早速昼休みに例のユリを見に行った。
するとあのラッパ状の花びらはきれいさっぱり剥がれ落ちていて、真ん中のめしべだけが一本さびしく残されていた。
「あちゃー…」と思ったが、あまりにも見事に落ちていて、その凛としたたたずまいに、かえって逞しさ、したたかさみたいなものを感じた。
これは木々が冬を越すために枯葉を落とすように、きっとユリも花を落としてあのユリ根に養分を蓄え、越冬の準備に入ったのかもと思えた。
もう「花とおじさん」のおじさん役は終わりだなぁ…と思ったのだが、こうなったら冬の間も見守っていこうという意欲がわいてきた。
おじさん…まだやるぞ。
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