つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

うたかたの夢

2008-12-30 19:31:45 | つらつら思うこと

にほんブログ村 ポエムブログへまた、うすくれないの夢を見た。

若かりし頃の恋心、切なさ、ときめき、恋人同士のアイコンタクト、などを
思いださせるような内容だったのだ。

目が覚めて、ああ…あの頃のようなあんな想いをもう一度味わいたいものだなあ…と思ってしまった。

もしも今、そのような僥倖に出会ったならば、今一度あの歓びを味わえるだろうか。

その人に会えば心ざわめき、胸の奥に歓びが湧き上がり、会話を交わせば
何かを伝え合い、会えなければ切なき寂しさに包まれる。

そして、とまどい、メランコリー、幻想、などに心身がゆすぶられる“病”に
かかることができるのだろうか。

ある人が言っていた、「大人というのは実際には居なくて、子供の頃に作った
虚像にすぎない」というのである。

今、大人といわれる年齢になって、同じような年齢層の人たちを見回せば、
確かに多くの年齢は刻んでいるものの精神的に“大人”と言える人が何人
いるだろうか。

ましてや、わたしなどは…と思ってしまった。

ただ、ちょっと違うのは、今、その日、その時、を大切にし出したことである。

例えばそんな人が会社に居れば、顔を見るだけで心が弾むその時を感じ、
会話を交わせば、通い合うものに歓びを見出し、より幸せを噛みしめるに違いない。

ともすれば殺伐となりやすい、会社ライフにうるおいをもたらし、人生そのものも
潤ってくるだろう。

いやあ恋心の力というのはすごいなあと改めて思うのだった。

問題はその肝心な相手が居るかどうかということであるが、まあ…そのへんは
いいじゃないスか、居るというつもりで…。

    巻き戻す  うすくれないの  春の夢

                           issei

なーんて句もあったっけ。

うたかたのオヤジな夢でも醒めるなよ。

 

コメント
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