16日に大和成和病院で受診した心臓ペースメーカー外来の結果ですが、昨日のブログでは本体交換の時期が当初の予定の来年1月から4月あるいは5月に延期になったと伝えました。たとえ3ヶ月でも交換時期が延びてくれることは大変嬉しいことです。
本体交換の手術は日帰りではなく最低でも2泊3日になり、その間の両親の世話をどうするかという事が頭痛の種なんです。多分父がショートステイで施設での2泊となり、母は3日間共デイサービスの利用で夜は自宅で一人になるのではないかと思っています。それで上手く乗り切れるのかどうか分かりませんが、そのことで悩む時期が先延ばしになったと言うことなんです。まあどの道やってくることに違いはないのですが。
昨日のブログでは本体交換時期のことだけでしたが、その外の結果です。
1)心房細動
心房細動の出現回数は以前より少しずつ増えているそうです。自身の実感としては運動中の出現が減っていると思っていたのですが、そうではないようでした。そして12日に行ったペースを上げての走りの際にも心房細動が出ていたそうです。当日は合計12km走った内、終盤3kmは5分50秒、5分44秒、5分48秒というラップを刻みました。その際心拍数が110bpm台から140bpm台へと急上昇していたのですが、この時が心房細動だったそうです。本人的には正常な範囲の心拍数の上昇と思っていましたが、この急激な上昇だと心臓ペースメーカーは心房細動と判定してしまうのでしょう。当日のデータです。
ただ、当日は走り終わってからの心拍数の戻りがいつもより遅くなっていたのでもしやと思ってもいたのです。
走るペースは徐々に上げて行った末での5分台/kmでの心房細動の出現は正直ショックでした。こうなるとなかなか5分台/kmでは走り辛くなってしまいます。暫くは速くても6分台/kmでの走りで我慢となりそうです。
また10日のランニングで走り始めに心拍数が171bpmまで急上昇していましたが心臓ペースメーカーには心房細動が出現したというエピソードは残っていませんでした。この時の心拍数の急上昇は心房細動ではないという判定でした。念のため当日のデータです。
2)ミネルバ機能の安全装置
心房細動が出現した時には心臓ペースメーカーの機能の一つであるミネルバ機能が働いて出現した心房細動を抑え込んでくれています。しかしこの機能の成功率は50~60%程度です。全て抑え込んでくれる訳ではありません。
そして今回判明したことですが、心房細動が起こってミネルバが発動された後の心臓の反応によっては安全の為にその後のミネルバ機能が停止してしまうことがあるとのこと。強制的に心房細動の動きを抑え込む動きが心臓に負荷を与えすぎてしまうことを避けるための安全装置が働くそうです。そしてこの安全装置が働くと以後自動的にこの機能が回復することはなく、今回の様に心臓ペースメーカー外来で技師の方が設定をオンに戻さない限りは機能停止のままだそうです。この現象は過去にも一度あったのですが、今回この3ヶ月間の中でも安全装置が作動したそうでハッキリ確認はしませんでしたが9月に入ってからはミネルバ機能は作動していなかった様です。
どの様なことになった時に安全装置が作動してしまうのかは難し過ぎて良く理解できないのですが、近日中にまたこのブログで報告していきたいと思っています。
3)水泳中はほぼ心房細動が出現
今月は特にプールで泳ぐ機会が多くなっていますが、今回のデータ確認で水泳中はほぼ毎回心房細動が出ていたことが判明しました。水泳中は心拍計を装着していないのでデータが取れていませんが、今後はアップルウォッチとかでデータ確認しておいた方が良い様です。ただスポーツクラブでそれを許可しているのかどうかは確認しないといけません。私が泳いでいる際に心拍計を装着している人を見たことはないのでひょっとすると禁止になっているのかも知れませんが。次回スポーツクラブへ行った時に確認です。
3)心房細動を抑える薬
ビソプロロールフマル酸塩錠0.625mgは今後も飲み続けることになりました。心臓の動き自体が弱くなりますが、心房細動が出なくなることを優先です。処方されているのが一番少ない量なのですがこれ以上量を増やしたくはありません。何とかこの薬の量で落ち着いてくれることを願うのみです。
そして検査結果のことではありませんが、今回の外来ではやたら待ち時間が長かったです。受付した後にレントゲンと心電図の検査に行くまでに40分以上待たされました。それほど混雑していた訳ではなかったのですが。過去にこんな長い待ち時間はなかったのですが。
そして今回は血液検査がなかったのに心臓ペースメーカーの検査までにもかなりの待ち時間を要し、そして検査後の会計までもたっぷり40分も待っていたのです。しかし4時半からは両親の夕食の準備をしないと間に合わないので会計と処方箋を貰うことは翌日にまた来ることを了承してもらって帰宅したのでした。
予約は2時だったので15分前の1時45分に病院に到着し、強制終了で病院を出てきたのは4時20分を回っていました。私は病院まで車で10分も掛からない所に住んでいますからこんなことが出来ますが、遠方から来ている方は翌日にまた来るなんてことは出来ないでしょうから大変なことです。
病院のホームページを見ると看護師の大量募集となっていたので、人手不足なんだろうと思います。看護師がコロナ関連で他の病院へ応援に行っているとかなのかなぁ~、なんぞと想像してしまいました。
次回の外来は12月23日です。
さて、今日のトレーニングです。
今日は台風14号の影響で朝から1日雨模様となりました。時折雨脚が強くなりましたが、どうやら今夜9時頃までには雨雲は全て通過する様ですね。これ以上の被害が起きないことを願っています。
そんな雨の日でしたから外ランは出来ずに部屋の中でBCTと3本ローラー台でのバイク練習だけになりました。その代りバイクでは距離40kmまで頑張って廻していました。
サイクルコンピューターのデータです。
距離 40.0km
時間 1時間18分24秒
時速 最大33.9km/h 平均30.5km/h
心拍数は最大で135bpm、平均では93bpmでしたが、距離6km以降は心拍数が急激に下がってずっと90bpm前後だったのはちょっと理解できません。参考までです。
明日は台風一過で晴れる予報が出ています。外でしっかり走りたいと思っています。
2021年9月の距離合計 ラン138.0km、スイム5.0km、バイク180.0km
2021年1-8月の距離合計 ラン1,600.0km、スイム33.0km、バイク2,425.0km
2020年の年間距離合計 ラン1,869.5km、スイム29.6km、バイク2,998.0km
2019年の年間距離合計 ラン2,288.5km、スイム36.7km、バイク2,060.0km
2018年の年間距離合計 ラン2,454.3km、スイム30.75km、バイク986.0km
にしても、こういう状況での介護、入院時の介護の心配あれこれ・・・、いつも頭を下げています。でもまー「孝行をしたい時(頃)には親はなし」と言いますから。
ミネルバ機能が停止していたのは過去にも一度あったのですが、これって怖いことですよね。ペースメーカーの機能が働いていなかったのですからね。心房細動が出現してもずっとそのまま放置されていたのですから。どう言う状況に陥るとこうなるのかメーカーさんに問い合わせてみようと思っています。先生から口頭で説明を受けても専門用語が入ってくると理解しずらいので文章で送ってもらうことにします。
夢である80歳代でのフルマラソン完走は諦めていません。何としても実現したいです。
来年4月か5月の入院の際にはケアマネージャーさんに協力してもらって最善の方法を選びたいです。何とかなるでしょう。