<2月の鑑賞予定映画>
~地球は、ド派手に裏切られる~
2019年 アメリカ映画 (2019.06.14公開)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 上映時間:115分
監督:F・ゲイリー・グレイ
原作:ローウェル・カニンガム
脚本:アート・マーカム/マット・ハロウェイ
衣装デザイン:ペニー・ローズ
音楽:ダニー・エルフマン/クリス・ベーコン
出演:クリス・ヘムズワース/テッサ・トンプソン/エマ・トンプソン
レベッカ・ファーガソン/リーアム・ニーソン/レイフ・スポール
吹き替え担当:杉田智和/今田美桜/磯部勉/高島雅羅/上田燿司
朴璐美/後藤光佑/玄田哲章
<見どころ>
地球に潜む宇宙人を監視するエージェントたちの活躍を描いた『メン・イン・ブラック』
シリーズの第4弾。敏腕だがいいかげんなHとエリート新人Mのコンビが、地球に迫る
危機に挑む。監督は『ストレイト・アウタ・コンプトン』などのF・ゲイリー・グレイ。
HとMを、『アベンジャーズ』シリーズのソー役でおなじみのクリス・ヘムズワース、
『クリード』シリーズなどのテッサ・トンプソンが演じる。
<ストーリー>
地球に生息している異星人たちの監視と取り締まりを行っている最高秘密機関MIBこと
メン・イン・ブラックの新人女性エージェントM(テッサ・トンプソン)は、MIBロン
ドン支部内に潜んでいるとされるスパイの摘発を命じられる。Mは、先輩エージェント
のH(クリス・ヘムズワース)と共に任務の遂行にあたるが、スパイ側が仕掛けていた
裏工作によってMIBから追われる立場になってしまう。
<感想>
2012年公開された「MIB3」から7年。新たなコンビでの第4弾。
でも、スピンオフ的な位置づけみたいですね。
新コンビは、クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソン。
「アベンジャーズ」のソーとヴァルキリーじゃん!って心の中でツッコミ入れながら鑑賞
テッサ演じるMが、小さいころからMIBになりたくて・・・という設定なんだけど
いくら何でも新人でなんでも出来ちゃうっていうのはね~(笑)
あと、ソーのパロディ的なシーンもありましたね。しかもクリス自身がやってたので
笑いこらえちゃいました。
「MIB」は、エイリアンが出てきますが、今作はポーニーがよかったですねぇ~。
こんなエイリアンならそばにいて欲しい!と思える魅力あふれるキャラでした。
ツッコミどころはいくつかあったが、過去作見ていなくても楽しめる内容に
なっています。
点数:7点(10点中)
~この世界は悪意に満ちている。でもーーー町田くんがいる~
2019年 日本映画 (2019.06.07公開)
監督:石井裕也
原作:安藤ゆき
脚本:片岡翔/石井裕也
音楽:河野丈洋
美術:井上心平
衣装:宮本まさ江
主題歌:平井堅 「いてもたっても」
出演:細田佳/関水渚/岩田剛典/高畑充希/前田敦子/太賀
池松壮亮/戸田恵梨香/佐藤浩市/北村有起哉/松嶋菜々子
<見どころ>
『舟を編む』などの石井裕也監督が、第20回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した
安藤ゆきの漫画を映画化した青春ストーリー。優しい男の子の日常が覆る出来事が
描かれる。主演は、1,000人を超える応募者の中からオーディションで選ばれた
細田佳央太と関水渚。岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、
佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子といった俳優たちが共演している。また全編を
35ミリフィルムで撮影した。
<ストーリー>
町田くん(細田佳央太)は運動や勉強が不得意で見た目も目立たないが、困っている
を見過ごすことのできない優しい性格で、接する人たちの世界を変える不思議な
力の持ち主だった。ある日、町田くんの世界が一変してしまう出来事が起こる。
<感想>
原作=既読。
ブログでお世話になっているmigさんの弟さんである、片岡翔さんが脚本で
参加されていることもあり、公開早々に鑑賞。
主役2人は、新人2人を起用。ピュアな話なので、新人を起用したのは
正解だったかも(^^)脇は、有名な俳優さんで固めているので
安心して観ることができました。なかでも、前田敦子さんはイキイキと
して、ほんわかした中の絶妙なアクセント的存在でした。
原作を知っているので、全体的にファンタジック的なのには正直、最初とまどい
ましたが、映画的にはファンタジーさを少し強めに出したほうが、作品的には
起伏が出てよかったかも
原作既読者の方は、この点で評価がわかれるかもしれませんね。
心が疲弊してしまっている世の中で、町田くんのように人のことを考えて
行動にうつすというのは、珍しく写ってしまうのかもしれませんが
人を思いやる行動が自然にふるまえ、それが当たり前のように感じる
時代がきてほしいですね。
ほっこりする映画でした。さて、原作読みなおすとしますか~。
点数:7点 (10点中)