<3月の鑑賞予定映画>
~世紀のハッタリ合戦。最後に斬られるのは誰だ!?~
2018年 日本映画 (2018.06.30公開)
配給:東映 上映時間:131分
監督:石井岳龍
原作:町田康 『パンク侍、斬られて候』(角川文庫刊)
脚本:宮藤官九郎
美術:林田裕至
振付:振付稼業air:man
音楽:森俊之
主題歌:セックス・ピストルズ 『アナーキー・イン・ザ・U.K.』
エンディングテーマ:感覚ピエロ 『夜のスピード』
衣装デザイン:澤田石和寛
出演:綾野剛/北川景子/東出昌大/染谷将太/浅野忠信/渋川清彦
近藤公園/村上淳/若葉竜也/永瀬正敏/國村隼/豊川悦司
<見どころ>
芥川賞作家・町田康が執筆した、江戸時代が舞台の人気小説を映画化。
規格外の能力を持つがいいかげんな侍である主人公・掛十之進には綾野剛がふんし、
自らがまいた種で起こる騒動に翻弄されるさまが描かれる。『謝罪の王様』などの
宮藤官九郎が脚本を手掛け、『シャニダールの花』で綾野と組んだ石井岳龍監督が
メガホンを取る。共演は、北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、渋川清彦、
國村隼、豊川悦司ら。
<ストーリー>
江戸時代、とある街道で、自らを「超人的剣客」と豪語する浪人・掛十之進(綾野剛)が
突然、巡礼の物乞いを斬り捨てる。彼は、この者たちがこの地に恐るべき災いを
もたらすと言い放つ。(以上、シネマトゥディより)
<感想>
原作=未読
かなりぶっ飛んだブラックコメディー時代劇ですね。^^;
おたがいの腹を探りながらのハッタリ合戦は、なかなか痛快。
特に心の声は、的を得ているセリフばかりなので、「そうだよね」とこちらもうなずいちゃいます。
はちゃめちゃな展開だけれど、正論しか言わない殿様や権力闘争のことしか頭にない
家臣の立ち振る舞いを見ていると、今の世の中を風刺しているように思えます。
猿や人が人間花火になる場面は、「キングスマン」の頭部ポンポン花火シーンを
思い起こしましたわ(笑)あれ、真似たのか?それとも、原作にもともと描かれていたのか?
ちょっと原作を読んでみたくなりました。
とはいえ全体的には、最後までこのノリに少々ついていけず。。。
観終った後、ほとんど心に残りませんでした。
アクが強いので、好みが非常に分かれる映画かも。
綾野剛君の、大画面でお尻フリフリが見られたのは、ラッキーでした~~。( ̄▽ ̄)v
点数:5点 (10点中)