くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(138)ハクセイハギ Cantherhines dumerilii

2013-11-21 09:24:37 | シパダン図鑑
フグ目カワハギ科のハクセイハギ。


うっすらと帯が入っているのが、barred filefishと呼ばれるゆえんだろう。
fileにはヤスリという意味があって、サンドペーパーのようなザラザラした肌の質感から来ているらしい。
WikipediaのEnglish版によれば、乾燥したカワハギの皮で、木製のボートを仕上げていた時代もあったとか。

とぼけた顔をしているが、黄色い尾びれに浮かぶ、片側2本ずつのトゲを持っている。
まあ、われわれレジャーダイバーがハギにふれることもないけれど…。
過去、ゴマやキヘリに襲撃されたトラウマからか、どうも、このハギ系のフリルの入った背びれが苦手。