高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

山を下りる

2011年12月17日 | 風景写真
 全国的に、この冬一番の冷え込みになったようですが、ここは-9℃だったので、この冬、3番目くらいの寒さでした。今日は、山を下りて、ふもとの町まで行ってきました。一番近い町までは20数キロなので、車で30分足らずの距離ですが、標高差は1000m以上あります。

       
                     ↑家を出てすぐは、道路も木々も真っ白。

 
↑峰の原から、約2.5km下ると、菅平に着きます。菅平は、まだ一部ですが、スキー場がオープンしています。町まで下りなくても、菅平には、スーパー、コンビニ、郵便局、農協などがあります。

       
                 ↑国道に出ると、路面の雪は、ありませんでした。

       
                        ↑峠の中腹、標高800m付近。

       
          ↑さらに下って、標高600mくらいになると、次第に雪はなくなっていきます。

       
      ↑この写真は、町での用事を終えて、帰り道に撮影。雪はやんで、青空が広がっていました。

       
       ↑標高1400m付近まで登って、ペンション村が近づくと、道路には雪が残っていました。
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ロケットストーブ

2011年12月15日 | インテリア・DIY
 みなさんは「ロケットストーブ」という名の暖房装置を聞いたことがあるでしょうか。私は、先月、近所のペンションが、このロケットストーブを導入するまで、全く知りませんでした。
 薪ストーブの一種であることは違いないのですが、煙突を横引きできるというのが、最大の特徴です。なぜ、横引きが可能かというと、本体の中に作った内部煙突に、極めて高い断熱を施すことで超強力な上昇気流を発生させ、その熱風の勢いを利用して、どんどん空気を押し出す構造になっています。

                
↑これが、ロケットストーブの本体。左の出っ張った部分が焚き口で、高く積まれたレンガの中に、しっかり断熱された内部煙突があります。内部煙突は∩(逆U字)型になっていて、いったん、上昇した熱風はUターンして下降し、さらに、横引き煙突へと導かれます。

       
↑これが焚き口。上部が開いているので、長い薪を、差して使えます。薪は下の部分が燃えて、自然に落ちていく仕組みです。廃材や竹も、薪として利用できるそうです。

       
↑焚き口から強力に空気が吸い込まれるため、薪の燃焼効率がよく、ほとんど、灰が残らないそうです。もちろん、煙も吸い込まれるので、窓やふたがなくても大丈夫なんです。この焚き口で、炎がゴーゴーと音を立てながら、勢いよく燃えるので、ロケットストーブと言うそうです。

       
↑横引き煙突をレンガで作れば、このようにベンチにすることが可能です。この中を、熱風が通るので、レンガ全体がじんわり、暖められます。

                
  ↑ベンチは部屋に添ってL字型に作ってあり、最後は、壁に開けた穴から、外部煙突につながっています。

 
↑外部煙突。ここでも上昇気流が発生するよう、しっかりレンガで断熱。その上に、通常の煙突が伸びています。
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北アルプスを望む

2011年12月14日 | 風景写真
 最高気温は6.8℃まで上がり、穏やかな一日。真冬日だった昨日に比べて、10℃近く気温が上がりました。初冬の澄んだ空気の中、朝から夕方まで、北アルプスが、きれいに見えていました。

       
              ↑真っ白な北アルプス。標高3000m級の山々が連なります。

       
                         ↑白馬三山の望遠写真。

 
     ↑朝の散歩にて(写真上)。同じ場所から、夕方の散歩にて(写真下)↓
             

 
     ↑穂高岳周辺から、槍ヶ岳周辺を、朝と夕方に撮影。朝の方が、北アルプスが近くに感じます↓
 

    ↓今日のサンセット。冬至が近いこともあり、太陽が沈む位置が、大きく南の方に下がっています↓
 
        
               
                     
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初冬の散歩

2011年12月13日 | 風景写真
 日中は少し青空が見えましたが、朝夕は曇天。最高気温が-2.2℃の真冬日でした。

       
       ↑ペンション村の第一ヴィレッジ。木立の中に、約20軒のペンションが立ち並んでいます。

                
↑最近は、ちょっと気分を変えて、ルーシーの散歩で山の中を歩いています。夏の間、生い茂っていた草が枯れ、現在、地面は薄く雪に覆われた状態なので、歩きやすい環境になっています。

       
                       ↑乾燥して、凍りついたノリウツギ。

                
↑ペンション村ができる前、はるか昔は採草地だったので、村の中に大木はありませんが、山の中に行けば、樹齢70~80年のミズナラがあります。

       
                     ↑ペンション村から、国道へと続く一本道。

                
                 ↑とげとげしい霧氷の結晶(ピンボケですみません)。

       
↑ペンション村の中にある、唯一の和風建築物が、この小さな観音堂です。昔、この地を採草地として利用していた、山のふもとに住む方々によって、建立されました。
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薪割り

2011年12月11日 | 季節の話題や身近な出来事など
 昨日ほどの強い冷え込みはありませんでしたが、それでも、朝は-10℃まで下がりました。日中は0℃以上まで上がって穏やかな天気だったので、午後から庭に出て、薪割りをしました。

       
↑作業は雪の上。斧ではなくて、この足踏み式の薪割り機を使います。さすがに太い丸太はダメですが、直径15cmくらいまでの薪なら、割ることができます。

 
↑乾燥させた薪には、だいたい、このようにクラックが入っているので、そこにカッターを合わせるのがコツです。

 
  ↑全体重を掛けて、後端に付いているペダルを踏み込めば、ミシミシという音と共に、丸太が割れます。

       
   ↑ペダルを踏み込む度に、右の留め具がスライドして、丸太を押し出してくれる仕組みになっています。

       
        ↑庭の木を切り倒して、短く切って、乾燥させて、割って、ようやく薪が完成します。

 
                     ↑一輪車で運んで、薪棚に積みました。

 
          ↑ついでに、ウッドデッキに積んであった細めの薪を、玄関ホールに運びました↓
       
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-15.2℃!

2011年12月10日 | インテリア・DIY
 日本の上空に真冬並の寒気が流れ込んだ影響で、全国的に厳しい寒さになりましたが、ここも-15.2℃を記録。この冬の最低気温を、一気に6℃も更新しました。

       
   ↑朝の散歩に出た時には、-11.5℃まで上がっていましたが、久々に体感する空気の冷たさでした。

       
     ↑ルーシーは寒さの中でも元気いっぱい。顔が雪で白くなるくらい、活発に走り回っていました。

      
                    ↑朝日に照らされるバックヤード・ガーデン。

 さて、今日は、夏の間、コンサバトリーとして使っている玄関ホールの、模様替えをしました。冬の間はスキー室として使うので、雑貨類を片付けて、壁にスキー/スノボー立てを設置しなければいけないのです。椅子も、籐の椅子から、この秋に作った木製ベンチに入れ替えました。

 
             ↑Before                             ↑After

 
              ↑Before                            ↑After

 
             ↑Before                             ↑After

       
↑冬の間、この扉は使わないので、雑貨類は数を半分に減らして、ここに移動。ちなみに、下の写真は、今年の7月に撮ったものです↓
       
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スキーシーズンに向けて

2011年12月08日 | 風景写真
 ↑今日は朝から霧がまいて、寒々しい一日。午前中は、用事があって、オープンの準備に追われるスキー場に行ってきました。

       
↑整備中のリフト。このリフトは今年、ワイヤーを新しい物と交換しました。明日から、その新しいワイヤーに、座席を取り付ける作業を始めるそうです。

       
             ↑この2日間は気温が下がらず、ストップしたままのスノーマシン。

       
               ↑スキー場のレストランも、オープンに向けて、準備中です。

       
↑用事というのは、スキー場のレストランに、峰の原高原のギャラリーを作ることでした。冬にスキー場を訪れた方に、四季折々の高原の魅力を知ってもらうためです。最初に黒いパネルを設置し、その上に写真を貼っていくことにしました。

       
                 ↑こんな感じで、ギャラリーを仕上げていきます。

       
         ↑半分以上の写真は、私が提供しました。その内の4枚を下にご紹介します。

 
        ↑カモシカとリス。いずれの写真も、うちのペンションの庭で撮影したものです。

 
      ↑珍しい、白いマツムシソウ。              ↑日本一、標高が高い峰の原のゴルフ場。

       
↑近所のペンションの奥さんが、峰の原高原入口に設置したトナカイのために、リボンを作ってくれたので、スキー場からの帰りに、リボンを付けてきました。
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初冬の日差し

2011年12月07日 | Today's garden
 天気予報は「曇り」でしたが、日中は晴れて、日差しが暖かく感じられました。早朝は、地面を覆っていた雪も、お昼すぎには、ほとんど融けてなくなりました。

       
        ↑写真を撮ったのは2時頃ですが、芝生の上には、白樺の影が長く伸びていました。

       
                ↑ルーシーもいっしょに外に出て、ちょっと気分転換。

       
                      ↑こちらは、バックヤード・ガーデン。

       
                    ↑ドライフラワーのようになったアナベル。

                
                            ↑白樺の小路。

       
          ↑今日は、暦の上で「大雪」(たいせつ)ですが、日中は暖かさを感じました。

       
↑ルーシーは、夏毛がほぼ抜け終わりました。これから、徐々に冬毛が伸びて、冬の間はひと回り大きくなります。

       
             ↑来年、花を咲かせるために、秋に植えた2年草のジギタリス。

       
↑いろんな物をしまい込んだガーデン・ハウス。本格的な雪が来れば、入口を板で塞ぐ、中に入れなくなります。
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スノーマシン、稼働

2011年12月06日 | 風景写真
 今朝の気温は-5℃でしたが、この時季は、まだ寒さに体が慣れていないせいか、実際の気温より寒く感じます。さて、昨日の夜からスノーマシンが動き始めたので、朝の散歩で、スキー場へ行ってみました。夜は、家の中まで、スノーマシンの音が聞こえてくるのです。

       
      ↑写真中央で、小さく煙のように上がっているのが、スノーマシンで作られている人工雪です。

       
↑ここ峰の原高原は、豪雪地帯ではないため、年末のスキーシーズン初めに雪が不足することがあるので、このようにスノーマシンを使用します。

       
        ↑始まったばかりのゲレンデ整備。ここは、北アルプス連峰を望む、メインゲレンデです。

       
↑筒の周囲から噴射された水が、筒の中にある大きなファンで一気に吹き飛ばされることによって、外気温で瞬時に凍り、雪になります。薬品などは全く使われていません。

       
       ↑人工雪づくりは、気温が低い日、日が暮れてから朝日が昇るまで、夜間に行われます。

       
                    ↑この光景は、12月の風物詩のひとつ。

       
             ↑ひと足早く、北アルプスは雪化粧。写真左が鹿島槍、右に白馬岳。
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薪ストーブ、点火

2011年12月05日 | インテリア・DIY
 分厚い雲が空を覆い、一日中、氷点下の真冬日。そんな中、この冬、初めて、薪ストーブに火を入れました。シーズン前の試運転です。

       
             ↑火を付ける際には、横着して、着火剤とガスバーナーを使用します。

       
↑細い薪を、なるべく立てて、隙間があくように積み重ねます。その後、薪の下に着火剤を置いて、ガスバーナーで点火。よく乾いた薪を使うのがポイントです。私の場合、最低でも1年以上は乾燥させた薪を使います。

 
     ↑火が安定するまで、扉は薄く開けておき、5ヵ所ある空気調整弁も、最大限に開けておきます。

       
                 ↑着火して5~10分たつと、炎は大きくなります。

 
↑煙突に付けてある温度計。30分ほどで、300℃以上に上昇します。でも、部屋が暖まり始めるまでは、1時間以上かかります。

       
              ↑火の様子を見ながら、徐々に、太い薪を追加していきます。

       
        ↑安定して、炎が燃え始めました。これは小型の薪ストーブですが、とても暖かいです。

       
        ↑ペンションの談話室に設置してある薪ストーブ。窓の外は、霧と雪で、真っ白です。
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