NAO日和

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「月の満ち欠け」

2022年12月24日 | 邦画

~生まれ変わっても、あなたに逢いたい~

2022年  日本映画  (2022.12.02公開)
配給:松竹  上映時間:128分
監督:廣木隆一
原作:佐藤正午  「月の満ち欠け」(岩波書店刊)
脚本:橋本裕志
音楽:FUKUSHIGE MARI
美術:丸尾和行
劇中曲:ジョン・レノン 「Woman」
出演:大泉洋/有村架純/目黒蓮/伊藤沙莉/田中圭/菊池日菜子/小山沙愛
   阿部久令亜/尾杉麻友/寛一郎/波岡一喜/安藤玉恵/丘みつ子/柴咲コウ

<見どころ>
『鳩の撃退法』などの原作で知られる佐藤正午の直木賞受賞作を実写映画化。
妻子を同時に失い幸せな日常を失った男が、数奇な運命に巻き込まれていく。
監督は『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などの廣木隆一、脚本は橋本裕志が担当。
大泉洋が主人公を演じ、有村架純、目黒蓮、柴咲コウらが共演する。

<ストーリー>
小山内堅(大泉洋)は愛する家族と幸せに暮らしていたが、予期せぬ事故で
妻・梢(柴咲コウ)と娘・瑠璃を同時に亡くす。深い悲しみに暮れる彼のもとに、
ある日三角哲彦(目黒蓮)と名乗る男がやって来る。彼は瑠璃が、事故当日に
面識のないはずの自分を訪ねようとしていたことや、かつて自分が愛した
女性・正木瑠璃(有村架純)との思い出を話しだす。

<感想>
原作=未読
いわゆる輪廻転生のお話。

ドラマのはじまりはジョン・レノンが射殺された直後1980年12月から始まります。

時間がかなり前後するのだが、その割には登場人物が全然老けていかないので
頭の整理に少々時間がかかったのが難点。
この手のは、映像にするとともすればホラーっぽく感じてしまうんだけど
今回も人によってはホラーっぽく感じ取るかもしれません。

私は特に、熱を出してから別人みたいになったのは生まれ変わりじゃなくて
乗っ取られたのか?本来の人格は多重人格のようにどこかへ行ってしまったのか?
このあたりが最後までモヤっと感じてしまいました。
あと、田中圭演じる元夫が、なぜ歌を歌っていた姿だけで元妻の生まれかわりと
確信したのか?(みんな最初は全く信じないのに)
いろいろツッコミどころは多々ありましたね。


有村架純さんが、この作品ではえらく色っぽく感じたのがプラス要素。
ファンは必見かと思います。
親が子を想う気持ち、子が親を想う気持ちのシーンは胸が熱くなりました。
後半のホテルでのシーンはうるっときましたねぇ。

ファンタジー話だが見方によってはホラーに感じる作品。
ラスト小学生が有村架純に戻るシーン、現実だとアウトでしょ(笑)

点数:6点/10


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Nakaji)
2022-12-25 23:28:28
こんにちは。
私もこの映画、ところどころホラーに見えました。。。(笑)
学生が有村架純に戻るシーンはアウトでしたね。。。ないわ~って思いました。
なんか描ききれてないだと思うけど、この人なんなの?とか、これはなに?とかそんなこと思いながらみてた映画でした。
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Nakajiさんへ (NAO)
2022-12-26 00:54:15
こんにちは~Nakajiさん☆

やっぱり少しホラーっぽく見えちゃいますよねぇ。
輪廻転生ものは映像にすると難しいですね。
あまり深く考えずに観たほうがよかったのかもしれません。
今旬の目黒蓮君が観れたのはラッキーでした(笑)
返信する

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