<12月の鑑賞予定映画>
~これは、熱くて尊くて、
推しに全てを捧ぐ夢に生きるひとたちの物語~
2020年 日本映画 (2020.02.07公開)
配給:東宝 上映時間:114分
監督:福田雄一
原作:ふじた
脚本:福田雄一
ミュージカル作曲編曲:鷺巣詩郎
振付:上島雪夫/HADALI
美術:遠藤善人
衣装:黒羽あや子
出演:高畑充希/山崎賢人/賀来賢人/今田美桜/菜々緒/ムロツヨシ
若月佑美/佐藤二朗/斎藤工
<見どころ>
ドラマシリーズ「過保護のカホコ」などの高畑充希と『斉木楠雄のΨ難』
などの山崎賢人を主演に迎え、WEB漫画を実写映画化したラブコメディー。
ヲタクなカップルの恋路に立ちふさがる試練を、ミュージカルシーンなどを
交えて描く。メガホンを取るのは『銀魂』シリーズやドラマ「勇者ヨシヒコ」
シリーズなどの福田雄一監督。
<ストーリー>
26歳の会社員・桃瀬成海(高畑充希)は、転職先で幼なじみの二藤宏嵩
(山崎賢人)と再会する。イケメンで仕事もバリバリこなす宏嵩はかなりの
ゲームヲタクで、成海もボーイズラブを愛する隠れ腐女子だった。
成海は周りの人にヲタクと知られる“ヲタバレ”を恐れており、家族や友人
にも内緒にしていた。
<感想>
原作=2巻まで既読
映画にするほどの漫画ではないように思っていましたので
映画化は正直びっくりでした。(TVドラマならわかるけど)
冒頭、約10分の意味のない佐藤二朗さんの即興ギャグシーンで
あぁ・・・帰りたい、と思いましたよ。 劇中の合間になら百歩譲って
良しとしますが、いきなりあれでは萎えます。
でもって、なぜにミュージカル調。それも「ラ・ラ・ランド「」もどき
のシーンが点在していて、見ていてイタイ。
そして、なにより原作のいいところが丸つぶれの福田ワールド全開。
真司と悠季、成海と宏嵩の4人の掛け合いの面白さがひとっつもない。
原作を無視した脚本とキャラ設定が、残念で仕方ないです。
良かったのは、音楽が鷺巣詩郎さんだったので、楽曲が素敵だったのと
ED曲が「残光な天使のテーゼ」のメロディをちょっと変えた曲に
していたのが、ツボでした。
それ以外は、すべてが雑で残念としかいいようのない作品でした。
点数:3点(10点中)