04月12日 20時36分34秒 | 独り言・社会・ニュース

今年も4月8日から14日まで造幣局の”桜の通り抜け”が開催されており、昨日行ってきました。
この造幣局の”桜の通り抜け”は、何時、どのようにして始まったのでしょうか・・・


 

江戸時代、この地は藤堂家の大阪屋敷跡で同家が植栽していた桜樹木約120品種約400本がありました。
この地で1871年(明治3年)に銀貨製造を開始し、1877年(明治10年)1月11日に造幣局と改称されました。

  

元々、この辺りの旧淀川沿いは、昔から景勝の地として有名で春は桜、夏は夕涼み、秋は月見と四季折々に賑わいを見せていました。

1883年(明治16年)時の造幣局の遠藤局長の「局員だけの花見ではもったいない。市民とともに楽しもうではないか」との提案により、構内の桜並木の一般開放が始まりました。

  
      「今年の花」 牡 丹               

 

”通り抜け”とは「桜花鑑賞のため現在の南門から入り、構内を通って現在の北門に抜ける」というこの500㍍の構内を通り抜けることから、言われていることで、一般に”通り抜け”と言えば、大阪では、ここ造幣局を指します。

  

 


トラ、広島の3連戦、投打がかみ合わず負け越し

2016年04月10日 19時42分52秒 | 野球・タイガース

負けても納得のいく試合を・・・といったのが金本監督ですが、広島3連戦の1勝2敗は、果たしてそのような試合だったのでしょうか?

今日の3戦目は、藤川の2失点を連打で逆転しながら、藤川が粘れず、逆転されましたが、9回8対4から3点を入れ、あと一歩までのところ惜しい負けとなってしまいました。
敢えて言うなら、藤川の替え時が遅かったのではと・・・・


あの時、もう1点入れとければ、とか、あの時の1点がなかったらとか、悔やまれる試合でしたが、最後の粘りを見れば、納得のいく試合だったのでしょうか?



 

 3回に連打で逆転するも、5回に再逆転され、6回にも1点追加され、これがなかったら・・・
 上左は、最後の打者、高山・・・ 終わってみれば広島より安打数は多かったのですが・・・


昨日9日の第2戦目は、高山のヒットに江越の2ランが出たまでは良かったのですが、あとはサッパリ
試合後、監督が”打者に工夫がない”と激怒したのは、最もですが、抑えきれなかった投手陣にも苦言を言いたい。

 

  
  9日、広島第2戦目、4回江越の4試合連続ホームラン2点先制するも・・・
     先発の岩貞も7回まで12奪三振の好投するも、8回につかまり・・・
     岩貞は、第6の投手とは言わせないとばかりに好投していたのですが・・・

8日の甲子園球場での今季開幕戦も9回までは、広島に押されパナッシでしたが、9回に西岡の劇的サヨナラ打があって辛うじて勝ちました。
これも、結果がすべてと言えばそれまでですが、それまでの内容はもう少し密度の濃い試合展開を見たいものです。

  
  8日 広島第1戦目 能見が初回に2失点、サヨナラ勝ちで一時は首位に立ったのですが・・・
  右は、9回サヨナラ打の西岡。

 

この3連戦は、すべて広島に主導権を取られましたが、そんな中にあって、若手の頑張りは、今までにないトラの姿であり、それなりに評価したいし、期待したいものです。
今日の江越の9回の1塁へのスライデイングは最たるものでしょう・・・・