2位を死守せよと言ったものの、その後の低落は目を覆うものがあります。
巨人戦3連敗を免れたとはいえ、2位どころかAクラスも危ない状態です。
26日、トラの不思議な勝利・・・難解なトラの力・・・
3連敗を免れたといってもなにかスッキリしないのは、何なんでしょうね・・・・・・
何といっても試合内容が悪すぎます。
僕の主観的な感想ですが、選手に覇気が感じられず、意地も根性も真剣味ないように思われます。
手を抜いているとまでは言いませんが、ボーンヘッドやエラー、ミスが多すぎます。
それがことごとく失点に結びついており、緊張感も試合への集中心が見えないのは、僕の思い過ぎなのでしょうか・・・
投手はストライクが入らないとか、打者はボール球を振ってストライクを見逃す。
このようなシーンが多いように思います。(トラだけではないのでしょうが・・・)
緊張感がないのは、選手個人だけにとどまらず、選手の起用など首脳陣の考えもわかりません。
100試合も過ぎれば、ある程度のオーダーの固定化を図って欲しいのですが、打順は意図不明でコロコロ変わっています。
左に弱い投手に右打者を揃える意図は、一転翌日には左打者をそろえているのは、投手の左右だけなのでしょうか・・・
これを”左右病”という人もいるようですが・・・
ここ3年、8月の最終巨人戦は、すべて1勝2敗です。
この時点で既に年間の巨人戦には負け越し、その後9月戦線から下降線を辿り、勢いを削がれていったようです。
26日のヒーローインタビュー
伊藤だけではなく、高山などまだまだ潜在能力を持った選手がいるのですが、その発掘や起用に一工夫が欲しいものです。
7年間巨人に勝ち越し出来ず、これは何を意味しているのでしょうか?
28日~長いロードを終え、甲子園に帰ってきます。
長かったロードも26日の勝利でなんとか5分の星になりました。
今年は、ホーム甲子園球場では負け越しています。
これも、トラの七不思議の一つと言えそうです。
これでいくら優勝といっても説得力もなく、数字にも表れています。
打率、得点数、本塁打数、盗塁数、失策数もリーグ最低の数値が、トラの低迷を表しています。
トラは、長年のファンでも今のトラを理解するのは難解です。
この巨人3漣戦が、今年のトラの状態を表しているようです。
第1戦は、奇襲作戦のつもりが、作戦が生かされず、一人相撲に終わり、第2戦は、初回、相手投手を崩せる機会がありながらミスミス手はなし、あとは、調子の上げる相手投手に抑え込まれ、手も足も出ず、あっさりと白旗を掲げるします。
しかし、3戦目は、初回の絶好のチャンスを潰しながら、そして徐々にリードを付けられながら、突然豹変し、一気に逆転するという離れ業を見せる。
まこと、トラには、振り回され、本当は強いのか弱いのか分かりません。
分かっているのは、負け越している上は、やはり弱いということなのでしょう。
金田監督が25日、巨人戦に連敗した時のインタビューで「相手は巨人だけではない」と言ったとか
確かに、トラの相手は巨人以外4球団ありますが、トラファンとして、巨人を倒すことがトラの使命と思っているところがあり、トラの監督としては言って欲しくないことでした。
トラにとって巨人は、ライバルであると同時に、宿敵でもあり、巨人だけには後れを取って欲しくないのです。
それでも、数字は正直にトラの敗戦の多さを物語っています。
決して戦力的に劣っているとは思われませんが、監督の采配・作戦や選手の意識のし過ぎにも問題があるのではないでしょうか・・・