NAO日和

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<12月の鑑賞予定映画>

「はたらく細胞」「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~」「私にふさわしいホテル」

「龍三と七人の子分たち」

2015年05月25日 | 邦画

~ジジイが最高!~

2014年  日本映画   (2015.04.25公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画 / オフィス北野  上映時間:1時間51分
監督・脚本・編集:北野武
衣装:黒澤和子
音楽:鈴木慶一
出演:藤竜也/近藤正臣/中尾彬/品川徹/樋浦勉/伊藤幸純/吉澤健
       小野寺昭/安田顕/矢島健一/下條アトム/勝村政信/萬田久子/ビートたけし

<見どころ>
数多くの個性的な作品を世に送り出してきた北野武監督が、ユニークかつ
異色の設定で放つコメディータッチのドラマ。
オレオレ詐欺の被害者となって憤慨する元ヤクザの組長が子分を引き連れ、
孫のような若さの首謀者たちを成敗していく。藤竜也、近藤正臣、中尾彬ら
ベテランや実力派俳優たちが世直しに息巻く血気盛んなヤクザを快演する。
高齢化社会や詐欺犯罪といった社会問題を巧みに盛り込んだストーリーに加え、
バスの暴走などハードなアクションも見もの。

<ストーリー>
組長を引退したものの、ヤクザの性分が消えないために普通の老人として
生きていけない龍三(藤竜也)。そんな毎日にいら立ちを募らせる中、彼は
オレオレ詐欺にだまされてしまう。人々をだます若い連中を許すわけにいかないと、
龍三はかつての子分たちを召集して世直しをすることに。
年齢に関係なくまだまだいけるとオレオレ詐欺のグループを倒しに向かう
彼らだが、行く先々でとんでもない騒動を引き起こしていく。

<感想>
北野作品は、ちょっと苦手なのですが、これは結構楽しめました。

 
藤竜也さんのある意味体当たり演技が、この映画の見どころの一つだったかも。
近藤正臣さんは安定してましたが、おいしいところは、なんだか最後に全部
中尾彬さんが持って行ってしまったような・・・・(笑)

 
高齢化社会・悪徳訪問・詐欺等々の社会問題を、ブラックジョーク交えて描いてましたが
わかりやすい内容だったので、最後まで飽きずみ観ることが出来ました。
個人的には、黒幕のボスを演じた安田顕さんの悪役ぶりに、かなり萌えてしまいました。

しかし、「七人の子分」と書いてあるわりには、目立っていたのは、近藤正臣さんと
中尾彬さんぐらいで・・・・。小野寺昭さんの役は、別になくても良かったんじゃないの?
なーんて、思ってしまいました。

「アウトレイジ」が大好きな人には、この作品は物足りないと感じるかもしれませんが
私みたいな北野作品苦手&初心者の方には、オススメな映画だと思います。

点数:8点 (10点中)

コメント (4)
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