つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

たどりついたらいつも…

2010-10-10 04:37:22 | 
先日車で出勤の時、天気予報は曇りだったが、会社に近づくにつれ
ヤな予感が頭を過った。案の定フロントガラスに雨がポツリポツリと当たりだした。

会社の駐車場に到着したときには、ザーッとゲリラ豪雨に見舞われ、会社の玄関をくぐった時には
びしょ濡れになっていた。そうなのだ。わたしは何を隠そう水もしたたる雨男なのだった。
仕事を始めるころには雨はすっかり止んで、仕事中一滴も降らなかった。仕事を終え、
ロッカーを開けると、濡れていた服はすっかり乾いていた。

帰る車の中、自宅マンションに近づくにつれ、またフロントガラスに雨がポツリポツリ…。
まさかねえ…。そのまさかで、マンションの外駐車場に着いた途端にドーっとゲリラ豪雨。
駐車した車から走り出て玄関に入るまでのわずかな時間にずぶ濡れに…。
よほど日頃の行いが悪いらしくもう苦笑するしかなかったのである。

そんなとき、今年の展示会で知り合ったカメラマンのK氏から飲み会の誘いがあった。
K氏とは今年すでに1度呑んで意気投合した人で、呑みたい人だったので、二つ返事で
OKした。

週末の夜、前回と同じ店で落ち合った。案内された席も前回と同じ角のカウンター席だったので
2人顔を見合わせニンマリ…。日本酒通のK氏が言うには、わたしには日本酒が似会うそうで、氏の
推薦の純米酒を頼み、受け皿にこぼして並々と注ぐ冷酒を酌み交わした。銘柄は忘れてしまったが、
まろやかな口当たりの香りのいい酒で、旨かった…。

ところで、K氏によれば、自分は晴れ男でもなく雨男でもない、曇り男だというのだ。
なるほど、この日はどんよりと曇り、K氏の曇り男ぶりをいかんなく発揮した。

しかし、店を出るころには雨が降り出し、我が雨男ぶりの出番である。「秋雨じゃ濡れていこう」と
わたしが言って二人苦笑しつつ、濡れて帰ったのである。
コメント
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