生田裔神八社(いくたえいしんはちしゃ)と言われる神社が、神戸に点在しているのをご存じでしょうか?
生田神社を囲むように点在している裔神八社のことで、港神戸守護神厄除け八社とも言われています。
一宮神社から八宮神社まで数字の順に八社巡りをすると厄除けになるとされています。
その神社巡りをしようと地図で所在地を調べると、数字の順に行くのには時間が掛りそうなので、適当に回ることとしました。
もちろん、徒歩で行くのですが、全部を回ることが出来ず、途中挫折しました。
厄落としにはならなかったのではないでしょうか?
この八社の並び方(点在地)については、現在はかなりズレテいるのですが、北斗七星に似ていたそうです。
また、北斗七星の6番目の星は正確には2つあり、全部で八星となります。
そこで、八社のうち八宮神社には六宮神社が合祀されているので、てっきり北斗七星と同じ条件にしてあるのかと思ったのですが、残念ながら、この合祀は明治初期に道路拡張工事のために合祀となったそうで、ミステリーな話にはならないようです。
ビルの囲まれた二宮神社と四宮神社
三宮駅を10時過ぎに出発し、まず、二宮神社、一宮神社、そして県庁の近くにある四宮神社まで行くと、11時半となり、足も疲れてきたので、昼食にしました。
だらだらと、アップダウンの道を地図を見ながら歩くと実際の距離以上に足に響くようです。
ということで、五宮神社は少し山手にあるので、飛ばして八宮神社に向かいました。
六宮神社が合祀されているのですが、今までの他の神社では初詣の雰囲気がしたのですが、ここは、静まりかえって、華やかさが全くありません。
お堂の中にもお供え物一つもなく、寂しい限りでした。
寂しい八宮神社 整列して参詣を待つ生田神社
そこから元町に出て、商店街を覗き、南京町を通り三宮神社にたどり着きました。
ここは、会社の一団と思しき背広姿と着物姿の団体が社をしめ、一般の参拝者を塞いだ状態になっていました。
今日は、初出勤の日で、多くのサラリーマンがお参りに来て、賑やかな様子でした。
それ以上に賑やかののが、生田神社でした。
多くの参詣者には、若いカップルが目立ち、もっと驚いたのが、拝むのにきれいに整列して順番を待っているのです。
いままで、多くの神社仏閣にお参りに行っているのですが、大人しく整列して、お賽銭をあげるのを見たことがありません。
いつからなのでしょうか? これで、若い人たちが行儀がよくなったと判断するのは早計でしょうが・・・・
九日からの十日戎は、社殿の前は毎年、押し合いして揉まれてお賽銭を投げたのですが、ここと対比して考えると、お参りも神様次第なのでしょうか?
結局、五宮神社と七宮神社を後日に行くこととしました。いつのことになるのか・・・・