来期のスローガンが発表されました。
それを読んだとき、一瞬理解できませんでした。
「イチにカケル!???」
これはスタッフ、選手が参加したスローガンミーテイングを行い、チームが目指す方向性など意見を集約した結果だそうです。
選手から「イチ」を大事にしたいという意見から「1番」への思いを共有しており、「1勝」「1球」「1歩目」「ワンチーム」などの意味もこめたものだそうです。
このスローガンの意味は、ここまで聞いて一応納得できましたが、当初は、カケルとは、「欠ける」「掛ける」「懸ける」【駆ける」・・・どういう意味???
こんなことを思ったのは僕だけでしょうか・・・一瞬の理解力がないのかな・・・
当然ながら1番つまり優勝に「懸ける」という意味とは分かるのですが・・・・
佐藤の不振がトラのブレーキに・・ 来期も期待される青柳・・・
大体、スローガンとは、読んだ人が誰でもすぐイメージできるものでなくてはならないと思うのですが、あまりにもあれもこれも多くの意味を込めすぎです。
このスローガンはまだ、「イ」と「チ」の間に「ノ」を入れて「命にカケル」とも読むとか「ル」も「心」とも読むのだそうです。
余りにもあれもこれも盛り沢山な思いを込めるのも良いのですが、それではどこに重点をおくのか、それは、それぞれ各選手の思いなのでしょうが・・・
ルーキー3人衆 打の佐藤輝、投の伊藤、守の中野 来期も今季以上の
活躍が期待されます。
今年の問題点は、先発陣の崩壊、守備の乱れ、打順が定まらない、代打陣の不振、人材不足、その上、采配の迷走が言われています。
エラーの原因は、守備位置がコロコロ代わり、固定化されず、練習不足もあるのではないかと言われています。
また、打順が決まらないので、準備が出来ず、また攻撃パターンの選択が自身で出来ておらず、指示待ちの状態ではないでしょうか。
これらは、采配の迷走が原因していると言われ、来期のスローガンと同様に余り多くを求めて、結局2兎追うもの1兎も得ずで、得るものがないのではないでしょうか?
来期は、総花的ではなく、ある程度重点的に集中したプレイをして欲しいものです。
もちろん、色んなポジシヨンが守れる、走攻守とも優れているというのとは違うのです。
また、他に、気になるのは代打陣が手薄であったということ。
走塁も大事ですが、代打陣に熊谷や植田では、代打としては迫力不足で、原口、糸井も今一つ確率的に弱く、相手を臆する爆発力とはなりませんでした。
今年の勝負どころでのトラブルと言えば、「サイン盗み疑惑」があり、その時の監督はじめ首脳陣の言動が益々問題を大きくしました。
それにより、より相手の株が上がったようです。
この問題は、微妙で、場合によっては永久追放になるという危険性をもっと真剣に考えなくてはなりません。
それ以降、(7月6日)から7,8月の成績が落ちたのは、これが原因だったのでしょうか。7,8月の不振は、何もオリンピックだけのセイだけではないのでしょう。
月別勝敗記録
3.4月 20勝9敗 5月 11勝6敗2引分 6月 12勝10敗1引分
7月 5勝8敗 8月 7勝9敗 9月 10勝9敗4引分
10月 12勝5敗3引分
以上から負け越した月は7,8月それぞれ2つの負け越しでした。
最後の追い込みの10月は7つもの勝ち越しているのに・・・
前半は好調だったが、後半は減速しました。
勝敗的にはあまり大きな落ち込みはないのですが、肝心なところでの連敗(広島に3連敗を2度)があり、ヤクルトの追い込みについてゆけなく、最後に僅かな差で突き放されました。
また個々の選手も、好、不調が極端で、不振が目立ちチグハグナ攻めや守りがあった原因は一体なぜなのか、この失態を来期に持ち込まないようにして欲しいものです。