今日は、ダリアのお話。ダリアはメキシコの高地が原産で、寒さに強い花のひとつです。ガーデンストーリーでは、夏から冬にかけて次々に咲いてくれるので、欠かせない花ですが、真冬には-20℃近くまで下がる環境では、さすがに越冬できないので、冬の間は家の中に保管しないといけません。というわけで、先週、庭を全刈りした翌日に、庭中のダリアを掘り上げました。
↑すでに何度か霜にやられ、花も葉もしわしわの状態。
↑高原には、もう花は咲いていないのに、季節外れの蝶々がいました。
↑スズメバチも来ていましたが、この後、作業を開始。
↑球根を傷つけないように気を付けながら、株の下にスコップを入れます。
↑土は柔らかいので、そのままグイっと持ち上げると…
↑こんな風に、わりと簡単に掘り出すことができます。
↑掘り上げたダリアたち。知らない間に40株ほどに増えました。茎を切りながら、名前を書いたタグを付けていきます。みな十数年たっているので、大株に成長しています。
↑軽く土を落としてから箱に入れ、このまま来年の5月まで、つまり半年以上、屋根裏、つまり乾燥している場所に保管します。
↑これは、今年の5月、屋根裏から出した時の写真。すでに新芽が伸び始めています。
↑今年は5月15日に、花壇に植え込みました。
↑夏になると、順次、咲き出します。
↑掘り上げるのは面倒ですが、たくさん咲いてくれるので、やはり庭には欠かせません。
↑これは、ティトキポイントという種類。八重と一重を混植してあるのが、私のこだわり。
↑銅葉がきれいなピンクのダリア。この種類は、分球して株を増やせます。
↑今年は夏に咲かず、秋になってようやく咲き始めた白のダリア。