<1月の鑑賞予定映画>
~湾岸署、封鎖されちゃいました~
2010年 日本 (10.7.3公開)
配給:東宝
監督:本広克行 製作:亀山千広
脚本:君塚良一 音楽:菅野祐悟 上映時間:141分
~出演~
織田裕二・・・・・・青島俊作 (湾岸署刑事課強行犯係係長警部補)
深津絵里・・・・・・恩田すみれ (湾岸署刑事課盗犯係巡査部長)
ユースケ・サンタマリア・・・・・・真下正義 (警視庁警視)
伊藤淳史・・・・・・和久伸次郎 (湾岸署刑事課強行犯係巡査部長、故・和久の甥)
内田有紀・・・・・・篠原夏美 (湾岸署刑事課強行犯係巡査部長)
小泉孝太郎・・・・小池茂 (警視庁刑事部交渉課課長警視)
北村総一朗・・・・神田署長 (湾岸署署長警視正)
小野武彦・・・・・・袴田健吾 (湾岸署刑事課課長警部)
斉藤暁・・・・・・・・秋山副署長 (湾岸署副署長警視)
小栗旬・・・・・・・・鳥飼誠一 (警視庁刑事部捜査一課管理補佐官警視)
小泉今日子・・・・日向真奈美 (無期懲役の囚人。1作目にも登場)
柳葉敏郎・・・・・・室井慎次 (警察庁長官官房審議官警視監)
<見どころ>
大ヒット作『踊る大捜査線』シリーズの第3弾。
強行犯係係長に昇格した青島が、新しい湾岸署への引っ越しを命じられる中、
数々の事件に巻き込まれてしまう。監督は、テレビシリーズから携ってきた
本広克行。キャストは、青島を演じた織田裕二、深津絵里、ユースケ・サンタマリア
柳葉敏郎らが続投し、内田有紀と故いかりや長介が演じた和久平八郎の甥っ子と
して伊藤淳史が新たに加わる。
<あらすじ>
湾岸署を襲った連続殺人事件から7年。海外からの要人が降り立つ空港が近くに
あり、高速道路や変電所などが立ち並ぶお台場はテロリストの標的となっていた。
そのため湾岸署は、よりセキュリティー設備が充実した新湾岸署への引っ越しを
することになる。引っ越しの作業を一任された青島(織田裕二)は、部下と一緒に
取り掛かるものの、湾岸署管内で次から次へと事件が発生し……。
(以上、シネマトウディ)
<感想>
連ドラからのファンであるNAOさんは、7年のブランクを経ての「3」の公開に
ウレシイのと、いまさら?っていうのが半々でした。
だって、和久さんがいに「踊る~」はちょっと考えられない。
でも、「OD3」は観たい!
というわけで、公開早々行ってきた次第。
このメンバーを再びスクリーンで観られるのはファンとしてはうれしい限り。
さて、肝心の本編だけど、8つの事件が発生するというは知っていたけど、
8つは多すぎ。今回、新旧のキャラがいっぺんに出てくるから、登場人物が
多い上に事件数も多くなると、ゴチャゴチャ感が倍増。
サブキャラも魅力なのが「踊る」の醍醐味なのに、これが少し薄れた感あり。
その中で目立ったのが、新キャラの鵜飼(小栗旬)。
なんだかんだでいい役者さんだ。目で訴える演技が印象に残ったな~。
さらに上をいったのが、前作で出た日向真奈美演じた小泉今日子。
「手術してやろうか?」のセリフは、さらに凄みました感じ。
相変わらずのスリーアミーゴスは、やっぱり笑える。
そういや、アフラックのCMでも3人出ていますよね。「不要」には、爆笑だよ~。
全体に、映画というよりは、お祭り的な感じに仕上がっています。
事件そのもののオチは、「だったら最初からそれ切ればいいじゃん」って
感じだったし・・・。
ツッコミどころは山ほどあるけど、「踊る」ファンはそれも許せる。
ファンでない人は、「おいおい・・」かもね。
個人的には、室井と青島の絡みが、ほとんどなかったのが不満。
室井の立場が今回は、小栗君演じた鵜飼だったので、仕方ないにしろなさすぎ。
あと、前作までは音楽担当は、松本晃彦さんだったけど、今回変わったのね?
これも不満~。だって、音楽がどうもしっくりこなかったもん。
なんで松本さんじゃなかったんでしょう~。個人的にかなりマイナスでした。
それでも、ドラマからず~~っと観てきたNAOさんとしては感慨深いものが
ありましたね。和久さんがノートで復活でホロっ、一瞬だけど和久格言の
一節で、声の出演?がありましたよね。あれにはジーンときちゃいました。
改めて思う。和久さんが抜けた穴って大きいなぁ~って。
映画の出来はさておき、ファンはやはり劇場で見る事をオススメします。
できれば、全ての「踊る」を復習してから見る事をオススメ。
だって、あちこちに過去の出演者がいーっぱい出ていますからね。
点数:7.5点 (10点満点)