~おばあちゃん、僕は誰かを幸せにできるかな?~
2020年 日本映画 (2020.11.20公開)
配給:東宝 上映時間:96分
監督:山崎貴/八木竜一
原作:藤子・F・不二雄
脚本:山崎貴
音楽:佐藤直紀
主題歌:菅田将暉 「虹」
声の出演:水田わさび(ドラえもん)/大原めぐみ(のび太)
かかずゆみ(しずか)/関智一(スネ夫)/木村昂(ジャイアン)
宮本信子(のび太のおばあちゃん)/妻夫木聡(大人のび太)
バカリズム(ナカメグロ)/羽鳥慎一(入れかえロープ)
<見どころ>
3DCGアニメ『STAND BY ME ドラえもん』のシリーズ第2弾。
原作コミックの一編「おばあちゃんのおもいで」を基に、タイムマシンで
過去に戻ったのび太と、亡くなった祖母の再会を描く。
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』でも組んだ山崎貴と八木竜一が
前作に引き続き監督を務める。
<ストーリー>
のび太は、幼稚園のころに他界したおばあちゃんが繕ってくれた、くまの
ぬいぐるみを見つける。大好きだったおばあちゃんを思い出したのび太は、
タイムマシンを使って再会したいと考え、様子を見たらすぐに帰ると
ドラえもんを説得して3歳だったころの過去に戻る。のび太は陰から様子を
うかがっていたが、おばあちゃんに見つかってしまう。
<感想>
3D版ドラえもんの2作目。前作から6年経ってるんですね・・(驚)
今回のエピソードも、もちろん原作既読済み(笑)
原作の「おばあちゃんのおもいで」と「ぼくの生まれた日」の内容を
ミックスした仕上がりになっています。
のび太君は、相変わらずどうかと思うけれど(笑)、やっぱり
「ぼくの生まれた日」はウルッときます。原作を読んだのは小学生の頃で
この時は、のびた目線で読んでいましたが、今はパパママ目線で観てしまう
ので、パパママの会話はじーんときますね。
観る世代で感じ方も変わってきますね。
あと、菅田将暉君の歌った「虹」が本編とマッチしていてとても
良かった。これでさらにウルっときました。
前作までのドラ泣きではありませんでしたが、素直にウルっと来る映画でした。
何度も言いますが、菅田君の「虹」、最高です。
点数:7点 (10点中)
僕らの世代はかみさんと話していたのですが、
やはり大山のぶ代さんの存在が不可欠で、
このストーリーに関しては山崎監督のエッセンス不足が気になったところです。
自分のおばあちゃん(父方)が亡くなったときに、
色んな事情で会いに行けなかったことを思い出し、
そのことに思いを馳せホロリきました(汗)
水田わさびさんの声に慣れたものの、やはり
我々世代は、大山のぶ代さんですよね。
おばああちゃんのお話は、私も小さいころ
祖母を邪険にしていた時期があって、大きくなってから
悪いことをしたなぁ・・・とこのエピソードを見るたびに
ほろっときてしまいます。