<2月の鑑賞予定映画>
名古屋に行ったからには、やっぱり食べたい「ひつまぶし」。
名古屋でひつまぶしと言えば、「あつた 蓬莱軒」が有名なのですが
凄い人気で、いつも長蛇の列・・・・と聞いていたので、今回どうしようか?と躊躇してたのですが
地元の友達に、「絶対行ったほうがいい!」と念押ししてくれたので
覚悟して?行ってきました。
とは言っても、外で待つのはしんどいので、松阪屋店の方へ。
しかし、ここでも長蛇の列。
でも屋内なので、待つのはかなり楽でした。
50分待ってようやく店内へ。
ひつまぶし (3600円)
もぅ、バカウマ。
タレがたっぷりかかっているのに、関東みたいに蒸してないから
皮が香ばしくて本当に美味しい~。
関東より関西の鰻の焼き方が好きな私には、たまらん食感です。
ごはんもお櫃にめいっぱい入っているので、お腹も膨れます。
いや~待った甲斐がありました。これは納得。
また次に名古屋を訪れた際も、ここのひつまぶしは食べたいと思います。
あつた蓬莱軒 松坂屋店
愛知県名古屋市中区栄3-30-8 (松坂屋名古屋店 南館10階)
電話:052-264-3825
営業時間:11:00~22:00 (ラストオーダー21:00)
定休日:不定休 (松坂屋名古屋店に準ずる)
さて、2日目も天候に恵まれ、朝から早速行動開始!
早めにチェックアウトして、
「TRAZIONE NAGOYA with KAGOME」でモーニング。
ドリンク飲み放題のモーニングセット。
パンがめっちゃ厚切りで、見た目よりお腹が膨れました。
カゴメのお店なので、トマト&野菜ジュースが飲み放題なのが嬉しいですね。
しっかりお代わりして、ゴクゴク飲みました。
夜のメニューも美味しそうだったので、要チェックのお店かも~。
TRAZIONE NAGOYA with KAGOME
名古屋市中村区名駅1-1-4 JR名古屋駅 名古屋タワーズ通り
営業時間:7時~23時
電話:052-589-0805
定休日:無休
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しっかり朝食をとった後に向かったのは、徳川美術館。
徳川美術館は、侯爵徳川義親の寄附により昭和6年に創立された私立美術館。
収蔵品は徳川家康の遺品を中心に、初代義直(家康九男)以下代々の遺愛品や、
その家族が実際に使用した物ばかり1万件余りに及ぶそう。
この日は、 「徳川美術館・蓬左文庫開館80周年記念秋季特別展茶の湯の名品」と
「徳川美術館・蓬左文庫開館80周年記念秋季特別展
日韓国交正常化50周年記念 豊かなる朝鮮王朝の文化 -交流の遺産-」
も同時開催されていたので、常設展+企画展2つ同時に観るという
なんともボリュームある美術鑑賞でした。
常設展は、甲冑や日本刀がいっぱい置いてありました。
日本刀は、あんまり興味はなかったのですが、
(HPより引用)
尾張家初代義直が公卿の装束を着用する際に用いた太刀拵は、目にとまりましたね。
企画展「茶の湯」の方は、中国の南宋時代や明とかの名品の茶碗を
いっぱい目にすることが出来ました。 特に、青磁の陶器の素晴らしかった~。
「豊かなる朝鮮王朝の文化」は、徳川家康はそれまで断絶していた
朝鮮王朝との関係修復に努め、それ以降、朝鮮から“通信使”として
1811年に至るまで、将軍代替わりの祝賀などを機にたびたび来日したそうで、
その時に交わした書物や書画が展示されていました。
江戸時代に日本各地で行われた祭礼には、しばしば「唐人」と呼ばれる異国風の装束を
まとった練り物が出され、非日常的な祭りの場を演出したそうですが、
その名残が今も“唐人まつり”として残っていますね。
あの祭りがの由来がから来ているの、これで初めて知りました。
いや~なかなか見ごたえのある両展示会でした。
これで観覧料1200円は安いかも。
徳川美術館
〒461-0023 名古屋市東区徳川町1017
TEL: 052-935-6262 / FAX: 052-935-6261
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は直後の平日)
平成27年12月14日(月)~平成28日1月4日(月)
観覧料:一般1200円/高校・大学生700円/小中学生500円
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さて、最後に訪れたのは、名古屋城!
滋賀にいた頃、何回も名古屋に遊びに来ているのに
名古屋城だけは一回も訪れたことないんですよ。
戦争で焼失して、復元したものだから、見てもね~~~という意識が
その当時あったのかもしれません。
でも、やっぱり名古屋に来たからには見とかないと!というわけで、行ってきました。
最寄駅は、名古屋市役所駅。
地下鉄の入り口がなんとも立派。
目の前には、名古屋市役所。立派な建物だ~。
名古屋城は、徳川家康が天下統一の最後の布石として築いた城。
構造は、梯郭式平城。
東南隅櫓(重要文化財)
鬼瓦に葵の紋が使われています。
本丸御殿は現在復元工事中で、全体公開は2018年の予定だそうです。
今回は、既に公開されている玄関&表書院を見学。
玄関・一之間
玄関・二之間
表書院・三之間
表書院・一之間と上段之間
本丸御殿を見た後は、いよいよ天守へ。
1945年名古屋大空襲で焼失、昭和34年に再建されています。
天守閣は層塔型5層5階、地下1階で出来ていて、高さは55.6メートルも。
彦根城で見慣れている私にとっては、巨大な天守閣でしたわ。
中には、原寸大の金の鯱がお出迎え。
これで徳川家の威光を表してたんですねぇ~。
で、再建物らしく、エレベーターで展望まで。
ここから見る眺めを撮ろうとデジカメでパノラマ写真撮ろうと思ったのに
全然撮れていなかったのが残念ですぅ~。
名古屋城
電話番号:052-231-1700
FAX番号:052-201-3646
開園時間:午前9時~午後4時30分
※天守閣・本丸御殿へのご入場は午後4時まで
休園日:12月29日~31日、1月1日(4日間)
観覧料:大人500円/中学生以下無料
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観終った頃には、ちょうど帰る時刻だったので、そのまま帰還。
いや~2日間、動きまくりで充実した旅行でした。
iPhoneについている万歩計を見たら、2日間で3万歩!!
脚の疲れがどっと来るのもわかるわ~。
おっと!帰る間際にこれを最後に購入。
世界の山ちゃんの、手羽先~
あ~楽しかった!
今回、同窓会の為、名古屋に遠征しましたが、
せっかく高い交通費払って行ったからには、時間を有効に使わないと!
というわけで、午前の新幹線にとっとと乗り、昼前に名古屋に到着。
名古屋コーチンの親子丼が食べたかったので、昼食は「鳥開総本家」へ。
なんせ人気のお店なので、行列覚悟で行きましたが運よく待たずに座れました。
この直後にだ~~っと行列が出来たので、ほんまラッキーでしたわ。
ここで食べたかったのは、第一回全国丼グランプリ金賞を受賞した名古屋コーチン親子丼。
名古屋コーチンの卵&卵黄&モモ肉が入った贅沢な親子丼。
鶏の臭みが全くなく、ふわとろでめっちゃ美味しかった~。
お腹が空いてたのもあって、あっという間に食べてしまいました。
吸い物は、鶏のコラーゲンスープ。
こちらも鶏のうまみが凝縮されていて、美味しかったです。
しかしお腹が空き過ぎていたので、もっと味わって食べれば良かった…。
手羽先や唐揚げも美味しそうだったので、次回は揚げ物を注文したいな。
美味しゅうございました。
鳥開総本家 名駅エスカ店
名古屋市中村区椿町6-9 エスカ地下街北口フロア
電話:052-454-3350
営業時間:11:00-22:00 (ラストオーダー 21:30)
定休日:無休
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さて、エネルギー充電完了! したので
名古屋に来たからには、どうしても行きたかった名古屋ボストン美術館へ。
ちょうどヴェネツィア展が開催されていました。
(まっ、それを狙って行ったんだけど)
ロビーにはゴーギャンの絵が飾られていました。
500年前のヴェネチアの鳥瞰図は、見応えがありました。
この時代のヴェネチアはかなり人口が多かったみたいですね。
ミケランジェロも認めたヴェネツィア派最大の巨匠
ティツィアーノの作品も素晴らしかったです。
「アレクサンドリアの聖カタリナの祈り」 の艶感ある色彩は見ごたえがあります。
この展覧会で見たかった一つは、モネの「ヴェネツィアの大運河」。
夕刻の情景がなんとも幻想的。
絵画の他にも、この時代主要な産業となったヴェネツィア・レースや絹織物、
ヴェネツィアガラスなどの工芸品の数々も展示。
洗練されたデザインにため息の連続でした。
行って良かったです~。
ボストン美術館 ヴェネツィア展
会場:名古屋ボストン美術館 (名古屋市中区金山町1-1-1)
電話:052-684-0101(代)
開催期間:9/19(土)~2016/2/21(日)
時間:10:00~19:00 (土・日・祝休日10:00~17:00)
休館日:月曜(祝祭日、振替休日の場合はその翌日)年末年始(12/28~1/1)
料金:一般 1,300円/高大生 当日900円/中学生以下 無料
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さて、お次はダイハツ「キャスト」のCMに映っているオアシス21へ。
CMで観た時から気になっていましてね~。
名古屋にある!と聞いて、これはぜひ見とかねば!と思って足を運んだ次第。
ほんとはライトアップした写真を撮りたかったのですが
CMと同じライトアップの時間帯ってごくわずかな時間だそうで。
おまけに、その時間帯は同窓会の時間と重なっているので断念しました。
下は、緑の大地というエリアで、のんびり寛げそうな場所。
頂上の屋根の部分が水が流れていて、数の光の波紋を描き出されています。
こうやって歩けるようになってるんですね。
昼間は家族、夜は当然カップルが多いでそうです。
ある意味、夜時間に行かなくて正解だったかも~。
1人で夜おばちゃんが、プラプラこんなとこ歩くのも変だよね~。
地上からの様子はとれたが、上から眺めたいな~と思い目にしたのがのテレビ塔。
わざわざ700円払って登ってきましたよ。
おぉ~、ここからだとバッチリ見えるわ! 尚更、夜のライトアップが見たかった(笑)
快晴なので、名古屋の街並みもよく見えました。
こうしてみると同窓会前に、けっこう観光したな。
でも、せっかく来たんだから精力的に動かないとね!!
というわけで、2日目に続きます~。
オアシス21
〒461-0005 名古屋市東区東桜一丁目11番1号
TEL:052-962-1011 (9:00~17:00)
週末、大学時代の同窓会の為、1泊2日で名古屋に行ってきました。
爆弾低気圧が通り過ぎてくれたおかげで、絶好の行楽日和でした。
先日、関東に住んでいる仲間でプチ同窓会をした際に
名古屋でだったら、中間地点なので出来るかも?
という話になり、地元組メンバーとかけあってくれたおかげで今回、実現できました。
いろいろ奔走してくれたO君と、きっかけを作ってくれたT君に感謝です。
なんせ、私は地元組メンバーとは卒業して以来ほとんど会ってませんので
実に約30年ぶりの再会なんですよね。
月日の経つのってなんつー恐ろしいことなんでしょ。
てなわけで、同窓会の会場は、「炉端料理かこいや」。
もちろん、名古屋名物の手羽先やどて煮もしっかり頂きました。
再会したら、瞬時にあの頃に戻っちゃいますね。
2次会含めて6時間の会でしたが、あっという間に時間が過ぎちゃいました。
また次回もやろう!となったので、またこのメンバー+何名かで
近いうちに開きたいと思います。
あ、もちろん名古屋観光もしてますので、その話は後日UPしまーす。
~絶対、守り抜く~
2015年 日本映画 (2015.09.12公開)
配給:松竹 上映時間:139分
監督:堤幸彦
原作:東野圭吾 『天空の蜂』(講談社文庫刊)
脚本:楠野一郎
美術:相馬直樹
音楽:リチャード・プリン
主題歌:秦基博 『Q&A』
出演:江口洋介/本木雅弘/仲間由紀恵/綾野剛/國村隼/柄本明/石橋蓮司
佐藤二朗/向井理/光石研/竹中直人/やべきょうすけ/手塚とおる
永瀬匡/松島花/落合モトキ/石橋けい
<見どころ>
人気作家・東野圭吾が原子力発電所を題材に1995年に発表した傑作小説を、
堤幸彦監督が映画化した社会派サスペンス。最新鋭の大型ヘリを手に入れた
テロリストが、日本全国の原発の停止を求め稼働中の原発上空でホバリングさせる
テロ事件を描く。困難な直面に立ち向かうヘリコプター設計士を江口洋介、
原子力機器の設計士を本木雅弘が演じ、初めての共演を果たす。東日本大震災に
よる原発事故を経験した日本において、改めて社会と人間の在り方を問う衝撃作。
<ストーリー>
1995年夏、愛知県の錦重工業小牧工場から防衛庁へ納品する最新の設備を
搭載したヘリコプターが、正体不明の人物によって奪われてしまう。
やがて遠隔操作されたヘリは稼働中の高速増殖炉の上空でホバリングを開始し、
テロリストが日本全国の原発停止を求める犯行声明を出す。
さらに、ヘリ内に子供がいることがわかり……。
<感想>
1995年に、原発を題材にした東野圭吾さんの同名小説を映画化。
20年前に発表された小説ですが、現在のことを予言でもしてたかのような内容で
正直ビックリしました。
モッくんは、「日本の一番ながい日」とはまた違う迫力ある見事な演技でした。
江口洋介さんは頑張ってたけど、江口さんのままだったな・・・・。
綾野剛君は、台詞や登場時間は少なめでしたが、こういう狂気めいた役がほんとに
上手です。逃げるたびに、自ら身体の一部を切り落とすシーンは、鬼気迫る空気で
思わず目を背けてしまうほど。
あんな重要機密なところに、簡単に子供が入れてしまうような施設ってどうなん?
など、ツッコミ箇所はあるが、登場人物が語る台詞は一言一言実に重いです。
原発に対して、反対&推進と簡単に言わずに、ちゃんと現実をしっかり見て
考えた方がいいんじゃないの?と提議しているような作品。
原発とどう向き合っていくのかを考えるためにも、観ておいた方がいい映画でした。
点数:8点 (10点中)