26日9時過ぎにほぼ予定通りの時刻にデリーのニザームッディーン駅に着いた。クーリーが250ルピーでプリペイドタクシーまでというのを200ルピーで35キロ程ある荷物を運ばせた。タクシーの運転手がうるさくつきまとうので、コンノートまでいくらか聞くと、550ルピーと吹っかける。そこでプリペイドタクシーに聞いたら、380ルピーなので、やはり、プリペイドタクシーでサラワナに行った。朝食をとって、約束の10時半を過ぎたので、その上にある印刷所、ゴンダルス・プレスに行くと、編集長は来ていないが、マックの使い手が来ていたので、瀬戸内寂聴『デスマスク』のヒンディー語訳の本を50部受け取った。きれいな印刷である。そのうち10部をすぐ、シャンカル・マーケットのピカディリー書店に持って行って預けた。往復、酷暑の中を歩いたので、汗だくになった。
前に預けた『登米物語』のヒンディー語訳は1冊も売れていないという。今回も同じであろうが、長年つきあってきた書店だから預かってくれたのだ。日本に持ち帰るのが40冊というのもかなり重い。