徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

トラ、今年も多くの教訓・誤算を残し終わりました

2017年10月19日 10時06分32秒 | 野球・タイガース

14日の第1戦、メッセンジャーで勝った時は、誰も(トラファンは)ファイナルに行けるものと信じて疑いませんでした。

そして15日もてっきり雨で中止になると思ったのですが・・・
阪神園芸のお陰で試合が出来たように言われていますが、初めはそうであったかも知れませんが、時間とともに降りやまない雨でいくら整備しても雨水はたまるばかりです。
阪神園芸にしても、こんな泥沼状態で試合するのを望んでいなかったと思います。
これで整備が出来たと判断されるのは、阪神園芸としても不本意だったに違いありません。

  
  
  このような状態で続行したという実績が今後どのような影響を受けるのでしょうか?  これが基準ではないなら、この試合は何だったのでしょうか・・・セ・リーグの見解を聞きたいものです・・・・・



グラウンド整備は、基本的には、雨が止んだ後に整備することであって、雨がドンドン降っている状態で、グラウンド整備が出来るはずがありません。
それを無理やりやらしたのは・・・・

やりだしたら9回までするのが基本と言ったのは、NPB側ではないか。
杓子定規に言ったからと攻めるつもりはありませんが、昨日、5回で降雨コールドになった広島と甲子園ではどう違うのか説明が必要です。

  中止となった16日の甲子園球場


15日と、比較してどうかの質問に審判の話では、「それはそれ、今日は広島なので関係ない」とはどう言う意味なのか。
普通に考えて昨日の広島の処置が正しいとすれば、甲子園は異常だったのです。
基準がはっきりしないルールの見直しと、甲子園は間違っていたと今更ですが、NPB側からの説明が欲しいものです。

このCSの敗戦の悔しさを球団としても、今後の教訓として反省して欲しいと思います
つまり、雨の中での戦い方を、DeNAは研究してきたようです。
濡れた天然芝と自然芝でのボールの走りは・・・ぬかるみでの走塁は・・・

今年の誤算はたくさんありました。
昨年、ブレイクした原口、高山、北条の不振。
藤浪、岩貞の不振。
それぞれの原因と対策を図って欲しいものです。

当初は豊富な投手陣が自慢であったはずが、先発投手の不足4番バッターの不在。
特に長距離砲の不在、序盤にエラーが多く、試合の盛り上がりに欠けたところがありました。

それは、打順が毎試合異なり、打順だけでなく守備位置も固定出来ず、まだまだ試行錯誤の最中のまま終わってしまったところにあるようです。

しかし、うれしい誤算もありました。
秋山の復活や中谷の20本のホームラン。
中継ぎ陣の充実で勝利の方程式を確立出来たこと。

これが来年も安定して残せれば、「超変革」「挑む」のスローガンが生きるというものです。

シーズンオフのトラの最大の関心は、ドラフト、コーチ陣の再編、助っ人を初めとする4番ホームランバッターの獲得などがありますが、それ以上にチームの底上げとする育成にも力を注いでほしいものです。


トラ、泥沼雨中の試合の決行は、これで良かったのか?

2017年10月16日 14時28分02秒 | 野球・タイガース

優勝をも左右する大事なCSの試合が、あのような泥沼雨中で強行することが、球界にとってもファンにとっても、これで満足できるのでしょうか・・・

トラファンの負け惜しみかも知れませんが、いらぬおせっかいの疑問が湧き、後味の悪いものになりました。
もっともDeNAにすれば「してやったり」と思っていることでしょう。

 

前日、突然、ライト外野席の切符を知人からもらい、朝から雨を気にしながらソワソワしていました。

1時間以上遅れて小雨が降りしきるなかの試合開始でしたが、グランドは雨の水が反射し外野の打球は水しぶきが上がり、内野へのゴロは、転がりが悪く、ファウルになるはずのゴロはヒットになり、打者は足元を気にしながらの走塁となり、滑り込みなど出来るものではありません。
レギュラー試合では、とうに中止したと思われます。

イニング交代の度の乾性の土を入れる試合は、テンポが悪く時間だけがかかり、雨に濡れながらの観戦は疲れるばかりです。

 

このように最悪のコンデションでもしなくてはならない理由は何だったのでしょうのか・・・

通常の試合の決定権は、主催者側(ホームチーム)にあるのですが、このCSは、セ・リーグが決定権を持っています。

そのセ・リーグの統括責任者いわく、「CSの性質を考えて判断した。出来るだけ試合をすることを最優先に考え、やれば9回までするのが基本」だそうです。

その上「中途半端な形で一大イベントであるCSを結着させるこは出来ないという忖度があり、不利にDeNAがなること、多くのファンが集まったことへの配慮、そして阪神球団の興行収入をも考えてのこと」だとも言われています。

「通常の試合と違うので、厳しい判断で続行させた」とも言っています。
これは、日程的に余裕があれば、中止していたとも取れます。

セ・リーグの日程の不備を棚に上げ、悪条件でも日程通りやらすという態度に、憤懣を覚えます。

  日刊スポーツから
   まるで池のなかでの試合 マウンドとバッターボックスだけは土が見えます・・・

 

どちらにしても、雨が降ろうが、選手がケガをしようとも、試合内容が十分でなくとも、白黒の結着だけを付けたいと思われますが、それはうがった考えであるのでしょうか・・・

両チームとも条件は同じで、プロである以上どんな条件でもやるのが使命だという人もいますが、プロとしての最高のプレーを見せることも大事であり、その条件を整えるのも機構側の配慮とも思われます。

中途半端な形で終わらせたくないというセ・リーグの考えは、結局、中途半端な形で試合続行となったのではないでしょうか・・・

1勝1敗となり、あと1試合することで結着をつけることをセ・リーグは望んでおり、それはそれでよいのですが、試合の結果だけではなく、大事な試合だけに、選手にも観客にも納得の出来る試合展開と結果が望まれます。

 



 


トラ、レギュラーシーズン終了 と 引退試合に思うこと

2017年10月11日 11時15分54秒 | 野球・タイガース

2017年、レギュラーシーズン全日程143試合が終了し、78勝61敗4引き分け、勝率0.561 貯金17は、2008年(岡田監督)の82勝59敗3引き分け 貯金23以来、9年ぶりです。

10月10日の最終試合は、安藤投手の引退試合でしたが、前日に引退を表明した新井良太の引退試合ともなりました。
多くのプロ野球選手も引退試合やセレモニーをしてくれる選手は一握りの選手です。
引退試合があるたびに、感激と感動があります。
そして、引退後の活躍を祈らざるを得ませんが、果たして、安藤も新井も決まっているのでしょうか・・・

  

 

正直、僕は、安藤投手にはあまり良い印象を持っていません。
2002年入団し、2003年から中継ぎ投手として、また2005年から先発投手に代わり、それなりの成績を上げたのですが、2008年、2009年の優勝を争う大事な試合を潰し、その印象がいまだにあり、それ以降の中継ぎ登板では、あまり期待出来ないと思うようになりました。

でも2003年、2005年の優勝には、貢献し、引退式での人気は、今だ衰えていませんでした。

  

  

  
   鳥谷、プロ野球15人目の1000四球を記録  新井のこのパフォマンスはもう見れない

 

新井良太は、中日からトラに2011年移籍し、それまでの駐日5年間で1本しか打てなかったホームランも、トラの7年間で39本のホームランを打ちました。
その間、兄の新井貴弘の影響があったのでしょうか・・・

その兄が広島に帰ると、良太の成績もあまり伸びず、特に今年は若手の台頭もあり、出番が大幅に減少し、引退の原因となったようです。
それでも、安藤投手同様、良太の人気もなかなかのもので、ホームランでのバットを投げ出す姿はファンには焼き付いているのではないでしょうか・・・

  

さて、2位に終わったトラは、CSのフアストステージをDeNAを迎えて甲子園で14日から戦います。
最終試合で、メッセンジャーが4回をほぼパーフェクトに抑え、8奪三振、それも7連続三振を奪い、CSを万全で戦えることを証明しました。
4回で終えたのは、14日の第1試合に先発するためなのか、どうかは分かりませんが、トラにとっては朗報に違いありません。

 

理想的には、5,6回をリードして、後を強力な救援陣が引き継ぐトラペースで連勝と行きたいものです
どちらにしても、先発は、メッセンジャーと秋山、それに能見であり、果たして、その順番は・・・

 


トラ、CSの相手はDeNA・・・ホームの優位を生かせるか・・・

2017年10月02日 09時56分51秒 | 野球・タイガース

今季、2位を確定したトラの相手は、3位のDeNAにきまりました。

以前は、相手が巨人よりDeNAの方が組し易いと思っており、そうなって欲しいと考えていたのですが、どちらにしても油断ない相手であることには違いありません。

  
  前日、Gの先発畠から頭部死球をうけ、10/1にも先発出場し、監督に「今季一番かっこいい 
  ホームラン」と言わしめた5回、畠からの9号を放った上本。 G戦の連勝の立役者です。        
                                                                                       


投手陣の充実している巨人、打撃が優位に立っているDeNA、どちらも強敵であることには違いがありません。

と言っても、相手がDeNAと決まった以上、トラもDeNAに負けないだけの打撃をすれば良いのですが・・・昨日のDeNAの打撃を見れば少々怖さが感じます。

幸い、今までの成績が反映できるとすれば、若干、トラの方が有利となります。
と言っても長期ペナントレースと短期戦では、過去の実績とか数字はアテにならないことは承知の通りです。

  
 9月30日 Gに勝利し、2位を確定し、甲子園でCSファストを戦いますが、地元の優位を生かして
   欲しいものです。


ただ、トラが若干有利な点は、救援陣です。
したがって、ともかく、6回までたとえ1点でもリードすることがトラの優位の条件です。
そのためには、やはり先発投手の出来が大きなカギを握ることになり、そこにメッセンジャーが投げれるのかがトラの勝ち抜きの大きな条件になりそうです。

これはファストステージの対DeNA戦だけではなく、ファイナルステージも同様です。
どちらのチームにも、数字的には打撃は悪く、どうしても投手陣の出来如何にかかってくることでしょう。