朝、学長室から電話があり、私が17日に提出した休暇届に問題があると言われ、丁度、10時に大学の車で大学の銀行に行くことになっていたので、10:15分に学長に会う予約をした。ところが、車の掃除がなかなか終わらず、10:05になったので、学長に会うことになったと言うと、10:10に出た。ちょっと遅刻したが、前の面会が遅れていたので、少し待たされた。
休暇届は、EL という休暇と夏休み休暇を組み合わせたので、それが良いかどうか学長が判断できないので、討論すると書いたのだそうだが、今朝方既に学長が事務方の専門家、パンデイ氏に確認して、了承したのだそうだ。学長室の係が、それを知らないで、私を呼んだのだ。私は、パンデイ氏に相談しながら書いたものだから、手続きの可否はお任せである。しかし、折角呼ばれて学長に会ったので、学生の就職斡旋に便宜を図るため、在印日本大使館に現在相談していることを述べた。学長からも連絡してくれることになったので、重荷が降りた。それと、日本に研修生を送るにあたり、現在大学が選んで送っている他に、日本商工会議所が募集しているのを学生に教えたと報告した。
これで、大学の仕事は全部終わり、昨日、引き出せなかった銀行の現金については、ちゃんと記帳していなかったので、沢山残っていると思ったのが間違いであることが分かった。14日に給与が遅れて振り込まれたと思ったのは、1914年の省略で、日本とは年月が逆さに書かれているから間違いであることが分かった。 疲れてるからか、不注意になっている。これで、夕方の汽車に乗り明日はデリー到着である。
今朝、小学校勤務のトーマスさんが、外国人登録所では、金をつかませたのかというので、いや、出していないと言うと、インドでは全て賄賂だと言われた。彼は午後2時来て、インド菓子のお土産をくれた。
不在だった外国人登録所の担当者の携帯電話番号を聞いていたので、朝かけてみたら、二十六日まで職場に出ないと言う。替わりは誰でも出来るから、いつでも行くようにと言うので、大学の車の運転手の都合が良いと言う15:00に行っても良いかと外国人登録所に電話したら、どうぞというので、運転手を待ったが、15:00を15分過ぎても来ない。やむを得ず、電話したら、車がパンクしたと言いながら、直ぐに来た。どこもかしこも出鱈目である。
外国人登録所では、昨日対応した係が、自分には出来ないというので、いや、誰でも出来ると言っていたと言うと、誰が言ったのかと聞くので、担当者に電話で聞いたと言うと、私にインドと日本とどちらが好きかとか聞いて、私がインドに100回以上来ているのは、好きだからだろうと言うと、おもむろに、私と家族の登録証を開いて、それにゴム印を押し、デリーを出る日を三日以内と書き入れた。それに責任者が戻って来たので、署名してもらい、その複写を近くのコピー屋でして来るように私の運転手に言いつけた。16枚、16ルピーで複写してきたと言うので、20ルピー札を上げた。帰りがけにパン屋でパンを買うと、自分にもブレッドを買ってくれと言った運転手は、ブレッド代30ルピーをよこさなかった。複写の手間賃のつもりか。
しかし、外国人登録所のあと、三カ所で運転手の用事に付き合って、冷房を切られた車で酷暑の中ずっと待たされていたのに、運転手が私の買い物を待つわずかの間は、冷房をつけて待っていたし、ATMに寄って、現金を引き出す私を待つ時もつけっぱなしであった。しかし、2カ所ともどういうわけか、現金が引き出せず、銀行で聞いても分からなかった。ひょっとしたら、今日が、アラハーバード銀行の創業150年のせいかもしれない。明日、大学の銀行に行って聞くしかない。