<12月の鑑賞予定映画>
~ラスト13分。タランティーノがハリウッドの闇に奇跡を起こす~
2019年 アメリカ映画 PG12指定 (2019.08.30公開)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 上映時間:161分
監督&脚本:クエンティン・タランティーノ
衣装デザイン:アリアンヌ・フィリップス
出演:レオナルド・ディカプリオ/ブラッド・ピット/マーゴット・ロビー
エミール・ハーシュ/マーガレット・クアリー/ジュリア・バターズ
ティモシー・オリファント/オースティン・バトラー/マイク・モー
ダコタ・ファニング/ブルース・ダーン/ルーク・ペリー
ダミアン・ライス/カート・ラッセル/ゾーイ・ベル
マイケル・マドセン/アル・パチーノ
<見どころ>
『ジャンゴ 繋がれざる者』のレオナルド・ディカプリオ、『イングロリアス・
バスターズ』のブラッド・ピットとクエンティン・タランティーノ監督が再び組んだ
話題作。1969年のロサンゼルスを舞台に、ハリウッド黄金時代をタランティーノ監督の
視点で描く。マーゴット・ロビー、アル・パチーノ、ダコタ・ファニングらが共演した。
<ストーリー>
人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、
映画俳優への転身に苦心している。彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・
ブース(ブラッド・ピット)は、そんなリックをサポートしてきた。ある時、映画監督の
ロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)が
リックの家の隣に引っ越してくる。
<感想>
公開初日に鑑賞。
当時のハリウッド事情をあらかじめ予習していかないと最後までちんぷんかんぷんなので
事前に勉強しておいてよかったです。
60年代のハリウッド事情が描かれていて、映画好きにはたまりません。
ブルース・リーや、ロマン・ポランスキー監督など、実在の人物も出てくるのも
面白いし、皮肉交じりに描かれているのも笑えます。
シャロン・テート事件や、チャールズ・マンソン事件は、事前予習で
初めて知りました。映画の中で、シャロン・テートが自分が出ている
「サイレンサー破壊部隊」を映画館でお客さんの反応を見て、無邪気に
喜んでいる姿が微笑ましくもあり、この後自分の身に起こることを考えると
なんだか切なく感じました。
タランティーノ監督は、シャロン・テートにずいぶん思い入れがあるように
思えましたね~。
ブラピもレオ様も、好きな顔立ちではないけれど、
演技も顔立ちも渋みが出てきて、若い時より今の方が素敵です。
前半がかなりまったりした展開だったので、少々睡魔が襲ってきたが
後半怒涛の展開で、一気に目が覚めます。
映画通には満足いく内容です。
点数:8点 (10点中)