くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(85)ブルーアクシルクロミス Chromis caudalis

2013-07-26 09:20:53 | シパダン図鑑


きみは何スズメダイ?
ヘルフリッチのいたオーバーハングで、アケボノキッズの近くにはデルタスズメダイがいて、デルタの近くにはこの子たちがいた。
肉眼ではさえないグレーだけれど、光があたれば、オリーブ色のボディになんて美しいブルー。
手持ちの図鑑では、洋の東西を問わず、該当魚なく…。
<ふちの青いスズメダイ>でググったら、Blue-axil chromisにゆきついた。
【axil】とは「葉腋」だそうだ。
葉腋と言っても、まるでピンと来ないが、葉の付け根のところを言うらしい。
特徴をとらえてんだか、とらえてないんだか。
なんで海のもんみて、植物の専門用語にゆきつくのか、命名する人の感性はいったい?

それにしても、スズメダイって奥深い。
スズメダイファミリーは攻撃的だったり、目つきが悪かったり、手放しで好きではないけれど、これからは目の前に現れた地味なスズメダイも、ガン見することにしよう。
ヘルフなきあとも、タートルパッチのオーバーハングには寄らなきゃいけないなあ…。
取り残されるリスク増。


----- 2013年10月追記 -----
目じるしは、むなびれのつけ根のブルースポット。
先日のシパダンで、はじめてスズメダイたちを注意深く見るようになったが、島一周、スズメダイ口密度は高い。
このブルーアクシルにも、いろんなポイントで出会えた。
シパダンでは、若手アケボノハゼの近くでよく見かける。






コメント
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