<12月の鑑賞予定映画>
~荒川弘の大人気漫画、待望の実写化第2弾!~
2022年 日本映画 (2022.05.20公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画 上映時間:123分
監督:曽我文彦
原作:荒川弘 「鋼の錬金術師」(『ガンガンコミックス』スクウェアエニックス刊)
脚本:曽我文彦/宮本武史
衣装デザイン:西原梨恵
美術:清水剛
音楽:北里玲二
出演:山田涼介/本田翼/ディーン・フジオカ/蓮佛美沙子/本郷奏多/黒島結菜
渡邊圭祐/寺田心/内山信二/大貫勇輔/ロン・モンロウ/水石亜飛夢
奥貫薫/高橋努/堀内敬子/丸山智己/山田裕貴/摩赤兒/大和田伸也
藤木直人/山本耕史/佐藤隆太/筧利夫/杉本哲太/風吹ジュン/新田真剣佑
舘ひろし(特別出演)/内野聖陽
<見どころ>
荒川弘のコミックをアイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で実写映画化
したアクションの完結編の前編。国家錬金術師をターゲットとする連続殺人事件を
起こした、額に十字傷を持つ男「スカー」に、主人公のエドワード・エルリックらが
戦いを挑む。監督は前作から引き続き曽利文彦。出演は山田や本田翼、ディーン・フジオカ
らが続投するほか、スカー役の新田真剣佑や舘ひろし、内野聖陽などが参加する。
<ストーリー>
エドワード・エルリック(山田涼介)は、セントラルシティで起きている国家錬金術師
連続殺人事件の犯人で、顔に大きな十字傷のある男スカー(新田真剣佑)に攻撃される。
少数民族イシュヴァール人のスカーは、かつて国家錬金術師たちが投入された内乱で
兄と故郷を奪われていた。
<感想>
原作=既読 アニメ=全シリーズ視聴
「鋼の錬金術師」(2017)感想記事
前作の実写版が酷かったので続編が発表になった時、正直かなり驚きましたよ
今回はシン国の話が出てくるので、東洋系キャラはさすがに違和感は
ありませんでした。しかし、ウィンリィはなぁ~やっぱり金髪でしょ。
スカーが新田真剣佑くんってのも驚きでした。
「るろうに剣心」での縁の印象に残っているので、まさか同じような
敵キャラになるとは予想外でした。
今回は、ベテラン陣の演技が全体を引き締めていたように感じました。
内野さん、ホーエンハイムに似せてきましたね。さすがです。
リンの渡辺君・ランファンの黒島結菜さんもイメージに合ってました。
推しの本郷奏多君もエンヴィーは、やっぱりめちゃくちゃ合ってるわ💛
前回が酷かったので、制作側も見直されたのか?今回は思ったより
酷くはなかったです。ただ説明不足すぎるシーンも結構あったのが
気になりました。リザとマスタングの過去の関係性が唐突に出てくるシーンは
原作未読者にはさっぱりですし、ホーエンハイムもただ出しただけな印象の
シーンには、ちょっとがっかりでした。(伏線張らずにいきなりだったので)
原作で書かれている「理解・分解・再構築」の描き方のバランスが、今ひとつな
感じを受けましたが、前作よりは作り手の熱量を感じました。
どうやって後半まとめあげるのか?
原作ファンとしては、ここまで来たら最後まで見届けたいと思います。
点数:6/10