
~虚栄という名の花~
2013年 アメリカ映画 (2014.05.10公開)
*今年度アカデミー主演女優賞受賞作品
配給:ロングライド 上映時間:1時間38分
監督:ウディ・アレン
美術:サント・ロカスト
衣装:スージー・ベンジンガー
出演:ケイト・ブランシェット/サリー・ホーキンス/アレック・ボールドウィン/ルイス・C・K
ピーター・サースガード/ アンドリュー・ダイス・クレイ/マイケル・スタールバーグ
タミー・ブランチャード/マックス・カセラ/オールデン・エアエンライク
<見どころ>
ウディ・アレン監督がケイト・ブランシェットをヒロインに迎え、サンフランシスコを舞台に転落人生
の中でもがき、精神を病んでいく姿を描くドラマ。ニューヨークでセレブ生活を送っていたものの
夫も財産も失ったヒロインが妹を頼りにサンフランシスコに引っ越し、再生しようとする過程で、
彼女の過去や心の闇を浮き彫りにしていく。実業家である夫をアレック・ボールドウィンが演じる
ほかサリー・ホーキンスやピーター・サースガードが共演。
シリアスな展開と共に、ケイトの繊細な演技に引き込まれる。
<ストーリー>
ジャスミン(ケイト・ブランシェット)は夫ハル(アレック・ボールドウィン)とニューヨークで贅沢な
生活を送っていたが、全てを失い、サンフランシスコに暮らす妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)
のアパートに身を寄せる。過去のセレブ生活にとらわれ、神経をすり減らしていたジャスミン
だったが、ある日お金持ちの男性ドワイト(ピーター・サースガード)と出会い、自分の身の上に
ついてうそをついてしまう。
<感想>
公開早々観たのに、UPが遅くなってしまった・・・・・・。
なので、感想はさくっと。
今年のアカデミー主演女優賞を獲った作品なので、公開前から楽しみにしていましたが
ブラックな、笑うに笑えない~・・・・そんな印象の映画でした。
ケイトのイカれた演技は、圧巻でした(笑)
見ていて、確かにジャスミンは「痛い女」だし、「愚かな女」でしたが、でも、こういう一面って
人は誰でも多かれ少なかれ持っているもの。だからどこか笑うに笑えない。
妹は負け組タイプだったが、身の丈を知った幸せに気づいて、生きていく。
ある意味、妹のジンジャーの方が幸せですね。
ケイトの堕ちていく女性を見事に演じたのも秀逸でしたが、ジンジャーを演じた
サリー・ホーキンスのどこか可愛い演技も良かったです。
主人公の精神状態は深刻だけど、喜劇風でさらっと観れましたが、
やっぱり共感は出来ないかも?(笑)
点数:7点 (10点中)
やっぱり、「ブルージャスミン」も公開直後に観たんだけどね。
私は、ウディ・アレンの皮肉って けっこう好きなので、今作も どツボで、
映画と同じく 彼女の事は引きで観ていたので、笑える映画だったかな。
兎に角、ケイト・ブランシェットの巧さが際立つ作品でしたネ。
まさしくアレン節に、
しかとケイトがのせられてしまった感の否めない映画でした。
ま、アレン映画は好き嫌いが多いと思うので、
これもケイトが良い女優さんへのステップアップと、
今までのキャリアにアカデミー会員がオスカーを与えのかも^^
アレン作品は好きです。
ケイトが凄かったですね~。
わーい、同じだ^^
痛いけど、なんか笑えましたよね。
ブラックユーモア満載って感じ。
個人的には、「ミッドナイト・イン・パリ」の方が好みでしたが
音楽のチョイスは、さすがだなと思いました。
ケイトの演技、卓越していましたね♪
アレン映画は、好き嫌い分かれますよね。
私は、「ミッドナイト・イン・パリ」の方が好みだったかも?
ケイトの演技は、圧巻でした♪♪
ここのところ、バタバタしてて、なかなかUP出来なくて・・・。^^;
ケイトの演技、凄かったですよね。
ああいう、虚栄心をはってしまうのって、誰でも
多かれ少なかれあるので、アレン監督もうまくそこをついて
描いてるな~と思いました。