徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

今年6月以降に描いた水彩画・・・

2021年11月29日 09時06分48秒 | 芸術・水彩画

今年も残るところ1か月あまりとなりました。
昨年、来年はコロナ禍も解消されていると思っていたのですが、残念ながら今年もコロナ禍のなかでの年越しとなりそうです。

日本では感染者数は大幅に改善されていますが、世界ではまた増えており、その上、新変異株(オミクロン)が出てきて、世界に警戒感が走っています。
デルタ株をしのぐ感染力が疑われワクチン効果を低下させる懸念が持たれています。

従って、まだまだ日本も油断が出来ない状態です。

このような中、旅行にも行くことが出来ず、新しい画材がなく、以前に行ったところを思い出しながら描きました。

         仁和寺

   金沢    兼六園  

   
       奈良 仁王さんと鹿             猿沢の池 

     伊根のカモメ

                    詩仙堂への道         


しかし、以前から写真を見て書く絵は実態と違うということで、人によってはそれは絵ではないと言われたことがあります。

一方、私は、絵は、あくまで絵空事であり、なにも実写だけが、写生だけが絵ではなく写真との違いであると思っています。
絵は、描く人が思いを込めるか、はたまた絵を鑑賞する人を感嘆させることで描くか、結局は、描く人が納得し、それを鑑賞する人にどれだけ共感を与えるかにあるのではと思います。

僕が絵を習い始めたころ、言われたことは、上手く書こうと思うな・・大胆かつ繊細に観察力を持てと・・・
絵を趣味にしている場合、僕もそうですが、上手下手は別にしても、多くの人に見てもらいたいという願望があり、一人悦に入っており、案外それが制作意欲を駆り立てているのかも知れません。


映画 「 燃えよ剣 」

2021年11月19日 08時41分56秒 | 映画・社会

封切り日から1か月以上経っているので、もう上映されていないとばかり思っていたのですが、ひょんなことから、今も上映されているのを知り、見に行ってきました。

 
 

土方歳三(岡田准一)の半生を、インタビューで語りながら進行して行き、幕末の動乱期を彼とその仲間が激動の如く暴れまくって、駆け足的な展開で描く、血生くさいアクション劇です。

何しろ土方歳三の半生を、2時間半の映画で駆け抜けるため、文字通り展開が激しくある程度の歴史の記憶と則して見てゆかなくてはならず、2時間半はあっと言う間でした。

          

今まで、土方歳三のドラマや映画は、部分部分を取り上げたものが多かったようにおもいます。
従って彼が関わった多くの事件や事象を時系列的に演じる作品は、珍しくこれほど彼一人が主役であったものと改めて思い知らせられました。
それほど日本の歴史に、江戸末期特に佐幕派と討幕派の間で、良くも悪くも影響を与えたものとホトホト感心せざるを得ません。
ただ、それが多くの人の血を流したという事実は、彼だけのセイだけではありませんが、勝てば官軍で新政権樹立に肩入れするものが多くあるのも仕方がないのです。

   

血気盛んな田舎の若者が、武士になりたいという一念で武芸に励み、京都で会津藩で浪士組を組織し、芹沢鴨(伊藤英明)の殺害、新選組の結成、池田屋事件、鳥羽伏見の戦い、そして仙台、会津での戦い、そして五稜郭へと、歳三の歴史を中心にスポットを当てての構成で、その合間に、お雪(柴咲コウ)との心の交流、近藤勇(鈴木享平)沖田総司(山田涼介)ら隊士の関係を描き歳三の人間味ドラマとなっています。

 

武州多摩の”バラガキ”は、「武士」になったのでしょうか?
最後の壮絶な彼の死が、武士としての意気込みを表したのでしょうか・・・

土方歳三の求めたものは手に入ったのでしょうか・・・
何が彼をここまで駆り立てたのか・・・
彼が望んだ武士は・・最後まで武士として生きたのでしょうか・・・
多くの仲間をなくし、彼は何を望んで新しい世の中を望んだのでしょうか・・

時代の潮流に流され、命を懸けて夢を求めた者たちは、結局、刀の力だけではどうにもならなかったという思いに至ったのでしょうか・・・

この激動の時代があったからこそ、今の時代が、日本があることを忘れてはならないのでしょう。


トラ、あっけないCS終焉・・がっかり

2021年11月09日 19時40分25秒 | 野球・タイガース

余りにも不甲斐ない負け方での終焉でした。
基本をおろそかにしたツケが出ました。
首脳陣も選手も恥を知らなくてはなりません。
トラファンも恥ずかしい思いなのですから・・・・

まず、短期決戦には、それなりの戦い方があると言われており、それを忠実に実践したのが巨人で、見くびった戦い方をしたのがトラではないでしょうか。

 11月6日
 

 11月7日

11月6日は、9安打の巨人に対して5安打のトラ・・失策なくタイムリーもなかったトラ、0敗負け
11月7日は、11安打のトラが2点、7安打の巨人が4点・・そしてトラには2つのエラー・・これが勝負を決めた。シーズン中もこんな現象はよく見かけました。

相手は、シーズンで負け越したチームであり、ましてやトラ自身も巨人に勝越したとか・・4番バッターがいないとか・・何かと優位性だけで、短期決戦ということを忘れシーズン中の自分の野球をすれば勝てるという思いあがった気持ちがあったのではないでしょうか・・(と思われても仕方がないのでは・・)

過去に、短期決戦で弱く、幾度も負けているのを要は学習能力が出来ておらなかったのではないでしょうか・・・

                   
8人の助っ人も使いこなすことが出来ず、来期は、退団のうわさが、それも同リーグに? 退団は梅野もうわさが・・いかにくい止めるか、ストーブリーグの見ものになるか?

 

あの2008年を悔しい思いを忘れたというより、その自分のベテランがあらず、その悔しさを伝えるべき監督がそれを問題視しなかったとおもわれます。

あの年は11ゲーム差をつけながら、巨人に追いつき追い越されての2位阪神と3位中日のCSも1勝2敗で敗退。2010年は2位阪神と3位巨人のCSも3位巨人に0勝2敗で敗退。2013年も2位阪神、3位広島で0勝2敗で敗退2015年も、2017年もCSフアストステージで敗退、2019年は唯一2014年は2位阪神が3位広島に1勝1分で勝ち越し、フアイナルで巨人に4勝1敗で日本シリーズに進出しています。
この14年間でCS進出が5回、そのうちファイナルCS進出は2回でした。

  
   佐藤輝、中途半端な使用だったのか・・                      ルーキー中野の活躍もエラーが・・   
 長引くスランプを止めるコーチ陣はいなかった?           ポジション別エラー数はワーストの17

 
現状から、少なくとも打撃コーチと内野守備コーチを、臨時コーチではなく、過去の阪神の実情が分かり、実績のある人に願いたいものです。

何しろ、矢野監督になくて、原監督にあるのが、勝負勘なのです。
勝負勘とも勝負運かもしれないが、どちらにしても勝負に対する執念が口先だけでは勝てないということではないでしょうか・・・

  盗塁を見抜かれる・・
はっきりしたことはわかりませんが、言えることは、巨人の方が勝負勘が鋭いということ。
トラのサインは見抜かれても、トラは盗みに大恥が・・7月には近本のサイン盗みで大恥をかいた監督の言動は今も今年の恥の一部では・・・

今日(11/9) どうやら矢野監督の続投が正式に決まったようです。
決まった以上、来期は死に物狂いで頑張って欲しいものです。