<2月の鑑賞予定映画>
~世界一ダメなテディベア、出没~
2012年 アメリカ映画 (2013.01.18公開)
配給:東宝東和 上映時間:1時間46分
監督:セス・マクファーレン
脚本:セス・マクファーレン/アレック・サルキン/ウェルズリー・ワイルド
音楽:ウォルター・マーフィ
ナレーション:パトリック・スチュワート
出演:マーク・ウォールバーグ/ミラ・クニス/セス・マクファーレン(声の出演)
ジョエル・マクファエル/ジョヴァンニ・リビシ/ノラ・ジョーンズ
サム・ジョーンズ/ライアン・レイノルズ/テッド・ダンソン
<見どころ>
『ザ・ファイター』のマーク・ウォールバーグ主演のドタバタ異色コメディー。
命が宿ったテディベアのテッドと自立しきれていない中年男のコンビが巻き起こす
騒動を、にぎやかなタッチで映し出していく。監督とテッドの声を務めるのは、
テレビアニメ「ファミリー・ガイ(原題) / Family Guy」などの製作に名を連ねる
セス・マクファーレン。固い絆で結ばれたテッドと主人公に嫉妬するヒロインを
『ブラック・スワン』のミラ・クニスが演じる。かわいいルックスとは裏腹に、言動すべてが
オッサンなテッドには爆笑必至だ。
<ストーリー>
いじめられっ子からも無視される孤独なジョンは、クリスマスプレゼントとして
贈られたテディベアと友人になれるように祈る。彼の願いが通じたのか、
テディベアに魂が宿り、ジョンにとって唯一無二の親友テッドとなる。
それから27年の月日が経ち、中年となっても親友同士であるジョン
(マーク・ウォールバーグ)とテッド。一緒にソファでくつろいでは、マリファナを
くゆらし、映画を楽しんでいる彼らにジョンの恋人ロリー(ミラ・クニス)はあきれ気味。
ジョンに、自分とテッドのどちらかを選べと迫る。
<感想>
予告編からR指定になってるのわかるよな~と思っていましたが、ほんまお下劣。
でも、めっちゃ笑えた。爆笑~~。
話自体は、ふつうのB級映画。お下劣トークや下品なジョークがとにかく炸裂。
人間が言ったらドン引きするようなセリフも、テディベアが言うとなんだか
許されてしまうのは、この映画のおもしろいとこなんでしょうかね。
クマフェチの私としては、おっさんテディベアってどうよ?と思ってみてましたが
なかなかいいじゃないですか。くまにはない眉をつけることで、表情が出来
おっさんだけど愛くるしいにくめない中年テディベアになってます。
恋人ローリー演じたミラ・クニス。なんだか「ブラック・スワン」の頃に比べると
ちょっと印象が変わりましたが、健気な女性を演じてなかなかGOODでした。
しかし、ほんと下品ネタ多かった。水商売のおねえちゃんの下りなんか凄かったわよ。
あと、スーパーのレジのお姉ちゃんを口説く場面。あの描き方は、やっぱR指定だよね。
親子で来てた人いたけど、これどう説明するのかなぁ~。
ま、この場面がドツボにはまって大笑いしてた私もどうよ?と思いますが。
内容はたいしてないんだけれど、最後テッドがジョンに対して
「いつも人のせいにして大人になりきれないのはおまえの方だ!!」と怒る場面。
この映画の言いたいことのひとつだったような気がしました。
70~80年代ネタ&映画ネタのギャグが満載、超大物がチョイ出演してるなど
そういうのがわかる方には、大いに笑える作品。
ノラ・ジョーンズがお下品なセリフ言うのに笑えたし、あのライアン・レイノルズが
ゲイ役で出てきたのには、ビックリ。笑えたけどね。
うちの息子は、受験終わったら観たいと話してたけど、どこまでこのギャグがわかるか?
正直、エロネタしか笑えないような気がする・・・息子の場合。
くだらないけど、意外にホロっときちゃう楽しい映画です。
点数:8点 (10点満点)