峰の原高原にあるゴルフ場で、アルバイトの一日。今日のお仕事は、春と秋、年に2回行うグリーンの穴空け。きれいなグリーンの芝に穴を空ける目的は、もちろん、芝の生育を促すためで、主に3つの効果を期待できます。
①芝の根切り…土の中で、絡まり合った根をほぐす。
②酸素供給…根も呼吸しています。
③水はけの改善…雨が降った際、水が土の中に浸透するように。
↑朝は7.8℃で、少しひんやり。10月になり、日の出の時間も、だいぶ遅くなってきました。
↑ここに来て、ようやくさわやかな秋晴れが続いています(^^)
↑これが、グリーンの芝に穴を空ける、バーチドレインという機械。
↑タインと呼ばれるこの18本の鉄の棒が、芝の根を土の中から抜き出す仕組みになっています。
↑抜き出された芝の根。コアと呼んでいます。
↑グリーン上に、数え切れないほどたくさん、穴が空けられました。
↑コアで覆いつくされたグリーン。
↑強力なブロアーを使って、コアをグリーンの外まで吹き飛ばします。
↑グリーンの周りに集められたコアの山。この後、スコップですくって、軽ダンプに載せて回収します。
↑次に、肥料を撒きます。ちなみに、この道具はサイクロンといいます。
↑続いて、この散布機で、目砂をします。
↑今度は、グリーンが白くなります。
↑ブラシをかけて、砂を穴にすり込んでいきます。
↑最後は散水。砂を穴に流し込むのと同時に、肥料を融かします。この一連の作業を、ゴルフ業界では更新作業と言っています。ゴルフ場には全部で19のグリーンがあるので、お客さんのプレーの合間を縫って、全部のグリーンの更新作業をするのは、結構、手間が掛かります。
↑日中は22.1℃まで上がりました。空には、夏の雲と秋の雲が同居していました。