くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

うきうき(雨季x2)モルディブ バア環礁の巻(8) 9月18日(金) …そして弾丸シパダンへ

2015-12-14 15:38:19 |  ダイビング
下船日
ダイビングのない朝は、ゆっくりめ。
この旅、はじめて朝日を見ない朝。
起きたのが、サンライズとはほど遠い時間だが、けさは雨がしとしと・・・。
みんなの器材が屋根の下に寄せ集められていた。
器材はおおかた乾いていて、ほっ。


朝食後、集合写真を屋外で撮る予定だったものが、船内に。
年間通じて、あんまりないことらしい。

的場画伯のWTP20周年記念ペナント。


画伯には、ぐるぐるマンタ記念フィンにしていただいた。


あした下船で、きょう潜る人たちは、3人だけ。
本来ならラッキーなのに、この天気で浮かぬ顔。
精算とパッキングだけがミッションで、他にはすることもないけれど、いつの間にかランチ。
そして、キャプテンへのチップ授与式。
この握手で紙幣を握らせるモルディブクルーズ式チッピングが大嫌い。
今回は、これまでお釣りでもらって使いあぐねていたルフィアを忘れずに持って来たので、あわせて「ちょっとルフィアも」と渡す。
チップを渡したら、ドーニに乗って、空港に向かう。

どーんより。
マンタの神に去られ、太陽の神にも去られ、先細り感。
途中、わざわざイクエータに寄っていただき、初日のチェックダイブで落とした指示棒を回収。
カオリータ御大が出てこられ、ずっと乗っていないだけに、気まずい…
イクエーターにも、またお世話になりにきまーす。

空港でドーニを降りると、雨は止んでいた。
時計は17:30、残念なサンセットタイム。


空港に着いたら、UL便利用の皆さんは、チェックインへ。
SQ利用の私は、チェックイン開始まで軽く3時間くらいあるので、空港ホテルのレストランでよどむことに。
荷物は一時預かり所に預け、空港へホテルへ。
いつもの送迎のお姉さんが、シャトル乗り場まで連れて行ってくれた。
以前は、すみっこにただ寄せ集めて5ドル取られていた感のある一時預かりだが、進化していた。
ちゃんとインフォメーションブースで預かり札を切り、荷物のストレージ用の専用ルームができていた。
荷物を預け、シャトルに乗り、ホテルに行ったら、アホみたいに高いアイスをついばむ・・・

することもないので、ひたすらWiFi。
レストランで思い切り長居をしたあと、SQのチェックインにあわせて、シャトルバスで空港に戻る。

SQ451 マレ2325 シンガポール0710
インフォメーションブースで荷物預かり代を支払い、セキュリティチェックへ。
その入り口で、斡旋のお姉さん再登場。
気にしなくてよいのに、しっかりケアしてくれる。
「のりつぎありますよね、フライト遅れてるみたいなんです。」
きょうからシルバーウィーク。
私は日本にはまだ帰らず、危険な海域、シパダンに寄るのだ。
そのために、シンガポールからコタキナバルへ飛ぶのだが、乗り継ぎが1時間しかない。
「どのくらい遅れているんですか?」
「フライトがシンガポールを発ったかどうか…」
とりあえず、カウンターにゆき、マーレ→シンガポールと、シンガポール→コタキナバルのチケットをみせる。
遅れているわりには、コタキナバルまでのボーディングパス2枚が出て、荷物もコタキナバルまでタグがついた。
まあ、なるようにしかならないでしょう。

マレの免税は来るたびに、なんとなく変わっているけれど、相変わらず買いたいものもない。
そして今夜も空港はチャイニーズであふれ、爆買い。
iPhoneのバッテリーがピンチなので、コンセント近くのベンチに座ってチャージしながら、睡魔とのたたかい。
アップデートされたフライトインフォメーションを聞き逃さないよう、眠るわけにはいかない。
でも、なんの音沙汰もない。
いちおう、本来の出発時刻1時間前を切ったところでゲートにゆくと、ディレイのお詫び状とボックスのミールが置いてあった。

空港内冷え冷えのところに、体冷やすものばっかりやん。
ディレイだから、ミールバウチャーが出るだろうと、胃袋はBKでワッパーをと期待していたが、このしょぼさ。
ポットからコーヒーか紅茶がもらえるが、全然あたたまらない。

どうやってもKK便には間に合わない時間になっていた。
頭の中は、シンガポール-コタキナバルのチケットを払い戻しさせて、15時すぎのエアアジア便を買うこと。
当日でも、十分安くあがる。
眠さと冷えで、思考は停止していたが、それでも止まらぬ損得勘定。
そんなとき、「ぺいじんぐ ぱっせんじゃー」のアナウンスが鳴り響く。
なんだ、ボーディング開始時刻のアナウンスじゃねーのかよ、と思ったら、フルネームを呼ばれ。
立ち上がると、まわりにジロジロ見られ、バツが悪い。
特に、まわりの日本人には、あいつはxxって名前なんだとわかってしまう。
きっと、よびだされて、Youは乗り継ぎできないから、荷物をシンガポール止めにします、とか言われるんだろーな。
ブスッと係員のところにゆくと、エコノミークラスの搭乗券を取り上げられ、「Youにはビジネスクラスのボーディングパスをあげます」
ラッキー♪となるべきところ、頭の中はKKのことだけなので、「ああそう」と受け取り、「私の乗り継ぎはどーなるんすか?」とたずねたら、「そのままtryでオッケー」と言われた。
何かミラクルがない限り、オッケーなわけないじゃん。

久々に乗ったSQのビジネスは、すいていた。
たった4時間45分だけど、ありがたいことだ。
午前1時過ぎに出発して、真夜中のミール。
みんな眠っているが、「ベジタリアンですよね?」とわざわざ確認してくれたので、睡眠削ってもいただく。
ワインも飲んどけ~。タイガーも。

サラダ


パン


メイン


デザートはマンゴブリュレ。美味。


コーヒー


ああ、メタボの予感。
こうしてろくに眠りもせず、シンガポールに着陸したのは、コタキナバル行きの出発時刻の10分後であった。

失せ物は出て、ディレイして、アップグレード、乗り遅れ…
不運と幸運が交互に訪れ、まあ、プラマイゼロ。
さあ、KKまでどう行こうかな。
コメント
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