<1月の鑑賞予定映画>
~ワンダーランドの“秘密”は<過去>に~
2016年 アメリカ映画 (2016.07.01公開)
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン 上映時間:1時間53分
監督:ジェームズ・ボビン
製作: ティム・バートン/スザンヌ・トッド/ ジェニファー・トッド/ジョー・ロス
脚本: リンダ・ウールヴァートン
キャラクター原案: ルイス・キャロル
衣装: コリーン・アトウッド
音楽: ダニー・エルフマン
出演:ジョニー・デップ/アン・ハサウェイ/ミア・ワシコウスカ/リス・エヴァンス
ヘレナ・ボナム=カーター/サシャ・バロン・コーエン
アラン・リックマン(アブソレム)/スティーヴン・フライ(チェシャ猫)
マイケル・シーン(白うさぎ)/ティモシー・スポール(ベイヤード)
<見どころ>
「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」をモチーフにした前作の続編で、アリスが
時間の旅に出るファンタジーアドベンチャー。帰らぬ家族をひたすら待っている
マッドハッターを助けるべく、アリスが時をさかのぼり奮闘する姿を活写。前作の
監督ティム・バートンが製作を務め、ジェームズ・ボビンがメガホンを取る。
ミア・ワシコウスカやジョニー・デップなど前作のキャストが続投し、時間を司る
タイムを、『ブルーノ』などのサシャ・バロン・コーエンが演じる。アリスをはじめ
チェシャ猫など人気キャラクターによる新しい物語に期待。
<ストーリー>
ワンダー号での3年に及ぶ船旅からロンドンに帰郷した後、青い蝶アブソレムに
マッドハッター(ジョニー・デップ)のことを聞いたアリス(ミア・ワシコウスカ)。
マッドハッターは、ワンダーランドで死んだ家族の帰りを待っていたのだ。
ワンダーランドに着いたアリスは、白の女王(アン・ハサウェイ)たちから頼まれ、
マッドハッターの家族をよみがえらせるべく、過去を変えようとする。時間の番人
タイム(サシャ・バロン・コーエン)から時間をコントロールできる“クロノスフィア”を
盗み、時間をさかのぼったアリスだったが……。(以上シネマトゥディより)
<感想>
前作「アリス・イン・ワンダーランド」の続編。
「鏡の国のアリス」が原作だけどかなり違う内容に変わっていましたが、それはよしとして。
前回監督だったティム・バートンは製作にまわって、監督はジェームズ・ボビンだが
前作でもバートン色薄かったのに、制作のみになったから、バートン色ゼロ・・・
個人的に、ミア・ワシコウスカの顔がちっとも好みじゃないので、アン・ハサウェイを
もっと観たかったのですが、今回出番少なめでしたね。
今作は、姉妹の確執の原因が描かれてますが、あれは妹が悪いよね。。。。
赤の女王がひがんでしまうのもわかります。
「ごめんね」の一言謝ればよかったのにね、妹の方も。これって大事。
姉妹の確執、親子の確執が時間を通してわかり、そして解決するのわけですが
過去は変えられないからこそ、そこからどう学ぶか?というのをアリスが学び
成長していく様は、見て共感出来ました。
失敗を生かすも殺すも、全て自分の気持ち次第ですね。
タイム役のサシャ・バロン・コーエンが生かし切れてないような感じがして
もったいなかったのと、アブソエルの声を担当したアラン・リックマン、これが
遺作になってしまったのが、なんとも悲しかったです。
声だけでしたが流石!アラン・リックマン。これだけでも観た甲斐がありました(´;ω;`)