<3月の鑑賞予定映画>
~一度でいいから、父さんに会いたい~
2020年 アメリカ映画 (2020.08.21公開)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 上映時間:102分
監督:ダン・スキャンロン
脚本:ダン・スキャンロン/ジェイソン・ヘッドリー/キース・ブーニン
声の出演:ダン・ホランド/クリス・プラット/ジュリア・ルイス=ドレイファス
オクタヴィア・スペンサー/カイル・ボーンハイマー
トレイシー・ウルマン/ウィルマー・バルデラマ
ジョン・ラッツェンバーガー
日本語吹替:志尊淳(イアン)/城田優(バーリー)/近藤春菜(ローレル)
浦嶋りんこ(マンティコア)/新谷真弓(質屋の店主)
ガクストン(丸山壮史)/立木文彦(フェンウィック)
<見どころ>
ディズニー&ピクサーが異世界を舞台に描くアニメーション。
科学や技術の発展によって魔法が影を潜めてしまった世界に生きる兄弟の冒険が
描かれる。監督は『モンスターズ・ユニバーシティ』などのダン・スキャンロン。
声の出演は、『スパイダーマン』シリーズなどのトム・ホランド、『ガーディアンズ・
オブ・ギャラクシー』シリーズなどのクリス・プラットのほか、
ジュリア・ルイス=ドレイファス、オクタヴィア・スペンサーら。
<ストーリー>
科学や技術の進歩と発展によって、かつては当たり前のように使われていた
魔法が忘れ去られた世界。何をやってもうまくいかない少年イアンは、
自分が生まれる前に亡くなった父に会いたいと願っていた。
イアンは、父が母に託していた魔法の杖と彼を24時間だけよみがえらせる
魔法が記した手紙を、16歳の誕生日にもらう。早速魔法を試すが失敗し、
父は半身だけよみがえってしまう。魔法オタクの兄バーリーも父に会って
どうしても伝えたいことがあると、兄弟で父を完全復活させる魔法を探す旅に出る。
<感想>
字幕版で鑑賞したかったが、時間の都合で吹替版。最近、ディズニー作品は
吹替で観てしまうのが多いな・・・字幕版の上映回数少ないように思います(涙)
ちょっと驚いたのが、城田優さんの声の演技がうまかったこと。
城田優さんをまったく感じませんでした。声のお仕事、さらに増えるかな?^^
あと、近藤春菜さん演じる、ローレルがかなり活躍したこと(笑)
なので、尚更、キャラが近藤春菜さんにそっくりとはいえ、違う方が
良かったかな・・・・
兄はちょっと変わり者で厄介者って設定で、確かに見てるとハラハラしましたが
自分には魔法を使える才能がなくても、「俺の弟は魔法使いなんだぜ!」
と誇らしく言ったり、常にポジティブに捉える兄にウルウルきました。
父に会うことが最終目的かと思ったら、そうじゃなかった。
兄弟愛・親子愛も感じるが、大事な人とはきちんとさよならを伝えることが大事、
という死者との向きあい方もラストさりげなく伝えるすてきな映画でした。
春馬君が亡くなった哀しい夏だったので、このラストは涙腺緩みましたねぇ
来年のアカデミー賞のアニメ部門、これで決まりかも??
点数:8点 (10点中)