徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

若手の活躍で初勝利・・・・・

2011年02月27日 16時38分35秒 | 野球・タイガース

昨日と練習試合を含めて3試合は散々だった若手の打棒が、芽を吹き出しました。

心配性の僕には、まだまだこれで安心するわけにはいきません。
このような内容が継続することが大事なのです。

それにしてもテレビ中継が関西テレビの2時から3時までの1時間しかなく、CSもありません。
まぁ 仕方がないですが・・・・

ということで、その1時間も最初から見ていませんので、途中から少しだけ・・・・
結果は、パソコンで確認しました。

           1  2  3  4  5  6  7  8  9      R   H 
    阪神   0  0  2  2  0  0  0  0  0  =  4  11
   オリックス  0  0  0  0  0  0  0  0  0    =    0      8

今日の先発1番は、坂でしたが、5回に三振を喫し、俊介に交代、その俊介が7回、9回
と2安打し、昨日の不振を挽回しました。

7番3塁に入った高浜が2安打、1打点、1盗塁と前評判通りの活躍となりました。
レフトに入った柴田もマルチ安打しています。

  
   4回 2本目のヒットを放った高浜     
 高濱に続いて小宮山はセンター前に

  
   5回 鳥谷 ライトへ2ベース        
 7回 俊介がレフトへ この後盗塁  

見てないので、状況は分かりません、盗塁死の記録が野原裕と浅井に記録があり、兎も角昨日の動かないよりは、今の時点では失敗しても走るのに価値はあると思います。

先発投手は鄭で3回を3被安打、2番手は鶴、3回を1被安打、次に江草、若竹、藤原が各1イニング投げ、完封リレーとなり、昨日の雪辱をしました。

オープン戦といえども、若手の育成と同時に勝つ習慣を付けることが大事で、その中で、活気が出て元気が出て、それが好成績につながると思います。   

次は、トラの初ホームランは誰が打つのでしょうか?
出来れば、若トラから出て欲しいのですが・・・・・・・・・・・・・・・


オープン戦始まるも、先行き不安だらけ・・・

2011年02月26日 17時44分51秒 | 野球・タイガース

たかがオープン戦、されどオープン戦・・・・・

今年のキャンプでも散々言われていたのですが、打撃陣は、若手の台頭がなく、どうも打撃に活気がないと言われていました。
それを地で行ったのが、今日のオープン戦初戦なのでしょうか?

オープン戦は、勝つことよりも、試合の内容が重視されるのですが、勝てず内容もなしとなれば、この先不安だらけです。
結論づけするのは早計ですが・・・・・

            1  2  3  4  5  6  7  8  9     R   H
  オリックス    0  0  0  1  0  0  0  0  0  =  1   5
  阪   神    0  0  0  0  0  0  0  0  0  =  0   4

先発は、両チームとも、ほぼペナント戦と同じメンバーだと思われるのですが、阪神にはこれはというものがなく、負ける時は、何時もの嫌なパターンで元気がありません。

塁に出ても、塁にしがみついている状態では、野球の面白さが半減です。
サインはでないのでしょうか?
オープン戦だからこそ、ドンドン走ったり、バンドしたり、いろんなことの試みが欲しいのですが・・・・

  
    先発メンバー                         好投したルーキー榎田

それに比べて、オリックスの駿太の足や打席での動きは見るべきものがありました。
明日も同じ対戦があり、それが修正されるか、活気ある、元気な試合を見せて欲しいものです。

投手陣は、キャンプ中でも、12球団でも屈指の充実した陣容と言われており、今日の先発はルーキーの榎田で、見事な内容でした。

 


春一番は・・・・・

2011年02月24日 15時21分47秒 | 独り言・社会・ニュース

大阪では、今年の”春一番”が吹いたのでしょうか?

関東地方では、2月18日に記録したようですが・・・・
ちなみに、昨年、大阪では3月15日で、かなり遅かったようです。

春一番が吹く日付は年によってばらつきがありますが、平均すると2月26日前後が多いそうです。

「春一番」の発生条件というものがありますが、地域気象庁により、多少異なります。
大体、立春から春分までの間に、日本海を進む低気圧に向かって、南側の高気圧から10分間に風速8m/s以上の風が吹き込み、前日より気温が上昇することが、「春一番」の発生条件です。

「春一番」は毎年発生するとは限らないようで、年によっては観測なしとされます。
また、同じ年に何回も吹く場合もあり、「春二番」とか「春三番」などと呼んでいます。

謂れについても諸説ありますが、安政6年(1859年)に長崎の壱岐で漁師が出漁中、おりからの強風によって船が転覆し、53人の死者を出し、この強風を「春一」と呼んでいたのを、昭和34年(1959年)に壱岐で用いられているとして「俳句歳時記」に紹介されたのを、新聞各紙が報道し、一般的に広まったとされています。

  我が家の「チュウリップ」も芽がふいています

この暖かい風で、眠っている木々の芽や花の蕾も眼を覚ますのでしょう。
しかし、それもつかの間で、再び冬の寒い空気が力を盛り返し、いわゆる「寒の戻り」がやってきます

暖かくなると気も緩みますが、再び寒さがぶり返し、風邪などひかぬように体調管理が必要です。


九州新幹線と東北新幹線

2011年02月22日 16時43分38秒 | 鉄道のよもやま話

指定席が15秒で前売りが売り切れたと報道された九州新幹線の期待度は、今後どのようになるのか見ものです。
以下、僕の独断と偏見で東北新幹線と合わせて比較してみます。

 

午前6時の新大阪発鹿児島中央駅行き下り「みずほ」の一番列車の指定席306枚が15秒で売れたそうです。(インターネット予約は3月5日から)

東海地方から中国地方にかけての太平洋沿岸の人にとって「N700系」の新幹線は、珍しくないのですが、九州の人は、その感覚はかなり違うようです。

九州新幹線「みずほ」「さくら」という名前よりは、「のぞみ」とか「ひかり」「こだま」という新幹線の代名詞の名前に憧れを抱いているようです。

もっとも、九州人が新幹線に乗って大阪まで行くのかという話もあるほど、関心が薄いのではないかと言われています。
九州人にとっては博多が都であり、もっと東のほうと言えば大阪より東京の方が関心が高いのではないでしょうか?

元々、大阪ー九州の直通列車は「さくら」だけの予定だったのが、突如、「みずほ」という名前が飛び出し、沿線の知事連中からも総すかんを食い、九州人は、愛着が希薄なのではないでしょうか?

いっそのこと、東京ー鹿児島まで「のぞみ」を直通で走らせないものなのでしょうか?
どうしても新大阪か博多で乗り換えなくてはならないのは、利便性から、また飛行機からの乗客を奪うことは出来ないでしょう。
時間的にも費用的にも、そして高速道路の通行料による競争にも負けるのではないでしょうか?

新幹線の乗客数は、平成20年の記録では・・・
   東海道新幹線   552.6Km   1310万2000人
   九州新幹線     137.6Km     85万7000人

   東北新幹線     631.9Km   1639万8000人

この数字を見れば、如何に東北新幹線の乗客数が多いのか分かります。

  
  E5系  ”はやぶさ”      ”はやぶさ”には、フアストクラスが・・・・ 「グランクラス」                  

東北新幹線は、新青森までの延伸にともない、新規車両を投入し、今までのグリーンを越える豪華車両もあり、飛行機や自動車に逃げる乗客を引きとめる努力があり、興味を繋げるているのに、山陽新幹線、九州新幹線にはそれがないのが寂しい限りです。

九州新幹線は、鹿児島から延びることは出来ませんが、東北新幹線は、北海道という観光地に伸びる楽しみがあります。(東京から直通で行ければの話ですが・・・・)

                
    九州新幹線 ”さくら弁当”               東北新幹線 ”はやぶさ弁当”
          どちらが おいしいのでしょうか?・・・・

「N700系」は雪の中が弱く、その点では「E5系」「E6系」に軍配があがりますが、カーブの多い東海道新幹線に果たしてE5系が走れるのでしょうか?
16両で走るN700系と10両+こまちE6系で走るE5系では、N700系の方が座席数が多く大量輸送では、N700系に軍配が上がります。

このように単純比較出来るものではありませんが、将来的にどうなるのか、またどうしようとしているのか、一番大事なのは、速度よりも安全輸送なのです。

九州新幹線については、拙ブログ2010年12月12日に書いていますので、参考にしていただければ幸甚です。
 http://blog.goo.ne.jp/ganbaro433/d/20101212


3月12日 JRダイヤ改正

2011年02月18日 14時42分59秒 | 鉄道のよもやま話

3月12日と言えば、九州新幹線全線開業に伴い、新大阪ー熊本・鹿児島中央間で運転が開始されます。
この日、なにも九州新幹線だけではないのです。

その九州新幹線については、後日に書きますが、今日は、JRグループのダイヤ改正に伴いJR西日本を中心に書いてみます。

まず、在来線特急に大きな変化があります。
新大阪・大阪・京都と近畿地方北部を結ぶ特急列車に287系が投入されるとともに、特急列車の名前が統合されます。

       現行特急名              改正名          運転区間           
 北近畿、 文殊、 タンゴエクスプローラー   「こうのとり」    新大阪ー福知山・豊岡・城崎温泉
 きのさき、たんば               「きのさき」    京都ー福知山・豊岡・城崎温泉
 はしだて、タンゴディスカバリー         「はしだて」    京都ー宮津・天橋立・久美浜
 まいづる、タンゴディスカバリー         「まいづる」     京都ー東舞鶴
 はまかぜ                    「はまかぜ」    大阪ー香住・浜坂・鳥取

北陸本線では、大阪ー金沢・富山間の「雷鳥」が消え、「サンダーバード」に統一されます。
昭和39年、東海道新幹線の接続特急として、脚光を浴びて登場した485系ですが、半世紀足らずで消え去ることになりました。

            
           消え去る国鉄色、ボンネット型の485系 雷鳥  

阪和線では225系を投入し、紀州路快速を1時間3本を4本に増発します。
大和路快速も同様4本に増発されます。

225系については・・・・http://blog.goo.ne.jp/ganbaro433/e/7e5895ea0667b0976d05a4fcd8cf9fc3

JR宝塚線では、昼間時間帯に宝塚から大阪への直通の快速を1時間あたり2本増発、丹波路快速とあわせて4本の大阪行き快速が設定されます。
これにあわせて、昼間時間帯の宝塚からJR東西線へ直通運転している快速は塚口発となります。

JR京都線・神戸線では225系投入により、土休日のすべての新快速を12両編成となり、平日の新快速12両編成は約7割に増大します。

大阪環状線やJRゆめ咲き線でも「関空/紀州路快速」「大和路快速」が増発されることから、ダイヤ改正によって利便性を計るそうです。
そのなかで、大正駅に快速が終日停車します。

このほか、琵琶湖線では、南草津駅にすべて新快速が停車します。

 


対日ハム、中田一人にやられる・・・・

2011年02月16日 20時37分49秒 | 野球・タイガース

沖縄・名護市営球場で行われた対日ハムとの練習試合も勝てませんでした。
さい先良く、2点を先取するも、中田のホームランとピッチャー返しのタイムリーの2打点を挙げられ、勝つことが出来ませんでした。

 
    先発は・・・・・                   
 林のセンター前先制打

トラは、先日のヤクルト戦での若手の不振に、首脳陣がカツを入れるためか、平野、鳥谷を先発に入れて、若手の奮起を促したのですが・・・・・・

先日のヤクルト戦もそうでしたが、若手の思いきったプレーが出来ていません。
特に、2ストライクから見送りの三振は、頂けません。

 
 4回、中田の右中間ホームラン(鄭から)       トラの先発 鶴 3回を無難に・・・・                    

日本ハムの中田翔は4番で登場、第2打席の4回には2番手の鄭から、低めの変化球をすくいあげ、風にものって右中間に掘り込みました。
これで、今季対外試合で3本目のホームランとなり、今日の低めのボールをすくいあげてのホームランは、今年は何か爆発しそうな感じがしました。

その中田に対して、トラの面々を見ても、今季大暴れしそうな、若手が見当たらないのが残念です。
たかが練習試合、これからのオープン戦を重ねてゆけば、今季に楽しみな若手の台頭を期待したいものです。

 

 


現存天守のある城 丸亀城

2011年02月15日 11時27分18秒 | 旅行・観光

現存、天守閣のある城は、12ありますが、そのうちの4つの城が四国に残っています。
丸亀城のほか、高知城、松山城、宇和島城です。

丸亀城は、現存12の城の中で最少の規模ですが、石垣の高さは約60mと日本一です。

 

築城は1597年、生駒親正、一正親子によって、高松城の支城として着手されましたが、1615年、幕府の1国1城令で一旦は廃城となるも、生駒騒動の後領主となった山崎氏によって再建されました。(1642年)

その山崎氏に世継ぎがなく絶家となり、そのあとに京極氏が6万石として入府し、天守閣、大手門が整備され、明治を経て現在に至っています。

丸亀城は、輪郭式平山城で別名 亀山城とか逢菜城とか呼ばれています。

   

 

  
  大手一の門                 大手二の門              天守から城下を


丸亀城の見どころは、石垣です。
主に築城技術が最も発達した山崎氏の時代に築かれました。

丸亀城の石垣には、「野づら積み石垣」「打ち込みハギ石垣」「切り込みハギ石垣」など様々な石積みが見られます。

「野づら積み石垣」                

自然の石をそのまま積み上げるもので隙間があり、雑に見えますが、水はけが良く、崩れにくいのです。
大手一の門の西の広場に見られ生駒親正が築いたと言われています。                          

「打ち込みハギ石垣」              

石の面をノミを使って平に組み合わせ、石の隙間にぐり石を入れて積んであります。
丸亀城の石垣の大部分はこの積み方で二の丸の石垣などに見られます。

「切り込みハギ石垣」               

石をノミで削り、隙間がないように組み合わせて積んであり、城の大事なところに築き見せる石垣として知られています。
この積み方は案外と崩れやすいという欠点があります。
南から三の丸に登る時に見られます。

 


瀬戸大橋のど真ん中で、緊急停車・・・

2011年02月14日 10時19分42秒 | 旅行・観光

先週土曜日から所要があり、高松に行ってきました。
その日、前日からの雪と強風で、一時マリンライナー(岡山から高松への快速電車)が瀬戸大橋を渡る手前の児島駅でストップしました。
瀬戸内海に風速25mが吹いているための緊急停止です。

このような状態は、岡山駅を出発する時には、なんの情報もなく、思いがけない出来事でした。
天気予報でも、前日は低気圧通過のため雪が降るとは知っていたのですが・・・・
年に何回となく日帰りや泊まりの国内旅行をしているのですが、初めてのハプニングでした。

何時再開されるか分からなかったのですが、思ったより早く児島駅で30分間車内で待機していたのが、発車しました。
でも、悪い予感があたり、瀬戸大橋のど真ん中で、風が強くなったので停車しますと車内アナウンスがあり、風の音と電車の揺れにオドオドしながら、ただジーとするしかありませんでした。

しかし、これも案外早く動き出したのは良いのですが、トロトロ運転で渡り終えるまでは、瀬戸内海の三角波を見ているだけでした。

  
   瀬戸大橋路線図                     天気が良ければ、絶景なのですが・・・

瀬戸大橋を渡り終え坂出の港が見えた時は、ホッとしました。
が、一面の雪景色で、これも思いもかけない風景でした。

マリンライナーの電車は1時間に1本運行していますが、僕の乗った電車の前の列車と乗客を児島駅でまとめたので、僕の前の列車の遅れは85分と言っていました。
僕の遅れは25分ほどだったのですが、すごく長く感じたのは、僕だけではなかったようで、周りの乗客も、高松駅に着いた時の安堵の声が、この状態をあらわしていたようです。

瀬戸大橋は、上部には自動車道路があり、この橋のストップは年間に10から14日ぐらいあるそうです。 特に台風に時期に多いようですが、丸1日止まることはなかったようです。
ストップすれば、少し時間はかかりますが、フエリーの代替え運航もあるようです。

昨日(2/13)は、天気が良く、快適でしたが、今日はどうやら低気圧の通過が予報されており、橋は通行止めになるかもしれません。

  
    横転しても海には落ちないと思うのですが・・・・・    丸亀城から見た瀬戸大橋

本来は、丸亀城に行ってきましたので、その様子を載せるはずだったのですが・・・・・
現存天守が残っている12の城の一つですが、その様子は、後日に・・・・

 


三寒四温って今の時期なのでしょうか?

2011年02月11日 11時05分14秒 | 今日は、何の日

「三寒四温」とは、冬の時期に寒い日が3日くらい続くと、あとは比較的暖かい日が4日程続くとという意味の言葉で寒暖の周期をを表しています。

もともと中国東北部や朝鮮半島北部で、冬の時期に使われていたのですが、日本に伝わって、最近は、本来使われる冬ではなく、春先に使われることが多くなってきました。

        

日本では、早春に低気圧と高気圧が交互にやってきて、低気圧が通過し寒気が流れ込んで寒くなった後、今度は高気圧に覆われて暖かくなり、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。

ということで、本来、使われる時期とは異なるのですが、日本では寒暖の変化がはっきり表れる春先の今の時期が良いのではないでしょうか?

本来とは違う意味として使われるようになった言葉には、「五月晴れ」とか「五月雨」があります。
「五月晴れ」も「五月雨」も、本来、梅雨の時期の言葉なのですが、今では5月の時期に使われます。

  
 昨年の梅  伊丹緑が丘公園                   昨年の梅  北野天満宮

太陰暦を使用していた時代に季節をあらわすため工夫として考え出せれたものに二十四節気があり、これについては以前述べましたが、その二十四節気をさらに3つに細分化したものに七十二候というのがあります

一候を5日程度と短いため地域差や年毎の気候の違いにより現実とは少々異なりますが、あくまで目安と考えれば良いと思われます。
本来は、中国から伝わったものですが、日本に伝わってからは、色々と日本的に書き換えられ、時代や作者の違いがあり、正しいというものはないようです。
が、季節の移り変わりの参考にはなると思います。

七十二候は、二十四節気のうち立春から一候が始まっています。
2・3月の時期にあたる七十二候は次の通りです。(4月以降については、その都度に載せます)

立春                        啓蟄
  
 一候  2月4日   東風凍を解く          七候  3月6日   巣籠もりの虫戸を開く 
    二候  2月9日   うぐいす鳴く           八候  3月11日  桃初めて咲く
    三候  2月14日  魚氷にあがる          九候  3月16日  菜虫蝶と化す    

雨水                        春分
  
 四候  2月19日  土が潤い起こる        十候  3月21日  雀始めて巣くう
    五候  2月24日  霞始めてたなびく       十一候  3月26日  桜始めて開く
    六候  3月1日   草木萌え動く          十二候  3月31日  雷声を出す

最近は、温暖化が進んでいると言われ、季節感が失われてきているようです。
いつまでも、四季折々の風情を楽しめるようになって欲しいものです。

  梅一輪  一輪ほどの  暖かさ         暖かさ  梅に誘われ 春近し  


なぜ?新幹線の運転台は反対になっているのでしょう・・・・

2011年02月09日 11時23分55秒 | 鉄道のよもやま話

電車の運転には、主にマスターコントローラー(マスコン)とブレーキの両ハンドルのみです。

マスコンとは、車のアクセルに相当するもので、マスコンハンドルを手前に引くと、アクセルを踏んでる状態になって電車は加速する。

自動車はアクセルやブレーキを足で踏みますが、電車の場合はすべて手で操作しています。

在来線の場合は左手でマスコンハンドルを、右手でブレーキハンドル操作するように配置されています。
しかし、新幹線の場合はマスコンが右、ブレーキハンドルが左と、在来線とは全く逆に配置されています。

同じ配置にして統一した方が、使いやすいように思うのですが、これには理由があるのです。

 
     新幹線 500系 運転台                          新幹線500系


在来線の場合は、駅間が短いためにストップとスタートが多く、運転手は列車を止める動作が忙しい。
止まる時、右手のブレーキハンドルを所定の位置まで回せばいいのだが、ブレーキをいきなり目いっぱい回してしまうと急ブレーキがかかってしまうため、ブレーキをきつくしたり緩めたりしながら、スムーズに停車させるのです。

 
    阪急 3000系 運転台                       阪急 3000系車両  

在来線では、この微妙な作業が多いために、利き手にあたる右側にブレーキハンドルを配置いています。
”電車でゴー”というゲームがありますが、このブレーキ操作が上手くしなくては、ホームの定位置に止めることが出来ません。
電車を上手く止めるには、このブレーキ操作が上手くなくてはダメなのです。

新幹線の場合は、停車駅が少なく駅の間隔が長いために、発車後は、速度調整が主な仕事となります。
そのため、マスコンを利き手である右側に配置してあるのです。

 
   阪急 9000系 運転台                         阪急 9000系   

最近では、一つのハンドルで運転する電車も増えてきています。
その場合は、そのハンドルを手前に引くと加速し、前方に追い出せばブレーキがかかるようになっています。

これにも理由があります。
運転手が、何らかの病気等で意識をなくした場合、前方に倒れる可能性が高いことから、前方に押すことでブレーキがかかるようにシステムを決めたと言われています。