<1月の鑑賞予定映画>
~誰も知らない「眠りの森の美女」が今目覚める~
2014年 アメリカ映画 (2014.07.05公開)
配給:ディズニー 上映時間:97分
監督:ロバート・ストロンバーグ
脚本:リンダ・ウールヴァートン
衣装デザイン:アンナ・B・シェパード
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:アンジェリーナ・ジョリー/エル・ファニング/シャールト・コプリー
サム・ライリー/イメルダ・スタウントン/ジュノー・テンプル/レスリー・マンヴィル
<見どころ>
ディズニーアニメ『眠れる森の美女』ではオーロラ姫に呪いをかけた悪役だった、
邪悪な妖精マレフィセントを主人公とするダークファンタジー。マレフィセントを
アンジェリーナ・ジョリーが演じ、彼女の封印された過去とオーロラ姫を永遠の
眠りにつかせる呪いをかけた理由が明かされる。監督は、『アバター』などの
プロダクションデザインを手掛けたロバート・ストロンバーグ。
エル・ファニングやアンジーの娘ヴィヴィアン・ジョリー=ピットが共演。
おとぎの国のごとく幻想的で美しく、一方でダークな映像世界に期待できる。
<ストーリー>
とある王国のプリンセス、オーロラ姫(エル・ファニング)の誕生祝賀パーティー。
幸せな雰囲気があふれるその会場に、招かれざる邪悪な妖精マレフィセント
(アンジェリーナ・ジョリー)が出現する。オーロラ姫に永遠の眠りにつく呪いを
かけたマレフィセント。それは、なぜなのか。
答えは、謎に包まれたマレフィセントの過去にあった。
<感想>
ディズニー不朽の名作「眠れる森の美女」をマレフィセントの視点から見た映画。
「眠れる森の美女」は絵本を持っていてよく読んでいましたが、魔女の名前が
マレフィセントっていうの初めて知りましたよ。マレフィセントを演じたアンジーは
イメージぴったりで、安心して観ることが出来ました。オーロラ役のエル・ファニング
ちゃんは、キュートだったんだけど、個人的にはオーロラっていうイメージでは
ないような気がしました。あまりにかわいらしすぎて・・・・。
3人の妖精は、子育てへったくそでしたねぇ・・・・。特に、イメルダ・スタウントンは
どこからどうみても、「ハリー・ポッター」のアンブリッジにしか見えなかった・・・。
呪いをかけるシーンは、かなり魅入りましたね。アンジーの演技、ステキでした。
でも、この姿、観ようによってはデビルマンのようにも見えて、時々笑えたんですけど。
あと、幼いオーロラを演じたのは、アンジーの娘さんだそうで・・・。
とってもかわゆくて、癒されましたわ~。
個人的には、マレフィセントにつかえていたカラスがいいキャラクターで、好感大。
ある意味、この作品の陰の功労者と言ってもいいぐらいの位置でした。
逆に、王様と、フィリップ王子の全く華のないこと・・・・。正直、フィリップいりました?
おまけに最後ムーア国にひょっこり現れるだなんてとってつけもいいところ。
映像はとっても幻想的で、見応えあり。特にカラスのCGは超リアルでした。
王様・王子様はグダグダキャラでしたが、マレフィセントのツンデレ的な
キャラは、かなり好感もてましたね。ぶつくさ言いながらもしっかり16年間
影で、しっかり見守っていたあたりは、母親そのものでした。
真実のキスは、「アナと雪の女王」でもそうでしたが、やっぱりそうか、という感じ。
最近のディズニーは、男女愛より、姉妹(兄弟)愛とか親子愛ですか。
内容が安定しているので、安心して観ることが出来ましたが、まぁこんなものかな。
ある意味、アンジーの為の映画だったような気がします。
点数:7点 (10点中)