<12月の鑑賞予定映画>
~50年分の愛を抱えて、あなたに会いに来ました~
2010年 アメリカ映画 (11.5.14公開)
配給:ショウゲート 上映時間:105分
監督:ゲーリー・ウィニック
制作:エレン・バーキン、キャロライン・カプラン
音楽:アンドレア・グレア
出演:アマンダ・セイフライド / ヴァネッサ・レッドグレイヴ / ガエル・ガルシア・ベルナル
クリストファー・イーガン / フランコ・ネロ
<見どころ>
「ロミオとジュリエット」で名高いイタリア・ベローナで行われている、世界中から届く
恋愛相談の手紙に「ジュリエットの秘書」と呼ばれる女性たちが返信する「ジュリエットレター」を
題材にした恋愛ドラマ。キャストには『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライド、
オスカー女優ヴァネッサ・レッドグレーヴら実力派がそろう。
<あらすじ>
ロンドンに暮らすクレア(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)のもとに1通の手紙が届く。
その内容は、50年前に彼女がイタリアで恋に落ちた男性との愛を貫けなかった苦悩を
ジュリエット宛につづった手紙への返事だった。その男性と再会することを決めたクレアは
イタリアへ向かい、返事を書いたソフィー(アマンダ・セイフライド)と共に初恋の人を捜す旅に出る。
<感想>
「マンマ・ミーア!」で好演した、アマンダちゃんの主演なので、公開終了ギリギリに
ようやく鑑賞できましたが・・・・・・いやぁ~見に行って良かった!
舞台になるヴェローナは、ご存知「ロミオとジュリエット」で有名なところ。
ジュリエット宛てに届く恋愛相談の手紙に対し、ヴェローナ市のボランティアの女性たちが
「ジュリエットの秘書」として、返事の手紙を書く、というのが実際あるそうな。
映画は、この事実を基に作られています。
主人公のアマンダちゃんは、とにかくキュート♪ ちょっとカエルっぽい顔だけど・・・。
「マンマ・ミーア!」に比べると、演技も上達し、女性らしさがUPしましたね。
私としては、キュートな顔と相反した巨乳な所に釘付けでしたけど。
超貧乳の私としては、やはり無いものねだりの所にどうしても目がいってしまいますわ。
婚約者と旅で知り合った男性との間で、揺れ動く乙女心。
正直、ベッタベタな展開なんですが、これに老婦人クレアの初恋話がいいように
かみ合い、ベタな話も、なんだかほっこりしれ観られるんだな、これが。
さすがにこのシーンは、「クサすぎやろ~」と思ったけど。
初恋の相手を探すたびに出たクレアが、またキュート。
初恋の相手を探す目が、キラキラしていて、老いても気持ちはまだあの頃のまま
というのが、すんごい伝わってて、観ていてこっちも胸キュンになります。
感動なのが、その再会するシーン。 これは心に残っちゃいます。
あとでHPをみると、初恋の相手を演じたフランコとクレアを演じたヴァネッサは、
プライベートでも夫婦ですと。 なるほど~だからこんなにも印象深いシーンになったのね。
クレアに励ましの手紙を書いたソフィーだが、逆に最後は、ソフィー自身が
励まされるところが、すごく良かったな・・・ここでもウルっときちゃったもの。
重いテーマを謳った作品ばかり続いてたので、こういう愛があふれる作品は和みますね。
ベッタベタな展開ですが、そんなこと全て許せちゃう!そんなキュートな映画です。
映画館で観られなかったら、ぜひDVDでご覧下さい。 女性の方、オススメです!
点数:9点 (10点満点)
~予告編~