<12月の鑑賞予定映画>
~世紀の対決、開幕~
2013年 日本映画 (2013.12.07公開)
配給:東宝 上映時間:107分
監督:亀垣一
原作:モンキー・パンチ/青山剛昌
脚本:前川淳
美術:佐藤勝
音楽:大野雄二/大野克夫
声の出演:栗田貫一・・・・・・・ルパン三世 高山みなみ・・・・・江戸川コナン
小林清志・・・・・・・次元大介 山崎和佳奈・・・・・毛利蘭
浪川大輔・・・・・・・石川五右衛門 小山力也・・・・・・・毛利小五郎
沢城みゆき・・・・・峰不二子 林原めぐみ・・・・・灰原哀
山寺宏一・・・・・・・銭形警部 山口勝平・・・・・・・怪盗キッド/工藤新一
<見どころ>
ルパン三世と名探偵コナンという国民的キャラクターがコラボレートし、秘宝チェリーサファイアを
めぐりルパンとコナンが対決を繰り広げるアニメ。チェリーサファイアを盗むことに成功した
ルパンと巨大組織の陰謀に、海外アイドルの脅迫事件なども絡み、ルパン一味の計画を阻止
すべくコナンが推理を展開する。栗田貫一や高山みなみといった両作品のレギュラー声優のほか、
ゲスト声優として内野聖陽と夏菜が参加。ルパンとコナンの奇跡の対決は、ファンならずとも必見。
<ストーリー>
米花町の銀行に保管されているチェリーサファイアを強奪したルパン三世。
銭形警部らの追跡を巻いたルパンは、謎の男アラン・スミシーと電話で連絡。
同じ頃、超人気アイドルのエミリオが美人マネージャーのクラウディアを伴い来日。
その際、コナンはエミリオのボディーガードをしている人物が、ルパン一味の次元大介だと見破る。
そんな中、エミリオに脅迫状が届き……。
<感想>
ルパンは子供の頃から見ているし、コナンも欠かさず見ているので、今回の映画は
テレビSP以上に期待していました。
前作のテレビSPの内容を踏まえた展開になっているので、まずSP版はおさらいしといた方が
いいですね。それと、ルパン&コナンのメインキャラがまんべんなく登場しているのは
まさにお祭り作品ならでは。
今回は、秘宝チェリーサファイアをめぐってのお話。
ヒントは、けっこう早い段階で出てくるので種明かしは、けっこう簡単でした。
ルパンのキャラとコナンのキャラが一緒に出るシーンは、もぅ爆笑もの。
特に、次元とコナンのシーンは、SP版も笑えましたが、今回も大笑いさせてもらいました。
「パパと呼ぶな!」は、名文句かも。
あと、哀ちゃんと峰不二子のシーンもよかった。(入浴シーンだけでなく)
「裏切りは女のアクセサリーよ」と不二子が言いますが、最後にその台詞を哀ちゃんが
そっくりお返しするシーンは、痛快でした。 映画の中で一番好きなシーンだったかも!
テレビSP版では、『ルパン』の世界観に『コナン』の人物が入り込んだ感じでしたが
映画版は、『コナン』の世界観に『ルパン』の人物が入り込んだつくりになっていました。
しかし、アクションは、ルパンのスケールになっていて、ド派手アクション満載。
それぞれのファンが楽しめるようになっていましたが、話の筋は少々子供にはわかりにくいかな?
あと、銭形警部がこじんまりしているのが惜しかったです。
ルパンvsコナンの売りでしたが、ふたを開けたら、共闘って印象。まぁ、これはしょうがない。
ルパンファンには少々物足りなさも残りますが、お祭り作品ならではのハチャメチャ感が
痛快でした。年末年始の映画にもってこいの作品ですので、ぜひ!
点数:9点 (10点中)