今年も残るところ1か月あまりとなりました。
昨年、来年はコロナ禍も解消されていると思っていたのですが、残念ながら今年もコロナ禍のなかでの年越しとなりそうです。
日本では感染者数は大幅に改善されていますが、世界ではまた増えており、その上、新変異株(オミクロン)が出てきて、世界に警戒感が走っています。
デルタ株をしのぐ感染力が疑われワクチン効果を低下させる懸念が持たれています。
従って、まだまだ日本も油断が出来ない状態です。
このような中、旅行にも行くことが出来ず、新しい画材がなく、以前に行ったところを思い出しながら描きました。
仁和寺
金沢 兼六園
奈良 仁王さんと鹿 猿沢の池
伊根のカモメ
詩仙堂への道
しかし、以前から写真を見て書く絵は実態と違うということで、人によってはそれは絵ではないと言われたことがあります。
一方、私は、絵は、あくまで絵空事であり、なにも実写だけが、写生だけが絵ではなく写真との違いであると思っています。
絵は、描く人が思いを込めるか、はたまた絵を鑑賞する人を感嘆させることで描くか、結局は、描く人が納得し、それを鑑賞する人にどれだけ共感を与えるかにあるのではと思います。
僕が絵を習い始めたころ、言われたことは、上手く書こうと思うな・・大胆かつ繊細に観察力を持てと・・・
絵を趣味にしている場合、僕もそうですが、上手下手は別にしても、多くの人に見てもらいたいという願望があり、一人悦に入っており、案外それが制作意欲を駆り立てているのかも知れません。