2021年の総集編・第二話は、今年から手伝いに行き始めた畑仕事の話です。峰の原高原に隣接する菅平は高原野菜の産地。例年なら、タイやミャンマーなどから技能実習生が来日し、重要な労働力になるのですが、新型コロナの影響で2年続けて実習生はゼロ。当然、農家は人手不足に陥っています。私が去年から庭づくりを手伝っている友人も農家で、その友人に頼まれて、畑の手伝いもすることになったのです。
↑5月上旬、ゴールデンウィークを終えたばかりの菅平高原。私の作業は石拾いから始まりました。畑の土は、トラクターで天地返しをするので、毎年、石が出てくるのです。
↑石を拾って肥料を入れた畑からマルチ張りを開始。機械を使いますが、人の手による補助が必要な上、畑の端まで行ったらマルチを切り、それを折り返して畝の下に埋めないといけません。
↑マルチが剥がれないように土で押さえてありますが、さらに手作業で所々にペグを打ちます。また、傾斜地は雨が降ると土が流れてしまうので、わらの束を置き、その上にペグを打ったりもします。
↑畑に植える野菜の苗は自家製。きちんと種から作ります。トレーに土を入れて穴を空け、それぞれの穴に1個ずつ種を落とし、土をかぶせます。
↑3日に一度のペースで種蒔きをするので、このように、3日ずつずれて苗が育ちます。
↑マルチに穴を空けた後、程よく育った苗をトレーごと台車に乗せ、一株一株、手作業で畑に植え込んでいきます。
↑さて、友人宅の庭づくりも忘れてはいけません。ガーデンストーリーの庭から様々な植物を掘り上げて、友人の庭に移植しました。
↑ここが、友人の庭。結構、広いんです。畑から出た石を利用して、昨年、花壇を作りました。
↑6月下旬、いよいよレタスが出荷の時季を迎えました。10月中旬まで、ノンストップの出荷の始まりです!
↑レタスは1個1個包丁で切り取り、外葉を取り除いて逆さまに並べ、切り口を水で洗います。
↑基本的に、一箱に16個ずつ詰め、トラクターのキャリアの積みます。そして、出荷が終わった畝は、残った葉を手作業できれいにし、2毛作に備えます。
↑所変わって友人の庭。ガーデンストーリーのご近所さんが白樺をたくさん切ったので、その枝をもらい、木柵を作りました。
↑花壇では、順調に宿根草の苗が育っています。雑草抜きや芝刈りもやりました。
↑7月に入ると、ブロッコリーの出荷も始まりました。
↑これは、鮮やかな紫のブロッコリー。今年は試作ですが、来年から出荷するかもしれません。~続く~