<1月の鑑賞予定映画>
今週は、息子関連でいろいろ問題が勃発。
というわけで、今日はその第1話。
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1年前にゲームボーイSPをA君に貸したまま戻っていないことが判明した。
私の記憶が正しければ、1週間の期間限定だったはず。
貸したことを忘れている息子もアホだが、1年も借りっぱなしになっている
A君もどうなのよ?である。
言っちゃなんだが、A君は手癖の悪いことでちょいと有名。
我が家でもカードを盗ろうしたところを息子が現行犯で捕まえた経験がある。
以来、NAOさんのブラックリストに入っている子なんだよね。
本人に聞いたら、家にあるらしい。(あって当たり前だが)
なら、「今からすぐ持っていく」とか言えんのか!1年間も借りといてっ。
ところが、翌日になったら一転、「失くした」と言うから、怒り爆発。
失くしたってどういうこと?
さらに、A君の行動に、ますます私の怒りは火に油を注ぐ形となる。
それは、自分のゲームボーイSPを息子に渡して、
「DのSPが見つかるまで、ぼくのSPを貸してあげる」だと。
っていうか、自分のSPがあるのに、なんで息子のSPを借りるん?
で挙句に、人のを失くすとは、ふざけんのもたいがいにしろ!っていうもの。
子供のトラブルにはあまり口出しはしたくないのだが、この件に関しては
ちょっと親同士で話したい、という気持ちが出てきた。
人のものを失くしといて、(それも高いゲーム機器だぞっ)
「失くしちゃった~ごめん」では、済まないってもの。
息子には、「*日までに見つからなかったら、親同士で話すから」と
理解してもらって、A君にも伝えた。
ところが、A君は、なんとしてでも親には知られて欲しくないようだ。
その日の夕方、息子は、無理やり渡されたSPをA君ちに行って返し、
一緒にA君の部屋で自分のSPを探す。その様子を見ていたA君のおばあちゃんが
事の一部始終を、息子とA君から聞き、慌てて私に電話をしてきた。
おばあちゃんの話によると、こうだ。
A君ちは母子家庭で、母が夜遅くまで働き普段はおばあちゃんが面倒を見ている。
母親は、怒るとてがつけられないようで、子供に虐待めいた怒り方をするらしい。
この件が、直接母親に知れ渡ると、どんな仕打ちが待っているかは容易に
想像がつく。なんとか、おばあちゃんの段階でそれを食い止めて、この件を
治めたい・・・・・・・ということだ。
なるほど、思い返すとそういう節はあった。
まずA君は、大人の目をまっすぐ見ない。
我が家に来るときも、いつもオドオドしていて覇気がない。
私を見るときも、いつも上目遣いで様子を機嫌を伺うような目つきをする。
話すときは、いつも目線をそらす。
言われてみると、時々、顔や体にアザのようなものをつくっていた。
事情はわかるが、それと失くすことは別。
悪いけど、おばあちゃんに、言いたいこといわせてもらった。
*1年間も貸しっぱなしを許した息子にも落ち度はある。
*だが、人から借りたものは、借りた期限ぐらい護って欲しい。
*子供同士の問題だから、あまり口は出したくなかったけど、物がものなので
こういった形をとらせてもらった
*見つかるまで、とA君のものを渡されたが、それはスジがちがう。
その証拠に、渡した以降、頑張って探したという態度が見られない。
*人のものを失くしたというのをきちんを認識して、ちゃんと息子に
誠意を持って謝った欲しい
以上のことを言わせてもらったけど、きついですかね?
私にすりゃ、これでも努めて冷静に伝えてなんですけど。
さて、事態の収拾はこうなった。
息子も一緒に探したが、結局見つからなかった。
母親に知れ渡ると、非常にヤバいらしいことは、本当のよう。
ダーリンと相談して、お互いのSPを交換した、という形でA君のSPを
もらうことで、今回の件は不問にしてあげよう、ということ。
かなり、情けをかけた処置となった。
これで、おばあちゃんは一安心したが、母親が時々抜き打ちで
A君の持ちもの検査をする時があるので、その時、SPがないとまた一大事に
なるので、それまでには弁償できたらさえてほしい、というのがおばあちゃんの
本心。
そこから先は、向こうの家庭事情のことなので、こっちの知ったこっちゃない。
↑の問題は、おばあちゃんに一任する形となった。
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というわけで、A君のSPを、交換めいた形となるオチ?となった。
A君と付き合いがなければ、もう少し強硬な姿勢もとれたが
なんせ部活が一緒だから、そうもいかない。私にしては、かなり温情な措置を
とった形となる。
あんまりA君を追い詰めても仕方のないことだしね。
ただ、やはりスッキリしないのは確か。
A君には、2度とものを貸さないよう、息子には念を押しといた。
しかし、なぜ自分のSPがあるのにも関わらず、彼は息子のを借りたのだろうか?
それだけがナゾである。
あんまり考えると、また腸が煮えくり返るので、この辺でやめておこう。
まだもう一つ、煮えくり返るようなことがあったからだ。 (続く)