~この男、切ないほどに、強く、優しい~
2019年 日本映画 (2019.05.17公開)
配給:松竹 上映時間:121分
監督:木本克英
原作:佐伯泰英 『居眠り磐音 決定版』(文春文庫刊)
脚本:藤本有紀
美術:原田哲男/倉田智子
音楽:高見優
主題歌:MISIA 「LOVED」
出演:松阪桃李/木村文乃/芳根京子/柄本佑/杉野遥亮/佐々木蔵之介
奥田瑛二/谷原章介/中村梅雀/柄本明/佐戸井けん太/高橋努
ベンガル/川村ゆきえ/宮下かな子/菅原大吉/陣内孝則/橋本じゅん
早乙女太一/中村ゆり/波岡一喜/石丸謙二郎/財前直見/西村まさ彦
<見どころ>
佐伯泰英の小説シリーズを、『娼年』などの松坂桃李の主演で映画化した
時代劇。普段は人情に厚く穏やかな主人公が、「居眠り剣法」でさっそうと
悪を斬る。『超高速!参勤交代』シリーズなどの本木克英が監督を務め、
脚本をドラマ「ちかえもん」などの藤本有紀が手掛ける。
<ストーリー>
豊後関前藩の坂崎磐音(松坂桃李)と小林琴平、河井慎之輔は、幼なじみ
だった。磐音が琴平の妹・奈緒との祝言を控えていたある日、事件が起こり、
磐音は二人の幼なじみを失う。奈緒を置いて関前を去り、江戸で浪人として
生活することになった磐音は、昼はうなぎ割き、夜は両替商の用心棒として
働き始める。
<感想>
私、知らなかったのですが、山本耕史さん主演でNHKドラマ化されてたんですね。
ドラマを観た方からは松阪桃李くんの磐音評価はわかりませんが、私はすんなり
観ることができました。殺陣シーンがもっと上手になれば、時代劇もひっぱり
だこになれるかもしれませんね^^
よくも悪くも派手すぎない時代劇でしたね。
最近、エンタメ性が強めの時代劇が多かったので、たまにはこういう渋い
作品もいいかも。松阪桃李さんの磐音は、好みがわかれるかもしれませんが
私は好きでした。そのほか、脇を固めたキャスティングもgood。
柄本明&佑親子の共演も楽しめました。
難を言えば、予告編の段階で奈緒の花魁姿は見せるべきでなかったのでは?
完全にネタバレしちゃってるので、うるっと来る気持ちが激減ですし
遊郭に行き、半年で花魁に上り詰めたっていうのは、ちと荒唐無稽な感じを
受けますけど・・・。
磐音の悲しい過去と、江戸での時々笑えるほのぼのした場面が
いいバランスで描かれて楽しめました。
地味な作品だけど、お客さんの入りもなかなか良いみたいだし
シリーズ化されるのかしらん?
点数:7点 (10点中)
磐音、私も見ました\(^o^)/
こちらは、公開初週は1日3回も上映があったのですが、次の週からは、am9時からの1回だけになっちゃって(^^;;
慌てて、朝イチで観に行きました~。
しっとりとした良い作品でしたよね。
時代劇ではありますが、ストーリーは分かりやく、恋愛テイストもあるので、若い人もとっつきやすいのでは?と思いました。
因みに、私、原作小説大好きで、NHKの山本耕史さん版の『陽炎の辻』もほぼ見ています。
松坂君の磐音は、山本耕史さんとはまた違った、若さや優しさ、色気があって好きです。
今回の映画は、全51巻の小説の中の1巻のお話で・・・ほんの序章なのですよね。
なので、是非是非、続編を希望します(∩´∀`)∩
恋愛テイストもありましたあ作品がかなり渋めなので、観客層はご年配の方が少し多めですよね。
若い方にも楽しめるように感じるのですが。
原作は、51巻もあるんですか!(驚)
NHK版も見たくなってきました。
山本耕史さんも好きな俳優さんなので気になります^^