小野小町の和歌をヒンディー語訳するように頼まれ、14首ほど訳した。朝日新聞の発行した小野小町集を基にしてそれに従って訳したが、注記が間違っていたりして、ちょっとやりにくい。ウニタ教授が持っている本のコピーに従うから、その和歌の番号に合わせるしかない。
こういうのはやはり、老舗の出版者のものでないと、良いものがないのかもしれない。
もっとも、芭蕉の『奥のほそみち』の注記も同じ間違いを岩波、角川など、皆一様にしているのは、最初の研究者の間違いをそのまま踏襲しているからであろう。
それを訂正した本を書こうと思っているが、なかなか時間が取れそうにない。
というのも、今回、マハートマーガーンディー国際ヒンディー語大学のほうから、補助金の申請をするようにいわれた企画は、現代印度ヒンディー語詩人の何人かの詩を日本語訳してほしいというものだから、それに1年は十分に掛かりそうだからだ。遠藤周作『深い河』はそれからにすることになる。
こういうのはやはり、老舗の出版者のものでないと、良いものがないのかもしれない。
もっとも、芭蕉の『奥のほそみち』の注記も同じ間違いを岩波、角川など、皆一様にしているのは、最初の研究者の間違いをそのまま踏襲しているからであろう。
それを訂正した本を書こうと思っているが、なかなか時間が取れそうにない。
というのも、今回、マハートマーガーンディー国際ヒンディー語大学のほうから、補助金の申請をするようにいわれた企画は、現代印度ヒンディー語詩人の何人かの詩を日本語訳してほしいというものだから、それに1年は十分に掛かりそうだからだ。遠藤周作『深い河』はそれからにすることになる。