NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

♪お知らせ♪

★いきなりのフォロー申請は、申し訳ありませんがお断りさせていただいておりますのでご理解ください。                                        ★ブログ本文と関連性が低いコメントは、削除及びスパムとして報告させて頂く事があります。 また、名前が無記名(Unknown)のコメントも、削除させて頂きますのでご了承ください。

<2月の鑑賞予定映画>

「1ST KISS ファーストキス」「ショウタイムセブン」「ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻」「ゆきてかへらぬ」「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」「デュオ 1/2 のピアニスト」

「ビッグ・アイズ」

2015年02月05日 | 洋画

~大きな瞳だけが知っている~

2014年  アメリカ映画   (2015.01.23公開)
配給:GAGA    上映時間:1時間46分
監督:ティム・バートン
脚本:スコット・アレクサンダー/ ラリー・カラゼウスキー
美術:リック・ハインリクス
音楽:ダニー・エルフマン
出演:エイミー・アダムス/クリストフ・ヴァルツ/ダニー・ヒューストン
    ジェイソン・シュワルツマン/テレンス・スタンプ/クリステン・リッター

<見どころ>
世界中でブームとなった絵画シリーズをめぐり、実在の画家マーガレット&ウォルター・キーン
夫妻が引き起こした事件の行方を描く伝記作品。妻が描いた絵を夫が自分名義で販売し
名声を手にしていたことから、アート界を揺るがす大スキャンダルへと発展していく。
監督は、自身もBIG EYESシリーズのファンであるティム・バートン。
マーガレットにエイミー・アダムス、夫ウォルターをオスカー俳優クリストフ・ヴァルツが演じる。

<ストーリー>
1950年代から1960年代にかけて、哀愁漂う大きな目の子供を描いた絵画「BIG EYES」
シリーズが世界中で人気を博す。作者のウォルター・キーン(クリストフ・ヴァルツ)は
一躍アート界で有名人になるものの、何と実際に制作していたのは内気な性格の妻
マーガレット(エイミー・アダムス)だった。自身の感情を唯一表現できるBIG EYESを
守るため、マーガレットは自分が描いたという事実の公表を考え……。

<感想>
「BIG EYES」シリーズの絵は知っていますが、まさかゴーストペインターだったとは
映画を観て初めて知り、ビックリしました。

 
ファンタジー作品が多いバートン監督が、実話を基にした映画を撮った、というので
公開前から気になってました。バートン色がない、ヒューマンドラマに仕上がっていて
個人的には満足いく鑑賞が出来ました。


 
なんか例の佐村河内さんの件を思い起こさせるお話でしたね。
マーガレットには、絵の才能はあったけど、華がない。反対に夫は、商才の才能が
あったおかげで、「ビッグ・アイズ」が有名になったのは、皮肉な話。
この時代、女性の地位が低かったので、夫の才能に頼ってしまったマーガレットも
被害者と言うよりは、共犯者って感じですね。


それにしても、地位と名声に固執してしまうと、あそこまで人間醜く滑稽に
なってしまうものですね。あの漫才みたいな裁判シーンは、笑ってしまいました。
実際、あんな裁判やってたんですかねぇ~。

エイミー・アダムスは、堅実な演技。クリストフ・ヴァルツの怪演は、もぅお見事というしか
ないですが、この2人の演技があっての作品だったと思います。

良い意味でも悪い意味でも、ティム・バートン監督の新境地作品だったですね。

点数:9点 (10点中)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする