NAO日和

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<2月の鑑賞予定映画>

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「レジェンド&バタフライ」

2023年02月12日 | 邦画

~運命が、動き出す~

2023年  日本映画  PG12指定  (2023.01.27公開)
配給:東映  上映時間:168分
監督:大友啓史
脚本:古沢良太
音楽:佐藤直紀
美術:橋本創
出演:木村拓哉/綾瀬はるか/宮沢氷魚/市川染五郎/和田正人/高橋努/浜田学
   本田大輔/森田想/見上愛/増田修一朗/斎藤工/北大路欣也/本田博太郎
   尾身としのり/池内万作/橋本じゅん/音尾琢真/伊藤英明/中谷美紀

<見どころ>
『HERO』シリーズなどの木村拓哉が戦国・安土桃山時代の武将・織田信長を、
『奥様は、取り扱い注意』シリーズなどの綾瀬はるかが正室・濃姫を演じる時代劇。
大うつけと呼ばれた若き日の信長が、尾張国と敵対する美濃国の濃姫と政略結婚をし、
やがて天下統一を目指す。監督を『るろうに剣心』シリーズなどの大友啓史、
脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

<ストーリー>
尾張国の織田信長(木村拓哉)は大うつけと呼ばれるほどの変わり者だった。
敵対する隣国・美濃国の斎藤道三の娘・濃姫(綾瀬はるか)と政略結婚という
形で出会った信長は、彼女と激しくぶつかるが、今川義元との戦で一緒に戦術を
練ったことから二人は固い絆で結ばれるようになる。そこから二人は、
天下統一に向かって歩みだす。

<感想>
東映設立70周年記念作品で20億もかけた、というだけあってスケール感大で
キャストも豪華、プロモーションもこれでもかというぐらいの力の入れよう。


信長を描いた作品は過去たくさんありますが、信長と濃姫にこれだけ特化して
描いた作品は初めてでしょう。濃姫は実在しているが資料がほとんどないので
逆に自由に描け、今作のように現代女性を思わせる意思の強い濃姫は
好感もてました。

キムタクの信長は、後半に連れだんだん良かったように思いましたし
やはり本能寺の変のシーンは見ごたえありましたね。
個人的には本作の要は、綾瀬はるかさんだったように感じます。
特に桶狭間の戦い前の夫婦のやりとりで、「マムシだったらこういうだろう」と
濃姫が語るシーンは、鳥肌ものでした。素晴らしい!👏


難点は、あまりにも夫婦に視点を充てすぎたので、合戦シーンがほぼゼロ。
濃姫が桶狭間の戦いで助言したシーンを入れたのだから、この合戦描写だけは
入れてほしかった。あと二人で町に繰り出したが、スリを追いかけた結果
一般市民を殺してしまうくだりは、演出的にどうなんだろう?
一国の大名が市民を殺めてしまうなんてねぇ・・・これがきっかけで
魔王化してしまう、という設定だったのだろうが、もう少しなんとか
ならなかったのかな?映画を見ててモヤモヤしました。

解釈は斬新でしたが、大友監督・音楽は安定の佐藤直紀で映像は見ごたえありました。
でも、やっぱ3時間はちと長かったなぁ・・・。

あと、何気に「タイタニック」を思わせるシーンには笑え
斎藤工が徳川家康と演じてたってEDで初めて知り驚愕でした・・・^^;;

点数:7点/10

コメント (6)
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