<1月の鑑賞予定映画>
~“伝説のコンシェルジュ”が究極のおもてなしとミステリーで
皆様をお待ちしております~
2013年 イギリス・ドイツ合作 (2014.06.06公開)
ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作品
配給:20世紀フォックス映画 上映時間:100分
監督:ウェス・アンダーソン
脚本:ウェス・アンダーソン
発案:ヒューゴ・ギネス/ウェス・アンダーソン
音楽:アレキサンドル・デスプラ
衣装デザイン:ミレーナ・カノネロ
出演:レイフ・ファインズ/F・マーレイ・エイブラハム/マチュー・アマルリック
エイドリアン・ブロディ/ウィレム・デフォー/ジェフ・ゴールドブラム
ハーヴェイ・カイテル/ジュード・ロウ/ビル・マーレイ/エドワート・ノートン
レア・セドゥ/ティルダ・スウィントン/トム・ウィルキンソン
オーウェン・ウィルソン/トニー・レヴォロリ
<見どころ>
『ダージリン急行』などのウェス・アンダーソン監督が、格式高い高級ホテルを
取り仕切るコンシェルジュと、彼を慕うベルボーイが繰り広げる冒険を描いた
群像ミステリー。常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、
ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。
主演のレイフ・ファインズをはじめ、エドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、
ジュード・ロウなど豪華キャストがそろう。
<ストーリー>
1932年、品格が漂うグランド・ブダペスト・ホテルを仕切る名コンシェルジュ
のグスタヴ・H(レイフ・ファインズ)は、究極のおもてなしを信条に大勢の
顧客たちをもてなしていた。しかし、常連客のマダムD(ティルダ・スウィントン)
が殺されたことでばく大な遺産争いに巻き込まれてしまう。
グスタヴは信頼するベルボーイのゼロ(トニー・レヴォロリ)と一緒にホテルの
威信を維持すべく、ヨーロッパ中を駆け巡り……。
<感想>
公開早々に行ったのに、またもUPが遅くなってしまった・・・・。
アンダーソン監督は、「ムーンライズ・キングダム」が、あんまり好みで
なかった記憶があるので、この作品はどうかなぁ?と思いながら鑑賞した
のですが、これはそんなに違和感なく観ることができました。
ジュード・ロウは、ちょい役でしたが、レイフ・ファインズがこういうコミカルな役
も出来るとは、ちと意外。いい意味でね。
そして、出演者がみな豪華なのには毎回驚き。
映像が、おとぎ話の世界の中のような色彩感。
話の内容が、ちょっとブラックユーモアだったので、それを映像美で
緩和してくれた感じを受けました。
好き嫌いがはっきり分かれる作品ですが、大人な作品で私は前作よりは楽しめました。
それにしても・・・・・老婦人が、ティルダ・スウィントンとはEDまで
全く気付きませんでしたわ~。
点数:7点 (10点中)