高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

ネイチャートレイル

2012年05月29日 | お出かけ
 近くの森に自然観察に行ってきたので、その様子をご紹介します。

       
    ↑新緑が目にも鮮やか。標高1500mの高原に、ようやく、気持ちがいい季節がやってきました(^^)

                
↑樹齢数百年のシナノキの大木。信州は別名で信濃と言いますが、この「しなの木」が多いことから、「信濃」と呼ばれるようになったと言われています。

       
                       ↑小さな沢で見つけた「ハート苔」。

                
                ↑まるでスイカのような樹肌。正体は、ウリハダカエデです。

       
         ↑森で見つけたエビフライ? 実は、リスが、松ぼっくりをかじったあとなんです。

 
          ↑クマの爪あと                             ↑クマ棚
この森に、ツキノワグマが生息している証拠です。爪あとは、クマが木から降りる際に付きます。クマ棚は、クマが木の実を食べた際、折った枝をお尻の下に敷く習性があるため、このように木の上に枯れ枝の座布団が残ります。

                
↑キツツキの巣穴。キツツキが、木を突いても脳震盪を起こさないのは、長い舌で頭蓋骨を囲って振動を吸収して、頭を守っているためなんです。

 
              ↑かわいいカエデの花。左はハウチワカエデ、右はイタヤカエデです。

       
↑鮮やかなボケの花。なぜ、ボケと言うかというと、実が瓜に似ていることから、木になる瓜と書いて「木瓜=もけ/ぼっくわ」と呼ばれていたものが訛って、「ぼけ」になったと言われています。

 
          ↑白花エンレイソウ(左)と、今では希少種になってしまったオキナグサ(右)。
コメント
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