芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

23日遠藤周作『深い河』の講演詳細

2010年09月26日 | Weblog
23日の遠藤周作『深い河』の講演について、もう少し詳しく書くことにする。
当日、ウニタ教授の家に行き、待つ間に、講演者と挨拶をする人達に花を渡す習慣だとかで、探しに行ってなかったので、お茶を買って来たとかで、それを講演の前に席に座っている時にもらった。そういえば、24日の出版記念パーティーでもマノージ・シャルマー氏が生花をもらっていた。国際交流基金にウニタ教授がハイヤーを雇って行ってくれたのは、前回の小野小町のときも同じで、そういうことにウニタ教授が相当にお金を個人的にかけていることが解る。
デリーの今年は、48度まで上がる異常な暑さであったが、9月になっても雨期が明けず、毎日、一度は土砂降りか、しとしとぶりかする日であり、上流のヒマーラヤの麓では、洪水で流される家もあったようだ。23日の当日も、雨であちこちに水たまりが出来て、道が悪く、集まりが悪かったので、それでも司会が到着する前に、15分遅れで始められた。しかし、遠藤直国際交流基金所長と内山浩二郎在印日本大使館一等書記官の挨拶が終わる頃には用意された30席がほぼ満席なっていた。私の講演のあと,『深い河』がガンガーであるから、ガンガーに関する自作の詩を参加した三井化学の阿部敏之さんやRajBuddiraja, Ranjit Saha, Manoj Sharma, Upendra Kumar, Ganga Prasad Vimal各氏の詩人達が読んでくれた。これもウニタさんの企画である。