昨日、京都西山 光明寺に、今年最後になるだろう紅葉狩りに出かけました。
ここは、大阪からも近く、阪急電車 京都線 長岡天神駅からバスで10分程で行けます。
京都西山三山とは、ここの光明寺と善峰寺、楊谷寺(柳谷観音)があります。
その他に、ここ洛西には、大原野神社、若山神社など、紅葉が有名な寺社が多くあります。
西山浄土宗総本山で粟生の光明寺さんと呼ばれています。
その光明寺のいわれとは、
平安時代の終わり、武蔵の国の熊谷直実(1141~1207)という武将が、逃げる平家の武将を捕まえると自分の子供くらいの若武者で、17歳の平敦盛(清盛の甥)でした。
後に、その敦盛を斬ったことを悔いた直実は、世の無常を感じ、浄土宗を開いた法然(1133~1212年)に会って、自分の思いを語ると、「ただ念仏を唱えよ。そうすれば往生出来る」と教えられ、刀を捨てて僧になりました。
その直実が1198年に、念仏三昧堂を建てたのが、光明寺の始まりで、その後、法然の遺骸がここで荼毘に付されたことでお寺になり、法然の石棺から、まばゆい光明が発せられたことにより、光明寺と呼ばれるようになったということです。
今日は、風は時折強く吹きましたが、陽射しは暖かく、京都の予想気温13度よりは、暖かく感じました。
色とりどりの紅葉に、多くの参詣者から感嘆の声があちこちから聞こえ、今年の紅葉の見おさめをしてきました。
帰路は、徒歩で長岡京駅まで行くこととしました。
道中、乙訓寺や長岡天神に寄りましたので、そのことは、後日に掲載します。
そこも、最後の紅葉を楽しませてくれました。