芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

近頃もの忘れしやすい、

2010年09月18日 | Weblog
『ひかりそへたるーーー源氏物語の恋の歌』を出版してから、もうだいぶ経っているから、古語の言葉の意味など忘れているであろう。
何しろ、近頃は、しまいなくして、探し物に毎日時間をとられていることが多いから、言葉のほうも同じである。ヒンディー語を始めると、日本語がさっぱり出なくなったりしている。
『ひかりそへたる』のあと、『竹取物語』の現代語ヒンディー語訳したので、そのときも若干和歌が出て来たが、訳を見ていただいた秋山虔、東大名誉教授から格別何も言われなかったように思うから、そう間違ったことは言っていなかったと独り決めしている。しかし、それからでも、古文から遠ざかって、数年になるから、五十の手習いでは、忘れる速度のほうが速いであろう。
佐藤元大工さんの奥さんが亡くなったという。つい、先日まで、ワラビを届けてくれたりしていたのに、人の命はわからないものだ。合掌。